世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

永続的国際貢献の日本独自の人道支援の創設を!

2007年09月12日 | Weblog

9.11米中枢同時テロから6年の歳月が過ぎた。あれから米

国を中心とする軍事力によるテロ撲滅の成果は上がっていない。

益々、泥沼化に陥っているのが現状である。引くに引けぬジレンマ

にあるのが現実だろう。日本はテロ撲滅の国際貢献のもとに経済

援助で支援したが、旗を揚げろ(アフガン攻撃に絡んで)、との要請

でインド洋上の海自の給油(水)補給に踏み切り継続してきた(無

償給油、累計220億円―無料ガソリンスタンドーとの声もある)。

時限立法なるが故に再三の延長を繰り返してきた。来る11月1日

に期限が切れるそのテロ特措法について再延長の是非が与野党

で議論される。政府・与党は米国の強力な要請と40数カ国から感

謝されているとの立場から再延長を主張している。シドニーで安倍

首相は自身の命運を賭けて延長成立させたい意向を表明した―

「野党の理解を得るため、職を賭して取り組んでいく。職責にしがみ

つくということはない」と内閣総辞職も有り得るとの意向をも仄めか

した―。先のオーストラリア APEC・アジア太平洋経済協力会議

首脳会談で安倍首相は米ブッシュ大統領、ハワード豪首相、メルケ

ル独首相、パキスタンのムシャラフ大統領とのインド洋上での給油

活動の継続を「最大限努力する」と約束した。・・・海上自衛隊の活

動は国連安保理決議1368を根拠としている、とされている

が・・・。世界の趨勢は人道を踏みにじった非道なテロの行為を断じ

て許してはいけないという怒りが頂点に達している。思想信条、宗

教、文化を超えて政府、民間レベルから湧き起こっている。国際連

携の要請が益々、強くなってきている。テロとの戦いは麻薬撲滅、

人身売買、ひいては核の拡散防止にも繋がる。・・・この様な世界

の趨勢に『武力による鎮圧に連動する他国の支援』という態様から

脱し、日本独自の<国家による難民・市民に限っての人道支援>

を模索すべき時期に来ているのではなかろうか、世界を見渡すと

(先進国、途上国を問わずホームページから得られる情報)、いろ

いろな国際貢献の支援の在り方がある。今回の様な先進国40数

カ国余のテロ撲滅の在り方のみが唯一、有力な手段だとは言いが

たい。独立国家、日本独自の人道支援の在り方は、難民・市民に

限っての、とりわけアフガニスタンの難民・市民への人道支援に徹

すべきだと思う。今後の日本独自の支援の在り方を模索し軍事力

に連動する支援ではなく『難民・市民に限っての人道支援』に徹す

るべきである。これが最大最高の有力な人道支援ではなかろうか。

今臨時国会は「テロ対策特措法」延長に鑑み、これからの日本独

自の人道支援の在り方も議論してほしい。・・・。

付記:1.安倍首相の発言の数々「退陣すべきだとの意見も十分承

知している」。「深い反省の上に立って、今後、国政に当たっていき

たい」。「戦後レジームからの脱却がどうしても必要で、改革を止め

てはならないとの一心で続投を決意した」?(先の参院選の民意で

はない)。改革の影に光を当て「優しさとぬくもりを感じられる政策

に全力で取り組んでいく」(格差拡大の地方への配慮か)。「世界の

平和と安定なくして、日本の安全と繁栄はない」(抽象的表現)。

「政策実行内閣」。「野党と建設的な議論を深め、一つ一つ丁寧に

答えを出していくことに最善を尽くす」(絵に描いた空言の様な気が

する)。・・・安倍カラーの「美しい国」、「憲法改正」は後退・・・。違

和感を覚えるのは”参院選の民意に反しての文言”である事。「戦

後レジームからの脱却~云々~」は民意に反し続投の理由にはな

らない。 与党内からも不協和音が続出し「戦略なき暴走だ」との

当惑の声が出ている<四面楚歌>。テロ特措法に関しては「ここで

撤退し、国際社会における責任を放棄して、本当にいいのか。引き

続き活動が継続できるよう、ぜひともご理解いただきたい」。「国際

公約となった以上、職を賭して取り組んでいく(違和感があるのは

ブッシュ大統領にテロ特措法継続の要請に対し<最大限努力する

>、という文言が”国際公約”と言えるのか疑問だし国民の合意は

得ていない首相自身の押し付け論理)」等々・・・。

2.政府は「新法案」を準備。自衛隊の活動内容を米英艦船の燃料

(真水)補給に限定した法案。それは参院で否決され、衆院通過後

60日以内に決議がなかった場合に、衆院で3分2以上の賛成で再

決議できる、というもの。

3.テロの拡大・・・パキスタン、インド、アルジェリアへも。アフガニ

スタンではタリバン勢力が復活―国際テロ組織アルカーイダと連携

―。

●http://d.hatena.ne.jp/naha36/

●http://plaza.rakuten.co.jp/okinawanaha67/

●http://plaza.rakuten.co.jp/okinawanaha/


最新の画像もっと見る

コメントを投稿