世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

「限定正社員」の導入の長短!

2013年11月07日 | Weblog

●限定正社員の長短
 アベノミクスの成長戦略の一つとして「限定正社員」(ジョブ型正社員)を推進する方針を打ち出している。多様な働き方を実現できる、とし“非正規社員の<正社員化>”を促す事が強調されている。ところが「正社員」を解雇しやすくなる、との懸念もある。「限定正社員」の問題点をまとめよう。・・・

○「限定正社員」は・・・
・“雇用期間に定めがない”
・“賃金は「非正規社員」より高い水準にあり社会保険にも加入する事が可能”
※「限定」とは、<職務や勤務地などに制限があること>
・転勤や異動、残業などは要求されず賃金は正社員より低く抑えられる
・拘束度は低いが解雇されやすい

□労働者側からの見た「限定正社員」
・拘束度が低い働き方
・雇用保障はあるが仕事や勤務地消失時に解雇の可能性がある

□企業から見た「限定正社員」
・業務縮小や勤務地閉鎖時に解雇できる可能性がある
・従来型正社員と比べると人事権に制約がある

◇半年や1年などで契約更新しながら働く「非正規労働者」の雇用安定や、ワークライフバランスの改善、子育て後、再び働く女性らの活躍につながる

◇経営合理化などで契約時の勤務地や職務がなくなった場合は、解雇できるようなルール作りを行う

◇非正規雇用が減る事への期待

・「限定正社員」の制度自体は既に存在している
・国が後押しする
・政府は「限定正社員」の普及・促進する
・社会問題化している「非正規雇用者」を減らすことができる
・企業は人材を確保しやすくなり、経済が活性化する
・国民からは反発の声がある。「非正規労働者」が「限定正社員」になると仕事はきつく「正社員」より冷遇される
・「正社員」に比べ解雇されやすく企業の人件費削減に利用されやすい
・「正社員」からの格下げに利用される

※付記:新しく導入される事案には賛否両論がある。貴殿はどう考えますか



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