政治とカネに翻弄された民主党、一転して本来のクリーンさと透明性を前
面に打ち出して菅新内閣はスタートした。前政権が朝令暮改の言葉・文言に明
け暮れ国民の信を失ったのに対し、新政権は反面教師として言葉の重みを自
覚し一言一句に慎重になった。閣僚のメッセージにも如実に顕れた。
理想を語り実践で証明すると国民は信頼する。ところが言葉が先行し言葉の
遊戯に自己満足すると信を失う。新政権は実行力で証明してほしい。
・・・身分に拘らず、あらゆる階層の国民(政治家・党役員・閣僚)が馳せ参じて
勇猛果敢に一つの目的に取り組み実行力で政策を達成する。その様な幕末の
長州藩の軍隊組織の様な内閣とする。菅首相は山口県出身らしく高杉晋作を
理想として新内閣を命名した。そして日本であれ、世界であれ、政治の目的は
“不幸を最小限に止める”事にある、と確たる信念の基に新内閣の使命を定義
した。政策を言葉の遊戯に終わらせることなく実行して成果を上げる、そこに政
治の使命がある。菅政権は、それを証明してほしい。菅氏が民主党代表になっ
た時点で支持率が飛躍的に上がった。民主党の本来の在るべき姿を国民は
観てとった。だから今こそ国民の負託に応えるべく成果を上げて信を勝ち得る
べきである。それが長期政権に繋がる。期待する。
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