世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

2,006年よ!さようなら!新年は希望の年だ!!

2006年12月30日 | Weblog

やはり年の瀬は忙しい。昨日の様に今年の元旦は始まったように思えたが、もう一年は過ぎる。ちょっとセンチになるのも毎年の如くだ。又、一つ歳をとり年相応の年輪の風格を身につけた様に思える。逝った盟友もいるが奴は奴なりに人生を堪能して逝ったのだろう。人生いろいろ人それぞれだ。悔いのない生涯を全うしたいものだ!翻って今年の世相を振返って観ると例年の如く負の、陰の部分が多かった。日本人の美徳が失われ人倫は荒廃し平気で人殺しが横行した。なかんずく親が最愛の我が子を殺す。子が最も慕うべき純粋の愛を抱く親(母・父)を殺す。それも残忍非道の遣り方で・・・。どうしたのだろうか、あの日本人独特の美意識と情緒・情操は?・・・日本人の伝統・文化・風習・習俗・和の精神、そして「わび」<閑寂な生活態度、深い情趣、清貧に甘んじる閑寂な趣(おもむき)>、「さび」<古風で閑寂なおもむき、静寂味、幽玄の美意識、ひらたく言えば、落ち着いて安らぎのある静寂・枯淡の情調>は?どこに?と言わざるをえない。寂しい、寂寥の念は小生一人ではあるまい。見直してみたい日本人の原郷を。西欧人の特性(yesかnoか白か黒かは国境を接した国土の争奪戦に明け暮れた論理の世界)と農耕民族とのそもそもの違い(和に収斂する、あいまいさ、それは宗教にも顕著である。神道と仏教の神仏習合、儒教、道教、キリスト教、イスラム教等々の多神教的受容を、いとも簡単に日常茶飯事に受け入れ実行・実践している)を認識し、そこから日本の日本らしさを際立たせた独自のスタンスを構築していく。<不易の和の精神>に収斂していく基層、で全ての現事態・事相に対処していく、そのスタンスがこれからの日本の在り方だと思う。復古調ではない、永代に連続する日本のアイデンティティに基づくものだ。その意識的営為を堅持し来年の事象・事態に対処していくべきだ。市場原理優先の経済論理の優勝劣敗もほどほどにし精神の復帰で忘れ去られた心の構築が今、最も必要なことである。・・・負の世相、事故・事件が多い今年だったが来年、新春、平成19年、2,007年は明るい希望の持てる年を迎えたいものである。精神の復権を願って、今年を概観した締めくくりとする。


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