世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

新年を迎える準備に纏わる豆知識!

2007年12月26日 | Weblog

●「年神を迎える」・・・例えば「門松」や「しめ飾り」、「鏡餅」を飾るのも心

から<年神>を迎える準備。門の両脇には、<門松>を立てて、玄関には<

しめ飾り>で飾る。謂われは「我が家に神様をお招きする道しるべを立てる意

味で神の<依代(よりしろ)=宿る場所>として<松>が選ばれる。松は 常緑

樹 である事と神を<待つ(松)>の音を掛けたものだと言われている。 <松

曳き>の松に紅白の水引きを結んだシンプルなものから、松竹の梅を添えた

<吉祥尽くし>、縁起物を飾ったものなどがある。 <松飾り>は地域によっ

て、いろいろ、ある。 <しめ飾り>は しめ縄 で作った お飾り の事で、 しめ

縄 は<占め>を標す縄、つまり<神の場>と<人の場>を意味している。し

め縄 は、そこが「清浄な場所」、「神の場所」であることを示すとともに、邪気が

入る事を拒否する。しめ縄 に<稲穂>が用いられるのは主食である稲(米)を

神聖視した事と、<稲穂>を結ぶことで「神との結合」を祈願する心を顕した為

だと言われている。しめ縄 に橙色(だいだいいろ)などの<縁起物>を飾る事

で「幸福と長寿」、「子孫繁盛」を願うものを意味した。しめ飾り を簡略化したも

のを<輪飾り>と呼ぶ。・・・

●「床(とこ)を飾る」・・・床(とこ)の間には目出度さを表す軸を掛け「年の神」

へのお供えとして、縁起物を盛り込んだ<三方飾り>と<屠蘇器>を置く。「年

の神」に供え、集う皆で祝賀する自然からの賜物を飾る事を<蓬莱を飾る>と

言った。三方からの台や盆に盛ったり、折り型に包んで床の間などに掛けて<

掛け蓬莱>とした。沖縄ではお正月に「鏡餅」を飾る様になったのは最近のこ

とである。昔は「御花米」と言ってお米を お重 や 丸盆 に盛り上げ、その上に

<炭や昆布>を飾った。三方に「奉書紙」を敷き、お米、炭(隅から隅まで)、昆

布(喜ぶ)、橙(代々、子孫繁盛)などの<山の幸>、<熨斗(のし)あわび>や

<海老(長寿)>などの「海の幸」を盛り、<松(永遠の命)>や<扇子(末広)

>などの「縁起物」を飾った。尚、<お屠蘇>は「桂心」、「防風」、「大黄」、「山

椒」、「桔梗」などの<薬草>をミリンに浸したもので、邪気を祓い生命を蘇らし

たと言われている。・・・次回に続く。

 


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