尤もらしく、いろいろ取り沙汰されているが、既報なので詳細は省略する。
陰謀説、謀略説、仕掛けられた罠、官民癒着、持ちつ持たれつ、等々・・・疑心
暗鬼の様相を呈している。政治献金の見返りを求めない企業はない。だとした
ら何が目的だったのか、今回の小沢氏の公設第一秘書の逮捕は内外に大き
な波紋を投げかけた。西松建設に絡む政治献金は過去にも黒い噂は後を絶た
なかった。小沢氏も例に違わず過去に痕跡があるが、でも堂々と やましい事
がない 事を証明した。小沢氏の信条は原理原則をモットとした政治姿勢にあ
る。プリンシプルが信条である。それなら堂々と国民の前で説明責任を果たす
べきである。国民は、それを望んである。―― このブログを認めている途中に
小沢代表の記者会見があり、事の成り行き推移をコメントした。拝聴して原理
原則は、やはり生きていたと確信した ―― 小沢氏の信条、原理原則に則った
信念は本物だと確信した。 多言は控えるが、あまり大きく報道されていない部
分に真相がある様な気がする。即ち、佐藤 優氏(外務省元主任分析官=起訴
休職=)のコメントである。私もそれに付記するが、東京地検の特捜部(青年将
校に準える)が民主党に政権が移行したら“国益に反する”、と誤った思い込
み、を植え付けられた結果の勇み足である、と言うのが真相に近いのではない
のか、と私は思っている。小沢代表だけをターゲットにする遣り方はアンフェア
である。何故、小沢氏だけに絞り込んで捜査、秘書の逮捕に踏み切ったのか
疑問であるし国策捜査と言われても致し方あるまい。瀕死の状態に喘ぐ政権与
党にとっては敵失に乗じて、支持率上昇に繋げたいだろうが国民は冷静な眼で
視ているので、寧ろ逆になる事はあっても思惑通りには行かない。以下に佐藤
優氏のコメントをそのまま引用しよう。――「官邸が指示した国策捜査というよ
りは、現場の検察官の本性が出たように見える。彼らは“青年将校”のように、
民主党に権力が移って政治が混乱するのは国益を害すると信じて一生懸命捜
査したのだろう。だが内閣支持率が10%前後まで落ちたこの時期に手を付け
れば『検察は政治的だ』と必ず言われる。逮捕容疑が事実なら、半年待って総
選挙後に淡々と立件すればいい。そう言って止めるのが検察幹部の仕事なの
に、統率力が落ちたのではないか」――との見解を示している。・・・今回の小
沢代表の公設第一秘書の逮捕に関する件は以上の私見と佐藤 優氏のコメン
トに尽きると思う。今夜のマスコミ、新聞、テレビ報道が、どうコメントするのか
注視したい。
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