世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

防げない痴呆症「アルツハイマー型痴呆」!

2011年01月29日 | Weblog
アルツハイマー型痴呆は、<脳そのものが委縮してしまった痴呆症>である。大脳の後半部の委縮が進み、最も変化が早く見られる部分は側頭葉の内側にある“海馬”と呼ばれる記憶機能に深く関係している場所で、損傷がそこで起こり「記憶障害」が現れる。その原因は、“脳細胞の変形”と“脳内神経伝達物質の異常”が指摘されているが、はっきりした原因は分かっていない。従って、有効な治療法は、まだ見つかっていない。知能障害の進行は、脳血管性痴呆 に比べ緩やかだが、<確実に進行していく>のが特徴である。初期段階では、“歳のせい”にしがちだが、<単なる物忘れ>と<脳血管性痴呆>と大きく違うところは、「本人に痴呆の自覚がない」ことである。悪化の進行の状態は、“最近のことをよく忘れ、全く思い出せない”→ “よく知っている道でも迷う”→ “感情の起伏が激しい”という道程を辿る。別の面での特徴は“何度も同じ事を聴き直す”、“何度注意されても同じ事を繰り返す”「取り込み」機能に問題が生じている。・・・記憶を大別すると「短期記憶」と「長期記憶」があり、アルツハイマー型痴呆症は、“短期記憶”に障害がある。そのため、“最近の記憶から薄れていく傾向がある”。<よく知っている人でもその人が誰なのか分からなくなる>。逆に自分の幼い頃や若い頃のことは、<よく覚えている>のが特徴である。症状が進行すると<簡単な計算も出来なくなる>。<自分の今、居る場所も分からなくなる>。そのため、自分の家に居ながら、他人の家に居る、と思い込んだりする。昼と夜が逆転する錯覚も起こる。・・・次回に続く・・・

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