世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

日本の人口 8,993万人 豊かな社会 維持?!

2006年12月24日 | Weblog

国立社会保障・人口問題研究所(社人研)の人口推計によると50年後の日本の人口は現状の推移でいくと1億人を割り8,993万人になると予測されている。少子化の深刻さが統計に表示された事になる。官民・国・地方自治体、挙って今から対策を立てる必要を痛感する。合計特殊出生率(女性が生涯に産む子供の数)は当初は2,050年には1.39まで微増する予測だったが50年間には上下振幅しながら昨年同様2,005年の1.26に落ち着くという。現在の人口1億2千万の3割も減る計算になる。高齢者(65歳以上)は2倍になり40%で3,646万人になる。人口減少は労働力の減少に連動する。少子化の最大の原因は晩婚、晩産にあり、しかも従来の傾向からすると晩婚でも出産数に影響はなかったのが、結婚が遅くなるにつれ出産数も減少するという。その推移でいくと少子化は続き現役の世代は減り高齢者は益々、増えていく。若い人がお年より一人を支える年金の負担率も益々、高くなっていく。では現状の若者はどういう意識を持っているかというと9割が結婚したい、と言い子供も2人以上は欲しいという。ところが調査した人口推計からすると2割が結婚せず子供も1.7人しか生まない。意識と現実の乖離が大きい。豊かさを経験した国民は、後戻りは出来ない。現在の日本社会の実状を維持しつつ子々孫々、後代にツケを残さず、それなりの豊かさを継承する責務を私達は負わなければならない。考えられる対策を官民挙って執る必要がある。とりわけ企業の果す役割は大きい。子供を産める条件を整備する必要がある。育児休暇を執りやすい職場にして安心して家庭に戻る。そういう雰囲気を整える。休暇後の会社復帰を容易くする。再就職も容易くする。働きながらの子育てを容易にする。給与の面でも復帰前に戻す。育児休暇中もそれなりの手当てを支給する。非正規社員(1,500万人)のパート、アルバイト、派遣社員、女子等も正規社員並の待遇をする。働きやすい職場環境・条件を整える。出費は多大になるが閉塞した活力のない社会にするよりもマシなはずだ。他方、労働社会を底辺から支える政府の役割は児童手当の増額と該当範囲を広げる、保育所の増設等、安心して働きやすい社会環境、職場環境を整え支援する。その一方で共働・核家族化した夫婦への支援は予算のバラマキとの指摘があり少子化への歯止めにはならない、との指摘もある。結婚したくても結婚できない若者のフリーターも増加している。失業給付を強化するよりも技能習得に予算を支出すべきである、等々と諸々の指摘がある。この様に数多ある未来社会の悲観材料を嘆くよりもその事を逆手に執って、それなりの適正人口規模の社会の仕組みを整え経済優先より心の安らぎ癒しを謳歌できる社会を、そろそろ整える仕組み作りを今から準備する、そういうスタンスが必要なのではなかろうか!その他の諸々の対策等がシンクタンク、関係業界、政府官庁等から提示されているので割愛するが長期の見通しの下に万全の策を今から用意して置く必要を痛感する。以下、省略。・・・

 


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1 コメント

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初めまして (Shinn)
2007-01-01 15:50:27
はじめまして、明けましておめでとうございます。Shinnともうします。

ホント、日本の少子化対策及び意識改革はおかしなものですね。


無礼を承知で超長いコメントをさせていただきます。


ご存知でしょうが、最近では『ワーキングプア(=働く貧困者)』が深刻な社会問題になっています。

それが最近のNHKでも放送されました。

現在の首相の安部総理が『再チャレンジ』政策を掲げていますが、このワーキングプアの実態把握が乏しいまま『再チャレンジ』を進めていますが、ホントちゃんチャラおかしいですね!議員たちは、自分たちは貧乏を味わったこと無いから所詮他人事なんでしょうね。

それにしてもなんでこんな社会に成ったのか悲しくてなりません。


とりわけ離婚して子供のいる母子家庭は、『ワーキングプア』に陥りやすいのです。子供がいるだけで正社員の道は閉ざされてます。

子どもが熱を出した、休みます、となるとすぐクビですし。

結果的に、母子家庭のおふくろさんらは、超安時給のパートを掛け持ちしないと生きていけない、しかも生活保護以下の水準です。

しかも生活保護の母子家庭給付も半減されるのですから、まさに世も末です。

今後の日本の働き方の意識改革及びパートとの格差是正が主な問題であると、私は思います。なぜならフランスを含むヨーロッパのほとんどでは、正社員とパートの格差が皆無に近いし、比較的出生率の高いフランスでは、働くお母さんは実際にはパートの方が多いのです。

私は、同じ女として、これは断じて他人事ではないと思ってます。
この状態が続くのでは、女と若者の未来はないと感じてます。こういう女とガキに冷たい、男社会の国は長い目で見れば滅亡します。

この日本は、一度やめると次働ける勤務形態はパートのみですし、育児と仕事との両立はとてつもなく難しいですし。

そうなっているのもやはり「男は仕事、女は家事育児」という保守的かつ古臭い考えの者たち(とりわけヤローどもが!)があまりにも多すぎるし、それによって男社会の温床になってるんですよね。


 「コイツ、バカじゃねぇの?」と非難されるのを覚悟で申し上げます。現時点では、将来的に、前述の問題から逃れたければ、日本から出て行って働く(主にアメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアへ)しか方法が無いですね。そうお思いになりませんか?

 私は内定が決まり来年の春から社会人の身です。大学2,3年の頃、私はよく『この日本からおん出て働きたい』だなんて厚かましくもほざきまくってました。なぜかといいますと、やはり女性の労働環境問題(母子家庭のパートに自分が転落するのが)が嫌だったからです。

仮に、日本から出て働けたとします。しばらくは事が自分の思い通りに運び、現地人と結婚し子をもうけて働き続けられる。そういった現地の女性&子どもへの政策に満足するでしょう。しかし、時折『お役ごめんになったらどうしよう』 とか『大きな病気(ガンやパーキンソン病のような難病)にかかってしまったら、見舞ってくれる日本の家族や友人はいない。で、離婚され、職を失ったら?その後はどうなるのだろう、無一文で野たれ死に?』などといった疑いと恐れにさいなまれるかもしれません。


とにかく早く日本も、フランスをはじめとするヨーロッパのように福祉・あらゆる労働環境が充実することを願ってやみません。


お正月から暗い&バカな話をしてしまい、大変失礼致しました。
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