ゾクゾクと官製談合が明るみに出てきた。今後も続出する予感がする。誰しも又か、と嘆息の連続であろう。談合列島の汚名が何時、晴れるやら神以外知るよしもない。どんよりと暗雲がたちこめたまま時は経過する。もういい加減にこの辺で断ってほしい。政界事案の晴れの日を探ろうと模索するが明るい案件や話題が見当たらない。寧ろ雨か曇りが多すぎる。今は国会の審議の真っ最中でありテレビに釘付けの日々である。喫緊の懸案や案件、事案が山積し質疑応答を拝聴するにつけ諦観に傾斜する雰囲気である。一例を執ると道路特定財源を一般財源化する安倍内閣の意気込みに、例の族議員や関係団体業界の猛反撃にあっている。与党内にも99%反旗を翻していると政調会長は、にべもなく言ってのけた。特定財源の一般財源化は安倍内閣の悲願であり前小泉内閣から引き継がれた長年の懸案事項である。安倍内閣が目指す財政再建には歳出削減と同時にその使命を終えた?特定財源を一般財源化する以外に方途はない。―消費税の増加以外には―。精査するとガソリン揮発油税と自動車重量税の特定財源は国税で3.5兆円である。特定財源なるが故に使途が決まっていて無駄な道路に使われてきた。その見直しの背景には「旧本州四国連絡橋公団」の債務返済が今年で終わり多額の剰余金が発生することにある。政府・与党は暫定税率を維持したまま「一般財源化」することで合意はしている。しかし具体案は先送りされた。特定財源である目的税が納付者の了解をえないままに一般財源化することは罷りならん、と族議員の反撃にあったからである。しかし、その歴史を紐解くと「揮発油税」は元々「一般財源」だったのである(故田中元総理主導で特定財源化した経緯がある)。自動車重量税も8割が特定財源になっているが法的根拠はない。何時しか特定財源となっただけである。有料道路を通過する国民は特定の人達だけなのだろうか、そうではなかろう。今や一億総国民が皆ドライバーである。一般化している現状に過去のシガラミを負って目的税とする由縁・理由は希薄になってきた。疲弊した財政に補填して財政再建に充てるのが妥当ではなかろうか。益々増加する医療等の社会保障費に補填するとか新設が予定されている所謂「環境税」にあてるとかが考えられる。道路族議員や関連業界の納得を得て一般財源化することが妥当な使途である、と思う。安倍政権の懸案の財政再建の建て直しの為に寄与することである。・・・
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