民主党代表選 菅ＶＳ小沢 政策の対比で判断！

熾烈な論戦が展開されるものと思う。政策論争で決着をつけてもらいた

い。コップの中の内輪揉めと映っては元も子もない。国民から遊離している権

力争いと見られるからだ。単なる党首選びではない。同時に一国の総理を選出

する選挙である。マスコミ・報道陣が目の色を変えて過熱な報道合戦を展開し

ているのも頷ける。―― 野党は影を潜め冷静さを装っているが・・・ ―― 選挙

戦に持ち込んで良かった。何れ菅総理と小沢元幹事長は政策論争で決着をつ

けなければならない宿命だった。これで民主党の話題が２週間は持ち切りにな

る。一方、野党は平静さを装っているが内心、穏やかではない。民主党攻撃の

決め手を失っているからだ。・・・民主党が国民の信を得るには喫緊の経済対

策、とりわけ円高・株安対策に真剣に取り組み解決策を示さなければならな

い。それと並行する形で選挙戦を展開する事である。９６兆円の概算予算の無

駄の無い効率的な運営の指針も示さないといけない。国民生活を蔑（ないがし

ろ）にして党内選挙戦に現（うつつ）をぬかしていると思われたら政権与党とし

て信を失う。このへんは慎重に取り組まなければならない。・・・小沢元幹事長

は、当面、大胆な財政出動で閉塞感を打開し、同時に、財政規律で未来の展

望を切り拓く。その財源捻出にサプライズの解決策を提示する（予測）。対する

菅総理は、財政規律にシフトし無駄の削減と必至の消費税増税に切り込み打

開策を見出す（予測）。その違いが勝敗の分かれ目になる。　きょう、その事が

提示される。私達は、双方の政策の違いを見極め、どの候補の政策が日本の

現状に適しているか的確に判断して支持・支援をしていきたい。