世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

悪い情報の入手こそ補佐役の役目である!

2010年11月07日 | Weblog

菅総理は官邸に情報が入って来ない、と嘆いていた。入って来る情報が乏しいと愚痴っていた。良い情報であれ悪い情報であれ、長短、良否は問わない。情報を基にした懸案・案件・事案をどう解釈し判断するかで事の是非は決まる。あらゆる情報が官邸に入ってこそ一国の総理は正しい判断が出来るのである。一国の命運を左右する情報の判断こそが、命である。さて、この様な情報の入手の手立てを誰が司令塔になって為すべきか?・・・当然、総理の補佐役の官房長官である。菅総理の秘書官が6人、仙谷官房長官の秘書官は10人いる。歴代の総理や官房長官の秘書官に比べ最多である。そういう人達を、どう有効、有益に使いこなすかが官房長官の最重要な役目ではないのか・。6人の独自の役割、10人の独自の役目を峻別して与え、がさ情報であれ、毎日、入って来る様に態勢を整え万全を期すことである。そこから情報の正しい判断が出来るのである。情報こそ、政府・与党政権の命である。CIA(米国大統領直属の中央情報局)に比肩して情報入手の手立て(具体的方法)が劣る様な気がする。・・・官房長官の役目の一つは、部下の秘書官の指導である。秘書官が入手する情報(源)が、例え、官僚のものであれ、事の是非を正しく見抜いて、上に上げる様にすることである。情報の良し悪しは問わない。真相、真実を衝いたものであるかどうか、である。秘書官が官房長官に良き情報(耳触りのよい)だけ伝えたら事の真相を誤ることになる。同様にして官房長官が上に上げる(総理に伝える)情報が、耳触りのよい情報だけだと、真相が伝わらない。総理の正しい判断が出来ない。良い情報(耳触りのよい)も、悪い情報(耳触りの悪い)も虚心坦懐に伝えてこそ真相解明が出来、改革、改善が可能になる。その上、官邸は、総理や官房長官、秘書官等々と閣僚が、情報を共有し、見解を統一し、共有し、一致団結して、事に当たる事が必須である。その態勢が、すべての打開の道に繋がる。そういう姿勢が劣っている様な気がする。国会審議を観ても質問者の答弁が、総理と指名しても官房長官が、挙手している総理の手を払いのけ官房長官が後方から手を挙げて答弁(代弁)する。視聴者国民からすると異様に感じる。苦言を申せば、案件ごとの答弁が共有されていない証左である。官邸は情報の正しい入手とともに情報を共有し同一見解で事に当たるべきである