世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

児童虐待の彼方に親子情愛 世界に誇る日本美風!!

2006年08月04日 | Weblog

新聞紙上で、テレビで、報道される度に 人倫・道徳 も地に落ちたものだ、とつくづく思う。人の世の一番だいじな?子育て、という営みが放置・放棄された。最愛の我が子を虐待し死に至らしめる行為は尋常ではないし人間のなすべき行い、ではない。かつて世界では「恋人を持つならフランス人、生活をエンジョイするならアメリカ人?子の母とするなら日本人、云々」・・・と広く認知されていた。戦前・戦中・戦後の一時期、所謂、母ものがスクリーンを賑わした。 瞼の母 母は強し 親子の情愛を描いた小説、映画が一世を風靡した。・・・

○母ものの一節・・・「悲しき子守唄」・・・ "可愛いおまえがあればこそ 辛い浮世も何のその 世間の口も何のその 母は楽しく生きるのよ"   時代がかかった 浪花節調 だけど日本の伝統文化の一端だったと思う。 親の子に対する情愛 は時代を超えて当時は勿論、現世相でも新たに生き、機能している。古き良き伝統文化は日本の美風である。 姥捨て山・楢山節考 に観る 子の親に対する情愛 も永遠であるし日本が世界に誇る伝統文化である。あのヤクザものでも親を慕う子の心情が ひしひし と伝わってくる。辛い渡世を生きる子に対する母の情愛も不変である。 義理と人情 のヤクザの渡世でも陰の歴史文化として心情的には了承されていいのではなかろうか?翻って今日の日本の廃れぶりは眼にあまるものがある。連日の新聞・テレビ報道は耳目を疑いたくなるほどの退廃振りである。子を意図的に殺す親。親を物同然に滅多殺しにする。人間の成せる業ではない。かかる背徳の行為・犯行は後を絶たない。共同体の崩壊が指摘されてから久しい。が祖父母・地域の知恵者の、ごく自然な経験則が生きていた。良い意味での地域の眼があった。光っていた。悪しき事が出来ない雰囲気と周辺事情があった。近隣・地域が一円の家族意識があり見えぬ手が悪事を阻止していた。   対策:地域共同体の復活、公の場での意図的教育 (特に 児童相談所 の真剣な取り組み<――法的根拠云々を一切言わない。 義理と人情 で取り組む。時代錯誤云々にも聴く耳を持たない位の強いアクション――>。公民館活動、社会福祉活動、家庭教育、地域教育、その他、・・・) を「アクション・プログラム」として作成し、それこそ真剣に地域ぐるみで取り組むことである。子供の人権、 生命の付託 の自覚の基に衝にある方々は取り組んでもらいたい事を要望・切望する。