終息の兆しが見えないイスラエルVSレバノン・ヒズボラの紛争。世界の耳目がここ中東に注がれている。いつ果てるともない報復合戦が恰も代理戦争の様相を呈して来た。イスラエルの後ろ盾は米国。ヒズボラのそれはイラン。相互の利害が絡み合いながらの進捗状況？ 米国にしてみれば１１月の選挙のユダヤ票が気になる。国連主導の停戦決議に容易に賛同を示しえないジレンマにある。イランとの確執はイラン革命以来である。濃縮ウランの製造中止を国連決議で突きつけ今月末までに回答を迫っている。イランは２２日に回答するとしている。悪の枢軸と名指しで忌避している抗争は妥結の道を見出せぬまま長期化の様相を呈している。北朝鮮には日米同盟の絆を基に６カ国への参加、核ミサイルの即時中止、国連安保理の決議履行等を迫っている。・・・世界の地域紛争は報道の域を超えて数多、頻発している。・・・翻って国内は、どうか。ポスト小泉 の動向・言動が裏面で熾烈な票争奪戦として展開されている。景気も上向きに推移し明るい兆しが政財界にみえて来た。ゼロ金利が解消され預金者には微小の金利が付くようになり正常な状態に戻ってきた。陰の部分では、あらゆる階層の格差拡大・二極化が進んできた。解消の対策として「再チャレンジ支援策」が打ち出された。結果は時間が明示するものと思う。子供・婦女子・老人・弱者への理不尽な事件・事故の多発、限がない程、政治課題は山積している。少子化、税制、医療、福祉、教育、年金等々・・・ウンザリする程、未決の政治課題が山積みされている。日本の行く末をみつめて ポスト小泉 に期待したい。沖縄県内では今、任期満了の知事選に向けて与野党の候補人選に奔走している。超党派の「そうぞう」の動向が注目されている。確とした人選は、今だ未定の状況。日本の縮図と目されている沖縄の知事選が内外の注視の的となっている。我々国民の未来が懸かっている事態・事象だけに安閑としてはいられない。成り行きを最大の関心を持って見詰めて行きたい。
