世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

琉球王国の古都「浦添」の歴史文化財探訪

2005年03月16日 | Weblog
静寂な佇まいの古都、かつての王腑が在った浦添(うらおそい=うらしー)の“文化財めぐり”が来る3月26日に行われる。喧騒を逃れ暫し古き都の面影を残す浦添の古道を訪ね城壁を訪れ古風な民家に佇む。遠き祖先に想いを馳せるのも現代を生きる私達には癒しの活力剤になる。家族、親子で参加するのも意義がある。二十数年前、沖縄全域を踏破して史跡・城跡を散策探訪したのも、つい昨日の様である。観るもの聴くもの全てが新鮮で感動した事が思い出され蘇ってくる。熾烈な現実に眼を奪われ疲弊しきった心労を癒す為にも今回の催には進んで参加しよう。人間本来の喜怒哀楽や、やさしさの心情を取り戻し心の休養を摂ろうではないか。浦添の歴史ロマンを探る名所旧跡めぐりは次の通り挙行される。・・・
一、伊波普猷霊園→ 二、浦添ようどれ→ 三、浦添城跡→ 四、浦添城前の碑→五、浦添貝塚→六、伊祖の高御墓→ 玉城朝薫の墓→ 伊祖グスク跡→ 当山の石畳道→ 安波茶橋と石畳道・・
主催は浦添市・浦添市教育委員会・沖縄タイムス社で「タイムスいきいきプラザinうらそえ」の一環としての“うらおそい文化財めぐり”である。案内役は「NPO法人うらおそい歴史ガイド友の会」である。
――浦添城跡――
浦添市字仲間から字牧港に延びる琉球石灰岩丘陵の東方に位置し中部一円が展望できる細長い城跡である。15世紀に尚巴志王が滅ぼされ琉球王国の首都首里に遷都されるまでの凡そ220年間、伝説上の王統、瞬天王統(しゅんてん)、英祖王統(えいそ)、察度王統(さっと)の歴代王統の居城だった、とされている。16世紀に尚維衡王(しょういこう)が居館を建てた後、曾孫の尚寧王(しょうねい)が琉球国王となったが、1609年に薩摩の慶長の兵の侵攻により焼き打ちされた、といわれている。平成元年に国の史跡に指定された。・・・
(参考資料・・・沖縄タイムス3月16日朝刊より)