ソバ打ちで上手くいかない動作に切りが有ります。切りの幅が揃わない、時間がかかるなど長い間練習しているのに上達の兆しが見えません。姿勢や包丁の持ち方やリズムなどを意識しながら練習しても、ぎごちなさが残ります。最近、駒板に沿って包丁を動かす事を意識しながら作業をしていると、人差し指が遊んでいるように感じました。包丁に沿わせては居るんですが、ただ人差し指を伸ばしているだけのように感じました。これでは包丁を駒板に押し当てる力が働いていないのです。無理せず人差し指が包丁を押し、包丁が駒板に沿って動くことが包丁のブレも、力の入り過ぎも防いでくれるような気がします。たかが人差し指されど人差し指で、これだけ包丁の動きがスムーズになるとは目から鱗です。これが正しいかどうかは、もう少し練習してみないと様子は分かりませんが、遠くに少し明かりが見えた気がします。
