ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

台温泉 中嶋旅館 で ランチ&温泉なのだ !!

2009-01-31 17:24:23 | 第1紀 生きる
1月最終週のある日。
夜は花巻で毎月恒例の同級会がある。
新年会をかねるから、今夜は参加しようと、ついでにお昼も従業員にお願いして一日休むを頂く。

相方も冬で職場からお休みを頂けるということで、日を合わせる事に。

そして、昼はあらかじめ予約をとって、台温泉中嶋旅館でランチパックをとることにした。

台温泉は花巻温泉の奥。
数十軒の小さな宿が細い道沿いに温泉街をつくっている。

なかでも好きなのが、日帰り温泉の「精華の湯」とこの「中嶋旅館」。
お風呂だけ頂くときは、このどちらか迷うし、友人たちと宿泊するときは中嶋旅館だ。



この木造三階建ての威容もいいが、中の部屋の作りもなかなかのものだ。
今回の日帰りランチパック用の部屋は小さかったが、二間続きの部屋や趣向をこらした日本間はなかなかくつろげる。
基本的に部屋食だし、料理もまあまあ、この風情にしては格安で、花巻に泊まられる場合はぜひ候補の一つにしていただきたい。

さて、相方、娘とのランチパック。
11時から16時まで、ランチは部屋食で12時からという決め事であります。

そうなれば11時にかけつけ、さっそく岩風呂へ。

写真を何点か。
あとはホームページをご覧あれ。



これは脱衣所。
貫祿がありますね。
今日は岩風呂が男湯。
この写真の奥に女湯があり、ところかわったある日にこちらに入りましたが、ここはここでなかなか小奇麗で良かったんですが、やはり中嶋旅館といえばこの岩風呂なのです。









何がなんだか、撮っている方も霞でわからないんですけど、大きな大理石の石柱に支えられた高い天井。
段差のある浴場。
そして大きな岩風呂。

中にも段差があり、中心部は立ち湯とはいかないが、それでも立たないと潜ってしまう深さではあります。

湯は熱からずぬるからずでありますが、侮ってはいけません。
単純硫黄泉とはありますが、温泉が「濃い」。

臭いは無いんですが、風呂から上がっても、汗、汗、汗、そのまた汗、汗、汗。
もう汗がでるはでるは。

なかなかに素晴らしい「温泉」であります。

だからいつも浸かってはあがり、誰もいないときだけ寝そべって汗をかき、また入る。

風呂から上がりしばらくしても汗が引きませんから、脱衣所でボッとしている時間が長い。
扇風機もあるんですが、完全に汗に負けています。

小一時間は行っていたかと思ったら、一時間半。
12時のランチ開始に間に合わず、待ちぼうけの女二人に怒られながら、引かない汗を理由に「ビール」。

なんとこの日は娘が帰りの運転手をしてくれるということで、相方もビール。

食事は、まあまあこんなもの。



夜は通常料金でも割と品数が多いんですが、2500円のランチパックにはこれでいいでしょう。
寂しいという方は、3000円、3500円のコースもあるようです。

風呂上がり、ビール、肴、ビールとこのうえなく「よか」です。

部屋には電気の「モミモミ」くんもあって、無料ですんで遠慮なく揉んでいただきながら「一家に一台、娘よ親孝行を」なんて言っている間にお昼寝であります。

もう一度風呂にと思ったんですが、お昼寝が長くなって、さらに惰眠。
帰り時間までだらだら寝てはモミモミ。

相方と娘も温泉に入り、上がってはテレビを見ながらミカンやらお菓子やら。
平和であります。

一家総出で都合7500円とビール・ジュース代の幸せ。
なんだかわけのわからんお上からの施しが出れば、四回はいけますね。
この幸せに。

なんて、本当にいい休日のお昼でした。

ここ中嶋旅館は日帰り温泉だけでもいけます。

お時間のある方はぜひどうぞ。
幸せ感はワタシが保証します。