ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

櫻山界隈を散策する

2009-01-23 14:11:00 | 第1紀 生きる
ランチタイムは2時までだが、たいてい1時を過ぎると銀行や雑用や、何にもないときでも遅い「朝飯」をとるとか本屋に行くとか理由をつけて、主目的の散歩兼散策に出かける。
店内ではそう走り回るわけでもないし、寝床と仕事場の往復だから足を使う機会が少ないので、昼過ぎと夜の二回、大通や時には駅前、櫻山、中の橋、本町まで足をのばして歩き回っている。
だいたいが、本屋、特に「さわや書店」の本店には一日おき、いやほぼ毎日、時には一日二回ほど立ち寄る。
店の人は何者かと疑っているかもしれない。

めずらしく、フリーペーパーなるものを切り抜き、櫻山の店を訪ねる。
いや、めずらしくというより初めてかな?

たぶん若い経営者が、最近始めた店なのだが、店内やメニューのロゴは昭和の時代風という感じにしている。

最近やたらとこういう仕立ての店が多い。

ワタシの店も若干、そういう風なのだが、ワタシは昭和を生きてきた。
彼らはどうみても少年の頃の昭和しか知らないはずだし、それはもう「昭和」という区切りの中ではどうもかなり新しい感じのする頃なのだろう。
なにが彼らを「昭和」に走らせているのか。
ただただ、そういう雰囲気が客が来そうだなんて言う商売発想ではないだろう。
自分が好きでなくては、一日の大半を過ごす店内をわざわざそうはしない。

店のカウンターはタイル貼りであった。
もうそれは私の棲んでいた昭和よりはるか前のイメージである。
衣装はなんかテキ屋風というかにんぷ風というか遊び人風というか、これも最近の若い人の経営する店の流行りなんだろう。
格好いいのかなんだかわからないけど、若い人たちにはいいかもしれないが、ワタシには少しおどろおどろしく見え、正直なんだかな~という感じなのだが、それはそれで彼らの好きなようなままでいいのだと思う。

麺を食べて、またいつものように何筋しかない櫻山の商店街、いやほとんどが飲食店の街をぶらつく。

「パイロン」や「茶の間」、「中津川」などという老舗の間に、比較的最近できた
店も多い。
若い人たちが次々と店を開き、どれもが割といい個性を出しているのだから、街全体の調和が崩れるということはなく、たっぷり中年のワタシも気恥ずかしさというもどかしさがなければ、おおいに覗き見したいものである。

そう、何軒か入ってみたい店がある。

いつもは入れそびれている店に、今年は思い切って入ってみるか。
そう、気に入ったらこのブログで紹介しましょう。
  (そうでもないというか、あくまでも「ワタシ」という個人にあわない場合はそうっとしておきます。)