ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

風呂 蕎麦 パン

2009-01-15 00:05:53 | 第1紀 生きる
どうも体がどんよりしている。
こういう時は温泉だなと、ランチタイムが落ち着いた店を早上がりして、いざ仙北町「喜盛の湯」へ。

今なら岩盤浴300円とあるが今日はいつもの屋外シルクバスとサウナで充分かなと580円の定番コース。
ああ、それから(すっかり温泉の宣伝になるが)6時からの朝風呂もはじめたようで、冬はちょっと辛いが暖かくなったら通いそうな感じかな。

さて、午後2時というのに風呂は混み合っていた。
以前は冬の寒い日は洗い場も寒かったのだが、大分改善されて普通に温かい。
外は寒いが風があるわけでなく、40.6℃のシルクバスは心地好い。
広いサウナもこの温泉の特徴で解放感がありつい長居してしまう。

温泉の前にあるイタリアンのお店に入ろうかなと思ったが、お腹を更に膨らまして湯に入るのもとためらっているうちにランチタイムは終了。

それじゃあと風呂上がりの遅い昼食を下の橋の「やまや」でとることに。
駐車場もあるから湯冷めしなくてすむ。

今日はいつもの三種の「もり」でなく、「かけカレー」(472円)と「おやこめし」(367円)を注文。

「かけカレー」は蕎麦の指定をしなかったが意外に更級できた。
カレーは薄めのさらっとした感じでルーもゆるい。
具は見当たらないがトッピングの天かすとたっぷりのネギで充分にうまい。
ああ、これなら更級に合うなと合点。

値段はどれも良心的で、すこし少なめであるがデスクワークのサラリーマンや女性なんかにはいいのだろう。
まして、ここに来るとあれもこれもと頼みたくなるから一品の量は少ない方がありがたい。

「おやこめし」に(ロコモク風)と表記してあり、何の事かと期待して待つ。
来たのはご飯の上にたっぷりの鶏挽肉。
さっき厨房からジュッと音がしていたからなんだろうと思っていたら、フライドエッグがのって、これで親子「めし」。

なんか意外な展開につい頰がゆるむ。
いいじゃないか、この組合せ。

メニューをもう一回見ながら、やっぱり歩いてきて酒を飲みたいよな、と。
サイドメニューがおもしろいから、なんとかここで酒盛りをやってみたい衝動に駆られる。

でも、今日は蕎麦湯で我慢。
というより、大好きな蕎麦湯もこの店の目当ての一つなのだ。
韃靼蕎麦湯を最後のどろっとしたところまで飲み干して満足して店を出る。

・・けど、目的はもう一つ。
先週、「ゆきゆきこ」さんから教わったパン屋へ。

「やまや」のお隣にありますこの店。
「穀」といいます。
確か前は雑貨屋だったかな?

小さなドアを開けて入ってみると、そこはまるで童話にある麦の国のパン屋さんみたい。
嗚呼、こりゃあいいや。
おっさんのワタシでもいいと思うんだから、若い娘が来たら「キャッ」って喜ぶな。

この間いただいて前知識があるから、レーズンのパンや雑穀のパンを選んで買いました。
お金を置く皿もチリンとなってなかなかいい。

たぶん、店を造るまでいろいろ考えていたんだな。
少し、まだお愛想が似合わない若者に好感を持って店を出た。

昼から温泉、蕎麦、パンとなかなか素敵な時間を過ごしたわけです。

PS:なに温泉へ行ったり、ブログを仕事中に書いたり、「ヒマ」かなって。そう。先週はすごく良かったんですが、今週前半はね? といいながら、湿った雪がたっぷりと降ってきた夜9時過ぎ、どやどやと雪のように何組か続けて。はいっ、次は団体さんか。なんか不思議な日だな。・・とてもありがたいんだ。