ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

ポチと歩く枇杷沢川沿い遊歩道の春

2011-04-30 18:00:13 | 第1紀 生きる
さて、昨夜は花巻自宅に帰る。
ゴールデンウィークの勤務を見ると帰れる日が僅かなのだと知り、魚を喰いに帰る。
リクエストしたカツオ刺、カジキの焼き物、鰻を喰う。

寝るのも早いが起きたのも早かった。
朝、5時起床。
ポチも人の気配を感じてなきはじめる。
ソファーで寝ていた相方もしょうがなく起き、朝の散歩だ。



花巻の自宅は環境的には素晴らしいと思う。
家のすぐ下の枇杷沢川沿いには整備された遊歩道があり、ポチの毎朝の散歩道となっている。





モクレンももう散り時ではある。
朝晩の薄暗いときのモクレンは優艷である。





近くには花巻東高等学校があり、今は桜に囲まれている。
野球部の合宿所もあり、朝は彼らの元気の良い挨拶に出会うことができる。



これは陶磁器などの食器販売会社の跡にできた施設の美術館。



そして、元は電車が走っていた線路沿いに長い自転車道が続いている。
元気なときはここを通り、台温泉まで行き帰りしたものだ。
もっともせっかく温泉で流した汗が、帰りも吹いて塩になるのだが。



そして自宅のすぐ前の公民館のスイセンが今年も仲良く並んでいる。


散歩から帰り、悲惨な自宅の庭を少しいじる。
嗚呼、盛岡勤めの前は、毎朝こうして庭いじりをするのが楽しみだったのに。

そして、庭の様相。



可憐。



ムスカリ。
あちこち増えたので、本宮店と松園店に移植しようとプランターに。



クリスマスローズ。



ウチのラッパ隊。



花はかわいいが、あとで刺が出る。



フンフン、



もう少しで、



これも次に来たときには咲いているかな。



赤、三連発。
そして手前は、そう、タラの芽。



チューリップも、もう「咲きたい」と言っているよ。


さて、朝麺はいつもの素麺。



そして、さっきのタラの芽を相方が取ってきて、



なにやら天麩羅に。





おまけに、エルンテ・フェスト。



ラッキー!!

じゃ

不粋な雨

2011-04-30 17:40:41 | 第1紀 自然・季節
今日も夕方は雨。
昨夜も夜半からところにより雷を伴った激しい豪雨だった。
明日もどんよりの予報である。

桜は健気に今年も咲いてくれたが、どうも天の神はいたずらすぎる。

まぁ、元々、彼はこうなんだろう。
自分の力を試すために、時々悪い方にまわるやんちゃな坊主なのだ。

しかし、神は神。
その所作を受け止めるしかないのも、我々だ。

2011年4月29日 昼下がりの一人お花見 岩手公園~石割桜

2011-04-30 08:29:19 | 第1紀 自然・季節
石割桜が満開と聞いて昨日、4月29日の午後1時過ぎ、岩手公園から裁判所とめぐる。

では写真をメインで、、





岩手公園、菜園側から







そうか、石垣の石の中にはこのように細工された跡がある、、、
などと考古学?? 建築学?? 歴史(苦手)?? に耽る。







歩く人は多かったが、雨模様の少し肌寒い一日。
座ってさあ呑むかという団体は数組。

テキ屋も冗談で「千円も売っちゃったよ」と少し投げやり。





県庁のポールに鯉のぼりたなびく。
そして「がんばろう 岩手」。
前知事の「頑張らない宣言」も好きだったけど、やはり今はがんばろう。
確かに「がんばろう」の言葉が切ない方もいらっしゃるのだろうけど、それでも今はがんばろう。











そして多くの人が囲む裁判所の石割桜。

バスが一台もなく、例年の石割桜渋滞はみられない。

そんなコロコロ天気の盛岡、春の昼下がり。

半カツの半はご飯が半なのだから、ご半なのだと思い出したこと

2011-04-29 11:30:20 | 第1紀 食べる・飲む
昨日、職安に行くついでがあったので、車を今は閉まっている中三の裏のパーキングに止め、帰りに遅い昼食をとりにまあこの時間なら蕎麦屋か喫茶店しか開いてないと思いながら、ふと久しぶりの直利庵に寄った。

いや決して、直利庵に行きたかったので、罪滅ぼしに職安という用事を見つけて、さほど職安に近くもない中三裏のパーキングに車を止めたのではない。。。。
・・決して、、

震災自粛という傾向からなのか、それとも15時という時間帯からなのか、はたまたたまたまのエアーポケットなのか、いつもはゴールデンウィーク前後で旅行者でごったがえす店内はさほどの混みようではなかった。

もう、事務所を出るときからずっと考えていたので、すぐさま「もりの大と半カツ」を注文した。
あとで短冊のメニューを見て、なんだ「鴨南」も「タチコ」もまだあるじゃないかと頭をかいたのだがしょうがない。
ワタシの直利庵№1&№2メニューなのだ。

ご存じのように直利庵の「もり」は東京なみに上品なので、本当は「もり3枚と・・・」といきたいのだが財布も許さないしご時世も自制心に働きかける。

その「もり」は正直久しぶりなので、ああ直利庵の蕎麦はこうだったんだと噛みしめながら、いや通ぶってするすると噛まずにすすりながら感慨に耽った。
うん、うまい。

そして「半カツ」。
本当は「全?カツ」と言いたかったのだが、恥ずかしいのと、やはり最近の習わしでつい「半」にしたわけ。

でも、その「半」が、カツの量は変わらず、ご飯だけが半分であることは百も承知であるので、ご飯が少ない分、そのカツとのバランスから幸せ感を多くもたらすことも承知で、やはりお碗の蓋を開けて誠にそのような気持ちになったのだ。
まあ、半カツの条件反射とでも言おうか。

それにしてもここのカツの量は多くて幸せ倍増。
お味もよくて三倍増。
厚めのお肉が柔らかくジューシーで、かつ、ほどよい脂身で四倍増。
そば吸いも浅漬けもこの豊かなカツ丼の箸休めになり、もうオイシサ五倍増なのであって、食べて幸せ、もうやはり「全カツのカツ大盛り?」にすればよかったと反省するもシアワセ。

まさに、いつもの事ながら直利庵に来るとあれも食べたいこれも食べたいとなるのでありました。
マル。

ホ~ホケキョ ときたか

2011-04-29 07:21:50 | 第1紀 自然・季節
6時起床。
階上の店に上がる時、「ホ~ホケキョ」と。
ワタシが個人的に聴くウグイスの初鳴き。
春、たぶん真っ只中。

松園店の桜は、



昨日はこんな感じで、



今朝はもう満開に近い。

桜を見ると、やはり気持ちが温かくなる。



そして、早起きの理由はテイクアウトの「お花見弁当」。
ね、豪華でしょう。
本日、お取引先様が9個引き取りに来ます。
お天気も大きく崩れそうに無いので一安心。

そういうワタシの昨夜というか今日25時過ぎの夕餉はいつもの取り合わせ。



いじめコンニャク、薩摩揚げwith生姜たっぷり、チーズinグジュタマ.

さて、洗濯も終わったし、8時過ぎにお取引先様が弁当を取りに来たら、風呂でもはいるべか。

PS:「をかしら屋」全店、今日も元気に営業です。「をかしら屋Pカード会員」様には昨夜メルマガ「豚通信第14号」が届いていると思いますが、ゴールデンウィーク特別企画がありますのでお楽しみに。なお、Pカード会員様でメルマガが届いていない方は携帯の設定を、をかしら屋からのメール許可に変更してください。130名程、未着になっています。

じゃ。

旧友

2011-04-28 08:10:17 | 第1紀 生きる
歳の差は何年たっても変わらない。
当時、全国の支店で最も恐いといわれた鬼軍曹研修官のもとで鍛えられた若者達が、数十年ぶりに教官に会いに店にあらわれた。

こちらは当時より数十㎏成長しているが、当時の若者達はそう変わらぬ感じで、それは時というものを隔てる意識が酒とともに薄れていっているからかもしれない。

この4月に九州から異動で入社当時働いていた仙台支店の次長として転勤してきた後輩と、ここ数年盛岡営業所長をつとめている後輩と連れ立って。
もうワタシも制服の上にセーターを着て「客になりすまし」しばし昔話に花を咲かせた。

そういう昨夜、ゴールデンウィーク突入という例年ならそわそわしてしまうだろう時期、石割桜は満開なそうだが岩手公園の桜はまだまだこれからという雨の夜、ワタシたち3人組と同じような紳士淑女の諸君が小さなホルモン屋でおおいに酒をくらい歓談していた。

そんな久しぶりの平日大賑わいの夜。
帰りの代行車の運転手も、今夜の大通は賑わっていますよとのこと。
経済と人の心が少しずつ戻り始めているのか。

さて、今日はこれから積もった事務仕事の最大の難関を一発やっつけなきゃいけない。
さあ、仕事、仕事。

このカレー、危険につき!!

2011-04-27 11:39:41 | 第1紀 をかしら屋
昨日、夕方、撮影無事終了。
確か、県内制作の番組でも秀逸でちゃらけたところはなく、料理を前面に出していたと思うが、相手が「出たがり」と知っていたのか、随分と「語る」場面が多かった。
まあ、どうせ編集でワタシの場面は1/10くらいになるのだろうが、どうせ「切る」なら「腹」の出ている、否、「出た」腹が映っているところをカットしていただきたい。
母がまた嘆くから。

放送は5月15日(日)夜の予定。

さて、撮影が終わって、いくら心臓に毛が生えているワタシも一安心。
まかないをお願いした。



撮影で使ったスープで「コラー麺」。
うん、コラー麺のスープの真髄は確かにカメラで伝わるだろう。

そして、毎度おなじみ、ワタシのまかないには必ず出現する「田舎カレー」を半丼で。
もう、週に3度の大通店でのまかないではここ数カ月必ず食べているのに、飽きない。
オイシイ。
あ~オイシイ。
食べた後に、また食べたくなる。
豚バラがいい。とてもいい。

もう、このカレー、危険すぎる!!

PS:ゴールデンウィーク、5月8日(日)までの営業は。。。。
   松園店は定休日を返上で毎日営業。
   大通店は5月1日(日)の定休日はお休み。祝日は22時まで営業します。
   本宮店は休まず営業。

   そろそろ今日明日以降のご予約が入ってきていますので、ご来店を予定される方はぜひお電話で席を確保してください。
   「Pカード会員」様には素敵な割引を用意しております。
   メール会員様には明後日ころかな、、「豚通信第14号」が届くと思います。
   「Pカード会員」のお申し込みは「をかしら屋ホームページ」より。

幸せのランチ2連発&おみやもね!!

2011-04-26 00:27:57 | 第1紀 食べる・飲む
月曜日。
週に一度の帰宅は滞在時間12時間で、朝、盛岡へ。
しかし、この日はランチタイムが終わると花巻へとんぼ返りしてまたまた盛岡の予定。

はっきりいって花巻一往復半はつらいが、こういうときこそ楽しみを見つけなければいけない。

となれば飯だ。

ランチピークを過ぎた13時、店をまかせ月末の支払いに盛岡市内2軒の取引先をまわり、ありゃりゃこんな時間だと慌てながら向うは矢巾。

久しぶりの「たいぢ」。
「拉麺 太扱」が正式名称。
常に進化する無添加ラーメンを味わおう。

いつもの無料駐車場に車を置き、これから駅前開発が進むとはいえ、まだその様相を見せていないいつもの顔の店に。

13時半。
そんなに混んでいない、先客2名。

迷わず、中華そば(煮干し)。

きたきた。
そうそう、このメンマ、太い、うまい。
たいぢを現すのに、やはりわかりやすいのはこのメンマだろう。
極太で、しかし味が染み渡ったメンマ。
うん、

細縮れ麺が繊細なスープを拾う。
うん、うん、すすった時も、後味もすっきりしながら、「強さ」のあるスープ。
これだよ、たいぢ。

久しぶりで、あ~こうだったんだと納得した柔らかなバラチャーシュー。

そして、なによりそのまとまり。
スープ、麺、メンマ、チャーシュー、それぞれが主役みたいに特徴がありながら、中華の丼の中にはまると、もうしっくり調和して、まさしく「中華そば」という一つの料理になる。

実は入る前に、2杯喰おうと思った。
この煮干しと、必ずトライを続ける新作を。
しかし、まあ情けない我が腹はもう充分満足していた。
後ろ髪ひかれながら、しかし近々の再訪を念じて、、、、、次へGO!!


向ったのは裏道で紫波へ。
饂飩だよ、饂飩だよ、「たかのはし」だよ。

閉店ぎりぎりの14時半。
営業中の看板を見て、、、、あ~、良かった!!

今日はしょうゆうどん。
並、一玉300円。
大、400円で、だから並+100円で2玉なのだが、我が腹はなさけなく、最近の我が頭脳は冷静だった。

そして、もちろん「観音寺ちくわ天」と「かしわ天(ここは鶏天という名だったかな)」。

この「観音寺ちくわ」が秀逸。
そして鶏の天麩羅も、他には無い本場もん。
この二つは丸亀製麺もかなわないあるよ。

もちろん饂飩もよろしい。
いうことなしの「たかのはし」。
急いで来たかいがあった。
「しょうゆ」もいいよね。。。


で、まぁここで終わらないのが最近のワタシ。
ウエストは確実に成長しているのだが、胃が縮んだという悩みを、この手で今日はカバーした。

これがその証拠写真。



へい、どうだ、今宵の夕餉。
いつもの厚揚げ豆腐とニラグジュタマの前におわすは、、、、、、、
「観音寺ちくわ」。

「たかのはし」で「おみや」に二本買い求めたのだ。

嗚呼、充実の夕餉よ。
我が愛しのチクワよ。

大満足の夜であった。

PS:さて今日、火曜日の午後は久々の撮影。でたがりのワタシも初出演の番組。うん、早めに寝るか!!

2011-04-25 19:16:40 | 第1紀 生きる
今朝読んだ昨日(平成23年4月24日)の朝日新聞の朝刊に小沢昭一さんが文章を寄せています。

その中に、ああなるほどなと、胸につかえていたものを現していただいたような言葉がありました。

その記事はネットに落ちていませんでしたが、「この方のブログ」に載っているのを見つけました(クリックしてください、4月24日のブログです)。

いろいろ論評はあるでしょうが(「この方」にではなく、小沢昭一さんの見方に、ね)、ワタシはウンと肯きました。

大切な言葉、かけがえのない言葉、しかしだから少し注意しなければいけない強さを持っている言葉。

「絆」(語源由来辞典)
【意味】絆とは、断つことのできない人と人との結びつき。ほだし。「紲」とも書く。
【絆の語源・由来】(抜粋)絆は犬や馬などの動物を繋ぎ止めておく綱のことをいい、平安中期の「和名抄」にもその意味で使用例が見られる。絆は離れないように繋ぎ止める綱の意味から、家族や友人など人と人を離れがたくしている結びつきを言うようになった。絆の語源は諸説あり、「頸綱(くびつな)」「騎綱(きづな」「繋綱(つなぎつな)」の意味、「引綱(ひきつな)」の上略など、動物を繋ぎ止める綱という点で共通している。

小沢さんの言っている意味は、世間が上も下もみな同じ口調で物事を言い始めることの恐さを指摘しているのだろう。
こういうご時世に、昔を知っている方が警告を促すのは貴重だと思うわけ。

ただ、絆っていい言葉だよね。
ワタシの最初の会社から定期的に送ってくれるOB・OG向けの会報も「絆」って言います。
本当に昔の仲間たちと、今でも繋がっているような、なにかしらの心地よさがありますね。

じゃ。

記念日

2011-04-25 11:11:02 | 第1紀 生きる
昨日、かわいいぬいぐるみが届いた。



昨日、「をかしら屋本宮店」に従兄弟たちがわざわざ花巻から食事がてらこの豚さん達を届けてくれたのである。
松園店にも大通店にもこの豚さん達のお仲間はいるのである。

で、しばし従兄弟たちのお相手をして、急ぎ花巻の自宅に向かう。
記念日である。

なんのって、気恥ずかしいが何回目かの「結婚記念日」。
まぁ~、よくもったと感慨。
彼女はよく我慢したと感慨!? かな。



記念日につきものの「泡」はなく、相方いわく「ビッグハウスで一番高いワイン」の五月長根が出た。
リースリングの爽やかで気品高い透き通ったのど越しが一つの区切りを祝う。

我が家ではこの3・4・5月は「記念日」ラッシュで、桃の節句のワタシの誕生日、4月に入り相方の誕生日、結婚記念日、5月は端午の節句の娘の誕生日と続く。

なにより嬉しいのは「泡まみれ」になることだが、この風潮と干からびた財布のせいで、ゴージャスな「泡」にない記念日が続く。 しくしく

さて、今朝も4時きっちりに花巻市星が丘1丁目に「ケ~ン、ケ~ン」と鳴くキジの声で目覚める。

庭も花盛りになりつつある。



黄色も



白も、



かわいいのも



元気なのも



庭戸のも



垣根も、春。

昨年のブログと同じ時期に、きっちり咲く。
春は確かにやってきたのである。