ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

お休みです

2007-04-30 01:12:17 | 第1紀 をかしら屋
申し訳ありません。
都合により、「をかしら屋」は、4月30日(月)と5月1日(火)の両日お休みとさせていただきます。

5月2日(水)からは通常営業です。

PS: ・・・
    ・・・(夜逃げではありません)

麦香豚!?

2007-04-29 15:09:31 | 第1紀 をかしら屋
麦香豚!?
バッコウトン。

岩泉龍泉洞黒豚が人気の故か最近入らない。
黒豚ならではのくせがないながら濃い味わいと、深く甘い脂身とのバランスが評価され、「をかしら屋」の常連さんにもファンが多い。
黒豚ホルモンは定期発注しているため確保できているが、精肉は一頭セット発注している店でも入荷しづらいという。

そこで、何頭かの銘柄豚をあたってもらい、この豚に行き当たった。
昨日入ったので早速試食。
バラは非常にいい。赤身と脂身のバランスがよく双方ともおいしい。脂身はすっきりした甘さで、赤身もくどくないが味わい深い。
滝沢村の三浦農場産という事で、岩手山の近くの水と環境が育てているという。よく調べてはいないが飼料が違うのだろう。
最近は飼料会社の仕掛けた銘柄豚が多い。

で、今日からメニューに加わりました。
ぜひ、ご試食を。

PS:今日の昼の賄いにロースを試食。くせのない清楚な味です。人によってはもの足らないかも。ナイフがすっと入っていくんでびっくりしました。お年の方にもあうんじゃないでしょうか。

サクラ ウソ モクレン コブシ

2007-04-28 00:18:20 | 第1紀 生きる
サクラの開花が思ったより遅れているという。
盛岡松園は今朝雪が。北上ではヒョウが降ったという。風も強い。
昨夜も花見の人達はどうしているのかな、というような冷たい風。
桜の花が少し寂しいような。
でも、新聞によると気候ばかりでなく、野鳥の被害とも。

記事は、ここクリックここもクリック

あの可憐なウソが。

春になると花巻の自宅付近にも野鳥たちがやってくる。
ウソも愛くるしい姿が春を告げる鳥として心を和ませてくれる。
でも。数が多くなれば悪いところも目立つ。
ふ~ん。ウソがね。

自宅の裏手には枇杷沢川沿いの遊歩道があり、毎朝のポチの散歩道でもある。
ちょうど家の裏手には白いモクレンが咲いている。
大ぶりな花が起立しているのは、少し宗教的でもある。

学生時代、東京東小金井に一年間住んでいた。
吉祥寺でのアルバイトを終え、東小金井駅前の一杯飲み屋で焼鳥とビールを数杯飲み、アパートへのショートカットである東京農工大付近の農地の空き地(税務対策の木の無い果樹園みたいな)を歩いて帰った。その空き地にぽつんと白いモクレンがあった。帰りは24時過ぎ。モクレンはその暗闇の中でひときわ自身の真綿のような衣装をまとった姿をくっきりと表そうとするかのごとく、白い光をまとっていた。
少し気高く近寄りがたい。桜の木の下にはとはいうけれど、この白いモクレンも木霊がいるような気がして遠回りに通ったものだ。
白いモクレン。二十歳そこそこの私には、はじめてみる木だと思っていたのだが、花巻にもある。そして花巻の市の花がモクレンの仲間のコブシであり、いままさに咲き誇っている。

PS:モクレン・コブシの英名はマグノリア。最初の会社の研修所にも「マグノリアの間」があった。・・・・いやだな。

ただいま、ホルモン定食 500円

2007-04-27 15:49:15 | 第1紀 をかしら屋
宣伝です。

ただいま、ランチタイムナンバー1人気のホルモン定食が、通常680円を500円。5月6日までです。
シロ(大腸・小腸と、ときどきガツ・直腸も)、タン、レバーのボリュームたっぷり、ホルモン好きにはたまらないランチセットです。

昨日、木曜日のIBCラジオのコマーシャルにこの原稿を入れたら、わんさか来ましたね。盛岡のホルモン好きの方々が。
そして、今日も。
ホルモンが昨日も今日もちょうど昼で空っぽに。昼過ぎにいわちくさんが新しいのを持ってきてくれるので助かります。
今日も最後の二人分不足でしたが、お馴染みさんでしたので、黒豚ホルモンで我慢していただきました!?
ゴールデンウイークはどうなるやら。
仕込みすぎて余ってもいけないし、品切れではお客様に申し訳ないし、冷蔵庫は狭いし。
取り敢えず、今日と畜の分を追加で発注してみました。
来週は1日・2日の二日間しかと畜がないようですから、これも困ったもんですね。

皆さん、お花見ついでに「をかしら屋」へどうぞ。
ベランダも解放します。

PS:食肉工場が休みたくなくても、公的検査所が旗日通り休めば休まざるを得ない。生鮮市場もそうですね。食肉の場合は中央市場がほどんど官営ですので、ゴールデンウイーク、お盆、年末年始は長い休み。相場の上げ下げはもちろん、物流、販売も多くの問題を抱えるのですが、お役所さんは・・・。そして業界も・・・。
この件はまたあとで。

ビアガーデン開設 準備万端

2007-04-26 15:25:56 | 第1紀 をかしら屋
ベランダの掃除が終わりました。
ビアガーデンいつでもオープンできます。

「をかしら屋」は正面玄関から見れば1階。でも、実はビルの四階。
写真の通り店のベランダからは晴れた日はくっきりと岩手山が見えます。四十四田ダムも。
そしてまもなくこの四十四田ダムに桜が咲く。
見事。なそうです。

さあ、あなたも「をかしら屋」のベランダビアガーデンでお花見をしませんか。
もちろん、焼肉もできますよ。
二島、四テーブル、十二席(最大15席まで可)使用できます。

黒橋魂

2007-04-26 10:16:32 | 第1紀 生きる
「巌鷲山は峨々として」
「打てやこらせや」
「黒橋魂の」

一番目は校歌。巌鷲山とは岩手山の事かな。
二番目・三番目は確か応援歌。

私が在籍した「岩手県立花巻北高等学校」。
新入一年生は厳しい応援歌練習を終えたところでしょうか。これに耐え忍んで、最初の試合で先輩達と応援歌を歌うことで、初めて北高生としての実感がその連帯感から生まれてくるのです。

歌詞にある「黒橋」。
昭和52年に校舎が移転する前の「桜雲台」の、東北本線に架かっていたのが黒橋、釜石線に架かっていたのが白橋。
当時でも細く古い橋だったのですが、現存。私もしょっちゅう通る、桜台・星が丘地区民にはかかせない生活道路。旧校舎には現在、小学校が入っていますから、交通量が以前より多くなったこの道は児童の通学路としても心配です。
なにせ、住民の車が黒橋を渡る時は慣習として交互通行になっているくらいですから。

この黒橋、白橋。
ようやく改良され、新道ができるようです。
詳しくは新聞記事(ここクリック)を。
校舎が移転し、古い橋が取り壊されても、北高生の「黒橋魂」は卒業生にも在校生にも、心の柱として残ると思います。

PS:岩手に帰って来てしばらくは、この季節になると同級生達と家族同伴で、桜雲台の学校敷地内で花見の大バーベキュー大会をしたものです。
思い出すのは平成5年(調べると4月18日)。3回目かの現地での花見。風が強く、ステーキを焼いていても、塩コショーなのか舞い上がった砂なのかわからないくらい。
急に騒々しくなったと思ったら、(後でわかったんですけど)花巻空港に着陸しようとした飛行機が風にあおられ大破。火災が起こりましたが乗客の機転で全員救出された事故が起こっていたのです。
私たちは何も知らず酒飲んでいましたけどね。
もともと丘ですから桜雲台は風が強く、純情少年は時々鼻血をだす光景に出くわしていたのでした。

田舎屋

2007-04-25 16:51:33 | 第1紀 食べる・飲む
本日の昼飯は賄いではなく昨日に引き続き外食。

みたけの「田舎屋」へ。
むしょうに唐揚げが食いたい。

久しぶりの「田舎屋定食」。
げんこつくらいの大きさの唐揚げ3個。
片栗粉か?甘めの粉で揚げられた大振りの鶏肉がすごい。
ソースをかけ食す。目玉焼き、スパゲッティーの脇役が、この大量の肉を食べるには存在感を示す。

実に「潔い(いさぎよい)」。
これで600円。
だから2時過ぎでも次々と客が来る。

学ぶのは潔さ。
当店のホルモンランチも量では負けないが、あちらは油で揚げている。
なんとも手のつけられないB級さであり、だから無性に食べたくなるのである。

何ヶ月後か、何日後か。またきたくなる店であり、メニューである。

昼食後は歯を磨くが、今日は帰宅後すぐに磨くのはもったいなく、口の中に残る脂と、熱さによってできた口の中の腫れ物もいとおしく名残惜しいのである。

何か学んだ。
そのために、その確認に行った。

JAZZ本は?

2007-04-24 16:29:08 | 第1紀 読書・JAZZ
本屋に入るのは楽しみである。
今の商売ではしょっちゅうはいけないので、定休日の月曜日と次の日の朝、職場「をかしら屋」へ戻る途中に寄ることにしている。

月曜日は花巻で。火曜日は盛岡で。

花巻の店は本を置くスペースが広くたくさんの量の本を「置いている」店。
上盛岡の店は「本屋さん」だ。

「本屋さん」は、さあどうぞ存分に見てください、とばかりに本が見やすく整然と置かれてある。BGMもクラシックで落ち着きがある。店推薦の本コーナーもあり、プロの本屋さんの意気込みが感じられる。座って手にとっと読めるように、立派なイスとテーブルも用意されている。
ただ、ほんの一つ残念なことが。まだ数回しか入っていないし、あまりゆっくりまわってもいないので勘違いかもしれないが、そうだとしたらごめんなさい。
それは、JAZZ本が探せないことだ。「美術・芸術コーナー」にはクラシック本が揃っている。通常はこの格式高い場所にJAZZ本もお邪魔しているのだが、無い。「趣味」のコーナーにも無い。
まあ、ゆっくりきた時に探しましょう。

今日は午後、街中にでたのでこの店の本店に行く。やはりJAZZ本は無い。そうだ、本店の横の店の方に置いているのだ!!
この店は映画・演劇・音楽関係の本が充実している。
JAZZ本のコーナーに行くと、しばらく見ていないうちに新刊本がかなりでている。ちょっと前なら全部買ったんだけど、今は読む時間が少ない。自制して、昔のニューオリンズのDVDが500円で置いてあったので買う。
多分あとで、「しまった、あのとき買っておけば」と思うのだろう。JAZZ本なんて、欲しい時になかなか探しても無いのだから。

この店は、「さわや書店 MOMO」。二階はコミック本の専門店です。