ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

よか!博多 ばってん!長崎

2009-01-16 17:14:46 | 第1紀 食べる・飲む
ちょいと気になって、いま「カワトク」で行われている「よか!博多 ばってん!長崎 繁盛くらべ」に行ってきた。

博多の街は大好きである。
やはり食べ物がいい。
いや女の娘もいいらしいが、これはワタシの専門外である。
博多にいる熊本出身の娘がいいという「専門家」のお話を聞いたが、確かに「つくす」らしいが、やはり全くワタシの守備範囲ではない。

博多の街は会社勤めの頃、三十回ほど行っただろうか。
北の札幌、南の博多とこの二つの都市が好きだった。

屋台のトンコツラーメンもいいし、鉄鍋餃子もいい。
(鉄鍋餃子を喰う、ただそれだけの目的で行ったことがある)
水炊きもいいし、河豚もいい。
港に接した居酒屋の大きな水槽から網でとって喰う、イカの刺身にも驚いた。

夜の街も支店の方々に連れられて行ったが、なにか円熟した街というような感じで、大人の遊び場としてはすこぶる良かったような記憶がある。
東京のように派手でもなく、きらびやかでもなく、無機質でもなく、強欲でも無い。
なにかほんわかとした暖かみがあったように思うのは、連れていただいたスナックやバーがいいところだったせいなのかもしれない。

昔話が長すぎた。

さて7階のイベント会場に行くなりテレビ岩手のスタッフが撮影準備。
アナウンサーのI氏にどこが良かったと聞くと、博多なのになぜか「伊達本舗」というところの「甘古呂餅」がおしいという。
さっそく試食。
甘みも押さえめで決して派手ではないが確かにいい。
少し焼いて食べるとうまいという意外さにほれて一個購入。

博多人形なんかもうっとり見るが、いかんせんワタシの財布の及ぶところではない。
とはいってもじっと見ているとひかれる。
思わず「これ下さい」と言いそうになるが、そういうご大尽の身分ではない。
「入って」しまった我が精神をそっと引き戻す。

でも、これには逆らえなかった。
吉祥庵「玄界灘さば棒寿司」。
こらえようにも、穴子寿司との詰合せが目に入りあえなくダウン。
今夜の酒のおかずになる(ハズ)。

「メンタイいわし」と「メンタイさんま」(なんでサンマなのかわからない、あっちまで回遊していないと思うのだが。最もメンタイの原料もたぶん北海道産だろう)を別々の場所で購入。
知り合いのマネキンさんから試食だけを頂くわけにはいかないので。
これも今夜の肴。

従って新年から真剣に取り組むはずのダイエットは、またまた来週からとなる。
嗚呼、罪作りな場所よ、百貨店は。

結論。
ここんとこの百貨店催事の中では最もいい感じ。
バラエティの幅も広いし、一つ一つがこなれている。

おっと買い忘れがあった。
「高菜」を探したけど、途中の試食の最中に忘れちゃった。

しょうがない、明日も行くか!!

(実はカレーパンも購入。ここのカレーはおいしい!! 正直、意外!!)