ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

初夏?? 生い茂る雑草園 そして 膀胱

2017-05-31 13:57:57 | 自然、読書、仕事、そして生きている
生い茂る我が家の庭、否、雑草園。
いやいや、ついこのあいだ嫁が慣れぬ草刈り機でトラ刈りにしたかと思いきや、一週間の単身生活から帰った深夜、我が家の玄関に通じる細道は、もはやジャングルのありさまだ。















業を煮やした嫁が、またもや文明の利器(草刈り機)を振り回し、しかも雑草園の中の花園のほうをやけに丁寧に刈りやがって、毎年のことだが上の写真の花たちは息絶え、いつもの寂しい、花の無い日々が続くだろう。
もちろん、綿毛をいっぱい飛ばしに飛ばしたタンポポや、健気なシロツメクサはトラガリなので生き残りそうだが。


さて、本題のその2は、昨晩、Facebookでちらりと画像を公開した「岩泉龍竜泉黒豚」の膀胱。

週に一度、火曜日の午後の定期便で「岩泉龍竜泉黒豚」の「内臓セット」がやってくる。
ここのところ雄豚が続いたが、今回は少し年季の入った雌豚であった。
オスかメスかは黒豚に限り(いわちくの場合)、コブクロが入ってるかどうかで判別できる。
メスになればこちらはしめしめと喜ぶ。
なぜならメスは子宮廻りの部品点数が多く、通好みの「黒豚ホルモンセット」(一皿2000円+消費税)の皿が賑やかになるからだ。



しかも、今週はいつもはついてこない膀胱らしき丸い玉が一個ぶらさがってきたのだ。

こうなるとホルモン屋は喜ぶ。
居合わせた少し酔っているカウンター客(酔っている証左に、今朝、携帯忘れていませんかと問い合わせが来た)に、どうだ見てご覧、これが膀胱だよとつい興奮して「ご紹介」すると、なるほどなるほどと相討ちを打つ。
愛想のいい酔っぱらい客であった。



(直腸から切り離したところ)



肛門に向け、直腸と女性器と膀胱から出る尿道が走る。



解体、その1



解体 その2
写真上が膀胱を開いたところ。
その下が、ボクたち(ワタシと常連のセンセイ)が「衛星と流れ星」と呼ぶ、卵巣と卵管。
さらにその下が女性器で一番下がお好みの方も多い「コブクロ」、いわゆる子宮。

メスでも個体差は大きく、子供のコブクロは開かず管のまま提供する(よくスーパーに並んでいる状態)が、ワタシが単体で仕入れる場合は「L」という成長したメスの分厚いコブクロを割いて提供する。
この方が食感が良いと思う。
いまは提供する店は少ないが「コブクロ刺し」なんかは子供の豚がいいのだろう。
ちなみに牛の子宮はあまりにも分厚く、当店ではメニューに入れていない。

また、ソーセージなんかを詰めるケーシングは、よく羊の腸が使われるが、太いフランクフルトには豚の腸が、もっと太いものに牛の腸を使ったり、豚の膀胱も使われるという。
また都会で流行りの生ハム「クラテッロ・ディ・ジベッロ」は豚の膀胱に入っているそうな。

そんな話。
今日のランチでも「黒豚ランチ」が出たが、この黒豚のシロやレバーはちょいとホルモンにうるさい人でもうなるようで、当店にも黒豚目当てのホルモンフリークは多い。
週に一頭なので、セット皿はせいぜい2セット分しか取れないが、シロ、レバーは量もあるのでお試しいただきたい。
そしてこの黒豚。なぜかハツ(心臓)は小さいが直腸はご立派で600gくらいもある。良質な脂もまとっているのでうまいこと限りなし。週に一本ですので、ぜひこれもお試しいただきたい。

そんな、黒豚の膀胱話で、今日は、オシマイ!

ランチ非番、木曜日午前の旅

2017-05-25 12:30:05 | 喰う、呑む
ワタクシ、月曜と木曜のランチは非番ですので、店以外の公務や平日しかできないプライベートな行事はここに集中させる。

今日は、2カ月に一回の大病院通院。
下手すると待ち時間だけで半日かかる大病院だから、朝一番の時間帯の予約にし早々に出かける。
そのおかげで今日は一番に「55番さ~ん」と看護士に病院ネームで呼ばれ、今日はいつもの検査漬けもなく420円で、あとは処方箋持って薬局へ。

なんと10時前に大病院と薬局を仕上げ、行きつけの緑が丘のヒラトヤ(系列店)さんへ散髪に。
いつもの「平日シルバーコース」(税抜き1500円)。
今日はベテランのおばさん、もとい女性の担当で安心してうたた寝しながら、3ヶ月分をばっさり切っていただく。

帰り道、気になっていた芝桜の新名所2ヶ所へ小旅行(?)
先ずは競馬場跡の公園。
三高の交差点を入って広い敷地と公園をぐるり見たが、それらしき場所なし。あきらめる。

たぶんここから抜けれるだろうとの予感通り、裏道から高松の池を廻る。
新緑に包まれ、そうさな、今が一番心が落ち着く季節だろうと、小道を走る。
花巻市民のワタシから見れば、この高松の池は盛岡の大いなる自然の財産だと思う。
少しうらやましい。

そしてこの公園の入口にある駐車場、今日の目的の「芝桜」がきれいに咲いているという。



何日か盛りを過ぎたようだが、話のごとく赤紫の絨毯が敷きつめられていた。
公園の管理が「寿広」さんになってから、ずいぶんと明るく変容した公園。
一昔はサラリーマンの隠れ休息場で、近くの有名店「キッチンアベ」の駐車場として借用し、例の洗面器仕様のカツカレー大盛りを平らげたあと、しばし腹がおちつくまで昼寝を貪る、そういうところであった。

高松からの帰り、昼前となれば寄らねばならぬのが上田通り入口の「ベーカリー麦」さんなのだが、今日はちょっと情報を得て気になった未訪のパン屋を探す。

うろ覚えの地図は、よく廻らない頭のおかげで、愛車がぐるぐる知らぬ路を廻り、とうとう「労金」さんのビルの小道でその青い壁の店を見つけた。

「Mam’s Oven」さん。
洒落た外観、どっしりしたドアと違い、中はパンでぎゅうぎゅうのいい感じの小さい店。
奥にすぐ工房があるのはパン屋らしい。



買い求めたのは迷いに迷って、くるみのパン(150円)とチキンカレーとたまごのパン(170円)。

うん、おいしかったよ。
こういう菓子パンや惣菜パンがお得意そうで、種類も多く値段もこなれて近所に欲しい店のリスト入り決定。

もっとも庶民的といえば「麦」さんにはかなわないが、女子たちはこういうこじゃれた店を好むのだろう。
次はバケット系とサンドイッチ系を確かめたいと思う。

そして、次回の探検のテーマ、八幡通りのラーメン店と珈琲屋の下見をして、ちょうど12時に事務所着。
夕方まで数時間、企画書作りと大事な昼下がりのシエスタとするか。


「をかしら屋大通店」本日より「冷麺まつり」&「ごちゃ混ぜホルモン企画」&「豚バラまつり」開催

2017-05-16 08:34:10 | をかしら屋
緑濃くなる候、風も清々しく、鳥々のさえずりも耳に優しく流れます。
んだども、雨っこや雷っこが、おどろおどろしぐ鳴るごども最近多いなっは。は~やだごど。

そんな、一日でも朝夕の寒暖差の多い日々。
健康管理に気を使いますね。
ワタシは春の特定植物のせいか、黄砂が影響するのか、肌が乾き、喘息がぶり返しています。
こういう季節は気持ちは和らぎますが、アレルギー持ちの気分はさえない日もでてきますね。

さて、それじゃスタミナ持続という事で、久々の「冷麺まつり」本日から開催です。
今回は「ごちゃ混ぜホルモン企画」と「豚バラまつり」も併催。
新入学、転勤などで「をかしら屋大通店」のお近くに来られた方にも、ぜひこの機会にご来店いただき、名物の「太~くて、長~くて、しかも腰のうんとこさ強い」昔ながらの盛岡冷麺をお楽しみください。



セールは本日から月末まで。
今度の日曜日はJ3「グルージャ盛岡」公式戦に出店のため大通店は定休日をいただきますが、来週の日曜日28日は大通で「よさこいさんさ」もあるということで臨時営業します。しかも「5時までランチ「昼酒宵酒タイム」開催で昼休憩無しですから、よさこい見物の合間に気軽にご利用できますよ。



お問いあわせ、宴会申込は
をかしら屋大通店 019-651-7111まで。
お座敷40名様くらいまで、奥の間は15人様くらいまでご利用できます。
先週末も福島から柔道大会に出る中学生と先生・ご父兄様ご一行20名様が「ごちゃ混ぜホルモン」でお腹一杯スタミナつけていきました。
料理コース・持ち込み・お時間のご相談もお気軽にどうぞ。

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◇◆◇・◇◆◇・◇◆◇・◇◆◇・◇◆◇・◇◆◇・◇◆◇
豚通信  第90号【冷麺まつり&ごちゃ混ぜ企画のご案内】
               2017年 5月15日
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ただし、現金会計のみ適用。宴会コース・ごちゃ混ぜホルモンは対象外です。
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【5月16日(火)より31日(水)まで「冷麺まつり」&
 「ごちゃ混ぜホルモン企画」&「豚バラまつり」】を実施します。
【冷麺まつり】
・もりおか冷麺半額!!
 通常800円を400円。大盛り600円。半冷麺350円。
【ごちゃ混ぜホルモン企画】
・ランチタイム 「ごちゃ混ぜホルモン定食」 980円を880円
・夜の部 「ごちゃ混ぜホルモン90分食べ飲み放題」 通常3780円を3500円 
  &学生限定:ごちゃ混ぜホルモン食べ放題Aコース
  通常1296円を1000円(学生証提示、大ライスサービス)
【豚バラまつり】
・ランチタイム 「豚バラ定食」 通常680円を550円!
・昼夜 「豚バラカルビ」 通常550円を399円!

【催事情報】
・「材木町よ市」毎週土曜日午後3時10分~6時半ころまで
  盛岡市材木町旭橋側立体駐車場前
・「J3グルージャ盛岡公式戦」 5月21日(日)13時~いわぎんスタジアム
・催事人気№1「鉄板焼き辛味噌ホルモン」や「ホルモン焼きそば」「モツ煮」などを持って屋台販売でイベントを盛りあげます。
・「をかしら屋催事部隊」はお呼びがあればかけつけます!(県内一円)
・6月は「雫石軽トラ市」「八幡ポンポコ市」にも出店します。

【急報】
5月28日(日)は「臨時営業」します。
しかも昼休憩無しの通し営業で、「5時までランチ」&「昼酒宵酒タイム」。
夕方5時までお得なランチタイムを延長。また5時まではアルコールほぼ全品399円&Pホルモン(シロ)食べ放題777円!
「YOSAKOIさんさ」見学にもご利用ください。
お座敷全て(30~40名様)、奥の間(12~15名様)貸切りも対応します!夜は9時営業終了です。

【をかしら屋大通店】
・住所 盛岡市大通一丁目4-5 小野新ビル1F 
・場所 大通「サンビル」と「ダイソー」のあいだの一方通行の小路を菜園方向に入り、ハンバーグ「ベル」さんの次の角のビルです。
 1階ですが外階段を少しあがって下さい。
・営業時間 ランチタイム 11時30分~14時(13時半ラストオーダー)
 夜の部 17時~24時ころ
・定休日  日曜日 (大人数での日曜日や時間外営業は応相談、貸切りも可能)
・電話番号 019-651-7111
(14時半~16時半まで不在の場合あり)

各企画の詳細は宴会クーポンもついている当店HP http://www.okasiraya.jp/
最新の情報はTwitterで https://twitter.com/okashiraya
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(なお、お得なクーポンは、Hot Pepper http://www.hotpepper.jp/strJ000720724/
 チラシ天国 http://www.chirashi-tengoku.com/ にも掲載されています)

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5月14日(日) 花巻・豊沢ダム そして 高村光太郎山荘に向かう

2017-05-15 22:38:03 | 自然、読書、仕事、そして生きている
5月14日(日)、一家は前夜遅くの恒例「一週間のお疲れ晩餐会」で朝はゆっくり、9時過ぎのワタシは一等賞だったが炬燵の猫ごとく起きようとしない妻の有り様を見て、二度寝。
皆で朝素麺を啜り、妻は伸び放題の雑草畑を、美しいバラ畑のある隣家の境を重点に草刈り機をかけ、勢いで(動き始めるまでは時間がかかるが、いったん動くと止まらないバネのような彼女である)ムスメのタイヤを夏用に替える。
だから、ボクは三度寝。

なお、虎刈りにされた春の雑草畑は、大好きなオダマキが駐車場に一論咲き、





フェンスの内側のタラの木には少し大きくなりすぎたタラ棒が。
これはワタシに摘まれてその夜の酒のお供となった。
一年ぶりの自宅のタラ棒は、あの苦みが舌に春を招き入れたのです。

さて、約一ヶ月ぶりの休日。これを逃すと今のところ7月の祝日まで予定が入り込んでいるから、なんとか休日らしくすごしたく、午後、嫁と予定の行動に出る。

一昨日だったか朝日デジタルニュースの岩手県版に出ていた「高村光太郎の風呂おけを初公開 花巻市の記念館」を読んで、久しぶりに山荘に行こうという魂胆。
そして今年も少し早く開通した沢内へ抜ける県道12号線花巻大曲線で豊沢の奥に春を見つけに行こうと思ったのだ。

余談だが、私たちを良く知る方は、あのいつもけんかしている二人が休日を共に過ごしているなんてとお思いでしょうが、いやはや、全くその通りなんですが、よる歳と最近の熊情報を考えるとちょっと前みたいに独りで山に入りくつろぐという行為自体が非常に危険に思われ、しぶしぶ(!?)助手席に同行させたのです。そして心底憎み合っているかどうかはともかく、激しくバトルを飛ばすが数秒後には平穏に戻るのが二人の口にしない約束事みたいなのです。ねっ、大丈夫!

で、説明は短く、写真を中心に。





豊沢湖は田植え時期で水を豊富に抱え、勢い良く放水しています。
この日の道すがら、田植えの農家が多く、半分くらい終わっている感じで、ここ一帯の水管理のためにダムが作られました。









ワタシの母はこの豊沢の出身で、京都から戦に敗れ日本海をつたい秋田から辺りを山に囲われ隠れ住むのに適したこの地にワタシの先祖は安住の地を構えたということです。
いやはや安住過ぎたのか、すっかり地に染まったのか、母の実家を長とする一族は時節を経てすっかりのんびりした性格を身にまとったようで、酒好きアレ好きの血統でもあります。因みにその血を半分、母からいただいているワタシは酒好きですがアレは苦手の部類です。

さて、今日の目的は「水芭蕉」。
そして例年通りであれば、まだカタクリも咲いているかと期待したのですが、いやいや、水芭蕉はすでに花を落とし、カタクリは見えませんでした。

では、写真で。











(あちこちに滝が。この滝上がワタシの従兄弟たちの狩場で、子供の頃は夏になるとここにテントを張り、魚を獲ったりしたものです。年長の従兄弟たちはダムができる前に住んでいて、あっちの沢、こっちの山と詳しいものでした。)






そして、次の目的地、光太郎山荘へ。







この光太郎記念館は二年前に以前の場所から移りました。
だから、毎年来ているつもりが二年ぶりの訪問となり、昔の民族博物館と様相が違い、立派になった展示室に新鮮さを覚えました。

では、写真で。

















光太郎は戦時下の昭和20年5月に親交のあった宮沢賢治の弟・清六を頼り花巻に疎開し、ここ太田山口で7年間の独居自炊の生活を送ります。
これは戦争中に多くの戦争協力詩を作ったことへの自省の念から出た行動であったとされますが、光太郎は地元民に愛され慎ましい生活を楽しんだようでもあります。

(ついこのあいだ、ひどい評論にあいました。光太郎のこの疎開生活を無駄なものと、これがなければもっといい作品を「たくさん」出せたろうという一方的な評論です。さて、芸術は作品の「数」で決まるのでしょうか。体(てい)の悪い画商とか出版社なら「作品の数と札束の厚み」を乗じて考えるのでしょうが、それは大きな間違いでしょう。ワタシはこの7年の花巻山口での生活が、彼が必要としていたものであろうし、その生き方が無ければ自分自身を説得できなかったろうと思います。そしてなによりどんな環境下であれ、その生き方やまわりのもの全てがが自身の芸術性を支え・豊かにし・育んだものと思います。)

さて、いつも見入ってしまう山荘を(たぶん撮影はOKだったと思います)。





















ワタシの母は万屋を営んでいましたが、ちょうど目の前のバス停が光太郎山荘に歩いて向かう人達が降りる場所で、よくリュックを背負った若者が4~5㎞ある道筋を訊ねていました。そのころは奥の温泉にユースホステルもあり、今と違った旅の楽しみ方であったようです。
そして、その道を光太郎はたびたび降りてきて、酒や食料品・日常品を買ったり、電車(マッチ箱電車が花巻から西鉛温泉まで走っていました)に乗ったりしたと、近所の酒屋さんから聞きました。気さくな方だったようです。



帰り道の沿道はリンゴの花がほころんでいました。

花巻はすっかりと、春です。

好天という神様の下で 2017年GW点描 そして去りゆく春の雑草園

2017-05-10 22:23:25 | をかしら屋
好天という神様が降臨し、我が「をかしら屋催事部隊」のGW(ゴールデンウィーク)は実りある一週間を過ごした。
思えば昨年の5月1日(日曜だった)なんぞ、最高気温なんと8℃。それに比べ先週の3日4日5日は25℃・28℃・27℃。
天気予報を余り気にせず長袖シャツ2枚でのぞんだ3日なんかは、忙しさと暑さで気が狂いそうだった。

そんな3日~5日の「盛岡動物公園まつり」。







そして、天気の持ち直した6日(土)の「材木町よ市」。



7日(日)、長野のサポーターさん達が開店から大勢並んだJ3「グルージャ盛岡」公式戦.
昨年も長野の方に「年に一回の盛岡に来る楽しみの一つはこの【ピリ辛ホルモン】です」と嬉しいお声を聞いた。アウエー戦を廻る熱心なサポーターさん達の楽しみは各地のスタジアムグルメであろう。
そのためにも新しいメニュー開発を怠ることはできない。
今回は新メニューの「切り落としチャーシュー丼」が大好評で、ほっと一息。
それにしてもここ2戦の「いわぎんスタジアム」北口、風が強すぎてテントが飛びそう。
我々はなんとかこらえるが、試合に影響しなければ良いが。
風が名物になるのは全英ゴルフのセント・アンドリューズくらいでいいと思うのだ。



(長野のサポーターさん達 ご一行)



(名物「ホルモン焼きそば」)



(今年の新開発テーマはビールのつまみ 「豚バラ焼き」「ハッシュドポテト」「ベーコン串・フランク・岩手県産ロングウインナー」)

そして我がS家ご三方はこの一週間、仕込みと準備で店に都合三伯したのだ。



従って、ムスメの誕生日パーティーも、ここ。
いい家族を持ってシアワセなワタシだが、口はきたないのだ。ゴメン。


そして5月。
春の雑草園の主人公は変わり、ホントの雑草達が謳歌を競う。











そんな、今日この頃。
春の風は上着を一枚・二枚とはぎ取っていくが、いまだ早朝は暖房に依存する寒暖激しき候。
皆さまもお体と黄砂には充分お気をつけを。
 (ワタシはおかげさまで喘息がぶりかえしております)

咲き頃か、咲き始めか 5月1日の雑草園

2017-05-02 01:08:12 | 自然、読書、仕事、そして生きている
2017年5月1日(月)、花巻自宅の雑草園。



白いチューリップの二本目が今にも咲きそう。
朝8時半前だから、きっと昼には花びらを少し恥ずかしそうに開けているのだろう。



そして赤いチューリップ。
先輩と後輩。



これはなんの実か?
検索して似た画像を見ると、どうやら「アオキ」みたいで葉っぱはそのものなのだが、その検索した花辞典によれば咲くのは冬だという。
はて?


で、今日の「テーマ」は画像の二枚目。
先程の赤いチューリップの奥の方のすっかり陽気になっている先輩と、まだ恥ずかしそうに花びらを閉じている手前の後輩。

さて、アナタはどちらの花が好きですか?


ワタシは、後輩の方、固く花びらを閉じているほうなのだ。

はは~、お前、アレか?
って、言われると、アレなのだが、要するに幼児性が抜けきれていないのかな。
あるいは自分に自信がないとか?
いやいや、お巡りさん、この人「変態」ですとまで言われる筋合いでも無いが、まぁロリータ好きであって、決して「熟女バー」なんて行こうと思わないクチなことは確かだ。

とんだ花占いだが、こうにも人により好みは違う。
好みが違うから種は継続する。

そんな、ちょいと疲れた頭の、長袖シャツを脱いだ春、5月の始まり。