生い茂る我が家の庭、否、雑草園。
いやいや、ついこのあいだ嫁が慣れぬ草刈り機でトラ刈りにしたかと思いきや、一週間の単身生活から帰った深夜、我が家の玄関に通じる細道は、もはやジャングルのありさまだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/3a/cda947278bcd7bebf28bfc3f1fd2f2a7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/f7/9bfa78edad9c1699ee0616082c04af32.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/58/ef8de1f71f4dceb269ceabfd4faa6c49.jpg)
業を煮やした嫁が、またもや文明の利器(草刈り機)を振り回し、しかも雑草園の中の花園のほうをやけに丁寧に刈りやがって、毎年のことだが上の写真の花たちは息絶え、いつもの寂しい、花の無い日々が続くだろう。
もちろん、綿毛をいっぱい飛ばしに飛ばしたタンポポや、健気なシロツメクサはトラガリなので生き残りそうだが。
さて、本題のその2は、昨晩、Facebookでちらりと画像を公開した「岩泉龍竜泉黒豚」の膀胱。
週に一度、火曜日の午後の定期便で「岩泉龍竜泉黒豚」の「内臓セット」がやってくる。
ここのところ雄豚が続いたが、今回は少し年季の入った雌豚であった。
オスかメスかは黒豚に限り(いわちくの場合)、コブクロが入ってるかどうかで判別できる。
メスになればこちらはしめしめと喜ぶ。
なぜならメスは子宮廻りの部品点数が多く、通好みの「黒豚ホルモンセット」(一皿2000円+消費税)の皿が賑やかになるからだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/bc/43ec769e7a606d750217f10194643abd.jpg)
しかも、今週はいつもはついてこない膀胱らしき丸い玉が一個ぶらさがってきたのだ。
こうなるとホルモン屋は喜ぶ。
居合わせた少し酔っているカウンター客(酔っている証左に、今朝、携帯忘れていませんかと問い合わせが来た)に、どうだ見てご覧、これが膀胱だよとつい興奮して「ご紹介」すると、なるほどなるほどと相討ちを打つ。
愛想のいい酔っぱらい客であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/e5/08284abf205b8d8a7cb83364431b4a6d.jpg)
(直腸から切り離したところ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/f3/0ea10eeb93b680c113c2aacf3ec33019.jpg)
肛門に向け、直腸と女性器と膀胱から出る尿道が走る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/f1/8328ee3bdcab36a06077c9e1829fd51b.jpg)
解体、その1
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/18/7ad1c464f9b064968b159ef590c1aeaa.jpg)
解体 その2
写真上が膀胱を開いたところ。
その下が、ボクたち(ワタシと常連のセンセイ)が「衛星と流れ星」と呼ぶ、卵巣と卵管。
さらにその下が女性器で一番下がお好みの方も多い「コブクロ」、いわゆる子宮。
メスでも個体差は大きく、子供のコブクロは開かず管のまま提供する(よくスーパーに並んでいる状態)が、ワタシが単体で仕入れる場合は「L」という成長したメスの分厚いコブクロを割いて提供する。
この方が食感が良いと思う。
いまは提供する店は少ないが「コブクロ刺し」なんかは子供の豚がいいのだろう。
ちなみに牛の子宮はあまりにも分厚く、当店ではメニューに入れていない。
また、ソーセージなんかを詰めるケーシングは、よく羊の腸が使われるが、太いフランクフルトには豚の腸が、もっと太いものに牛の腸を使ったり、豚の膀胱も使われるという。
また都会で流行りの生ハム「クラテッロ・ディ・ジベッロ」は豚の膀胱に入っているそうな。
そんな話。
今日のランチでも「黒豚ランチ」が出たが、この黒豚のシロやレバーはちょいとホルモンにうるさい人でもうなるようで、当店にも黒豚目当てのホルモンフリークは多い。
週に一頭なので、セット皿はせいぜい2セット分しか取れないが、シロ、レバーは量もあるのでお試しいただきたい。
そしてこの黒豚。なぜかハツ(心臓)は小さいが直腸はご立派で600gくらいもある。良質な脂もまとっているのでうまいこと限りなし。週に一本ですので、ぜひこれもお試しいただきたい。
そんな、黒豚の膀胱話で、今日は、オシマイ!
いやいや、ついこのあいだ嫁が慣れぬ草刈り機でトラ刈りにしたかと思いきや、一週間の単身生活から帰った深夜、我が家の玄関に通じる細道は、もはやジャングルのありさまだ。
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業を煮やした嫁が、またもや文明の利器(草刈り機)を振り回し、しかも雑草園の中の花園のほうをやけに丁寧に刈りやがって、毎年のことだが上の写真の花たちは息絶え、いつもの寂しい、花の無い日々が続くだろう。
もちろん、綿毛をいっぱい飛ばしに飛ばしたタンポポや、健気なシロツメクサはトラガリなので生き残りそうだが。
さて、本題のその2は、昨晩、Facebookでちらりと画像を公開した「岩泉龍竜泉黒豚」の膀胱。
週に一度、火曜日の午後の定期便で「岩泉龍竜泉黒豚」の「内臓セット」がやってくる。
ここのところ雄豚が続いたが、今回は少し年季の入った雌豚であった。
オスかメスかは黒豚に限り(いわちくの場合)、コブクロが入ってるかどうかで判別できる。
メスになればこちらはしめしめと喜ぶ。
なぜならメスは子宮廻りの部品点数が多く、通好みの「黒豚ホルモンセット」(一皿2000円+消費税)の皿が賑やかになるからだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/bc/43ec769e7a606d750217f10194643abd.jpg)
しかも、今週はいつもはついてこない膀胱らしき丸い玉が一個ぶらさがってきたのだ。
こうなるとホルモン屋は喜ぶ。
居合わせた少し酔っているカウンター客(酔っている証左に、今朝、携帯忘れていませんかと問い合わせが来た)に、どうだ見てご覧、これが膀胱だよとつい興奮して「ご紹介」すると、なるほどなるほどと相討ちを打つ。
愛想のいい酔っぱらい客であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/e5/08284abf205b8d8a7cb83364431b4a6d.jpg)
(直腸から切り離したところ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/f3/0ea10eeb93b680c113c2aacf3ec33019.jpg)
肛門に向け、直腸と女性器と膀胱から出る尿道が走る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/f1/8328ee3bdcab36a06077c9e1829fd51b.jpg)
解体、その1
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/18/7ad1c464f9b064968b159ef590c1aeaa.jpg)
解体 その2
写真上が膀胱を開いたところ。
その下が、ボクたち(ワタシと常連のセンセイ)が「衛星と流れ星」と呼ぶ、卵巣と卵管。
さらにその下が女性器で一番下がお好みの方も多い「コブクロ」、いわゆる子宮。
メスでも個体差は大きく、子供のコブクロは開かず管のまま提供する(よくスーパーに並んでいる状態)が、ワタシが単体で仕入れる場合は「L」という成長したメスの分厚いコブクロを割いて提供する。
この方が食感が良いと思う。
いまは提供する店は少ないが「コブクロ刺し」なんかは子供の豚がいいのだろう。
ちなみに牛の子宮はあまりにも分厚く、当店ではメニューに入れていない。
また、ソーセージなんかを詰めるケーシングは、よく羊の腸が使われるが、太いフランクフルトには豚の腸が、もっと太いものに牛の腸を使ったり、豚の膀胱も使われるという。
また都会で流行りの生ハム「クラテッロ・ディ・ジベッロ」は豚の膀胱に入っているそうな。
そんな話。
今日のランチでも「黒豚ランチ」が出たが、この黒豚のシロやレバーはちょいとホルモンにうるさい人でもうなるようで、当店にも黒豚目当てのホルモンフリークは多い。
週に一頭なので、セット皿はせいぜい2セット分しか取れないが、シロ、レバーは量もあるのでお試しいただきたい。
そしてこの黒豚。なぜかハツ(心臓)は小さいが直腸はご立派で600gくらいもある。良質な脂もまとっているのでうまいこと限りなし。週に一本ですので、ぜひこれもお試しいただきたい。
そんな、黒豚の膀胱話で、今日は、オシマイ!