ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

あっ、今日は

2008-08-31 09:08:33 | 第1紀 をかしら屋
お知らせを一つ忘れていました。

今日、8月31日、「をかしら屋」別動隊(ワタシとなぜか相方、二名)は盛岡南運動公園で行なわれる、サッカー天皇杯岩手県予選の決勝、グルージャ対岩手大学選に出張販売にいきます。

まあ、といっても観戦がてらですけど。

好評の「ホルモン焼きそば」や「岩手山麓豚清美とおたふくソースのちょっとカレーな焼きそば」に、自分も欲しいから今夏最後の「かき氷」を持っていきます。

午後1時5分開始ですから12時過ぎには会場にいます。
岩手大学も学生ならではのスタミナとカウンター一発の若さがありますからあなどれません。
先週のようなことがないように祈ります。

でも、岩手大学も心の半分は応援しているんですが。
どっちもがんばれみたいな感じですか。

お暇な方はぜひおいでください。

ワタシのもう一つの楽しみは、助六さんの「グルージャ弁当」と例の「グルージャじゃじゃ麺」です!!

新メニュー?? じゃないけど、新さんま

2008-08-31 00:55:37 | 第1紀 をかしら屋
石油価格高騰に反対し休漁だとか、今年は型が大きいとか、「IBCまつり」で恒例の屋外大バーベキュー(?)とかを見ると、とてもたまらなくなってくる。

たまらなくなってくる気持ちを押さえる力、自制心とかそんな類の精神力が、ワタシには昔から欠けているのかもしれない。

欲しいものは欲しいのだ、好きなものは好きなのだ、見たいものは見るのだ、触りたいものは触るのだ、掻くなといっても痒くて掻くのだ、買いたいものは買うのだ、飲みたいものは飽きるまで飲むのだ、食べたいものは腹一杯食べるのだ、とくる。

して、いよいよサンマの季節到来なのであって、たまらんのである。

事務所にも店の厨房にも網焼きができる設備は無い。
サラマンダーもない。
ないならあきらめるか、あと一日我慢すればきっと「優しい」相方が自宅でさんまをわんさと焼いて待っている(はず・・?)。

と思いながらも、朝からふつふつと頭に浮かんできたさんま。
もう、匂いまで想像の世界で香っている。

こうなりゃあ止まらない。
店へ向かう途中、踏み切りを渡った「ファル上田店」に思わず右折して入ってします。
前身の「むらかみスーパー」はお魚屋さんから始めたと聞いていたから、鮮魚コーナーは充実している。
が、土曜の昼前、お客様で駐車場が一杯なのに鮮魚コーナーはがらがら。
おっと、あの陳列のうまいユニバースに経営が変わってこのありさまとは、ちとね。
まあ、他の魚はいい。さんまさえあればと目がてんぱってきた。
はい、定番売場には無かったが、島陳列台にありました。

価格も安くなっています。
出始めは驚くほど高かったのですが、もう落ち着いてきましたね。
そしていつもながら、というか毎年のこと、出始めの北海道あたりでとれるさんまは色白で型が大きい。
今年のは特に大きいというが、昨年のことは忘れた。けど、大きくてうれしいわけ。

さて、今日は珍しくT嬢に昼だけお休みをやっているので、従業員も含め三匹購入。
どうやって焼くかはあとで考えることにして、ちと危ないからこれも大好きなカキフライと鶏唐揚げの出来合いを買う。
贅沢だ。
月末だというのに・・・。まあ自分の財布だからね。

で、店について、昨夜、久しぶりの知人と話した冗談を実現してみるかとひらめく。

そう、店のロースターで焼いてみるのだ。
「をかしら屋盛岡大通店」は上引きのロースターだから、ひょっとしたらおいしく焼けるかもと考えたわけであります。

土曜日らしく、いつものどっと押し寄せるサラリーマンと違う一般客のなだらかな来店。
やはりランチタイムの閉店時間を過ぎても、四組のお客様が残っているが、ありがたいことなのであります。
しかし、こちらの食い気は待つほどに増すわけであります。

そして、ようやく3時前、で~んとロースターに新サンマが三匹乗りました。
見よ、この勇姿。



内臓もとらず、そのまま塩して置いただけ。
さあ、点火!!

従業員も、一緒にテーブルに乗っているごはんもカキフライも鶏唐揚げも手を付けず、じっと待っている。

・・・・焼けない。なかなか焼けない。

・・・・ややっ、焼けてきたっ!!

・・・・おおっ、焼けるじゃないか、おいしそうに



なんて感じで、ぶじ皆さん食らいつく事ができました。
そして、やはり主役はさんま。
カキフライも鶏唐揚げもそっちのけで、「さんま焼き定食」を楽しむ「をかしら屋」ご一行様でありました。

さんまはいい。
本当にいい。
サンマの季節は毎日がサンマでいい。

子供の頃、内陸の花巻にはなかなか生きのいいサンマは来なかった。
沿岸から売りに来るトラックを見ると、どこのお母さんもボールを持って集まったものだ。

半身に切った(もちろんお頭は父に)サンマの、表は夕飯に、裏は次の朝のために、喉をゴクリと鳴らしながらもがまんして残した。
サンマと玉子焼きさえあればよかった。
次の朝、残った半身の裏側に醤油をたっぷりつけて(子供ですから)、箸ですくう一切れで一杯、次の一切れで二杯、残ったサンマの脂と皮の混じった醤油で一杯といつになくご飯を平らげた。
その幸せが今でも残る。

嗚呼、サンマって本当にいいですね。

南部曲り家

2008-08-30 08:47:17 | 第1紀 生きる
岩手日報のウェブニュースに懐かしい方を見た。
以前の会社でお世話になっていた、大手新聞社系列の地方代理店で営業をされていた方である。
お住まいが「をかしら屋松園東黒石野店」のすぐそばにあるという縁で、時々お店にも来ていただいている。

このニュースのアドレスは「ここ」だ。

この記事によると、この方、今野さんが岩手県内にある南部曲り家を5年ほど前から調査し、その分布や間取り、歴史的背景などをまとめ、一冊の本にまとめて自費出版したということ。
ちなみに本の題名は、「旧南部藩領の消え行く茅葺曲り家」。
県内の主要書店で販売されているということだから、さっそくいつもの「さわや書店」に覗きに行こうと思う。

現存する51軒の南部曲り家の写真が入った本であり、貴重な資料となるだろうと思う。
今野さんの親しみのある柔らかい口調で、各家を丁寧に取材したものと思い、感心させられる。

南部曲り家で有名なのは、やはり遠野の千葉家であろう。
観光地の「盛岡手作り村」や、遠野市の「遠野ふるさと村」などにも、一般客が中に入れる曲り家が展示されている。

人馬一体で住むのだが、そういえば曲り家ではないが、ワタシの小さいころの母の実家も同じ棟で馬が飼われていたのを想いだした。
馬が貴重な農耕の仲間であり、家族同様に扱われていた当時を忍ばせる。
あの大きな黒い瞳の眼が、穏やかな性格を表していたと、少し記憶が戻る。

そういえば、ウチのポチの眼にも似ている。
(脱線)

馬屋は棟続きでも、厠(便所)は外にあった昔の家。
ワタシは、パソコンのディスプレイを見ながら、視線は遠くを見ている。

暑さ寒さも・・・

2008-08-29 11:22:42 | 第1紀 自然・季節
「暑さ寒さも彼岸まで」というが、北東北では「お盆まで」?
今年もお盆を過ぎると、とたんに涼しくなりましたね。

暑い時期には生ビールと焼肉!! という訳で、ホルモン屋もこの時期は売上がいいはずですが、それも確かにお盆まで。
もう少し頑張れ、残暑!! といいたいところです。

ただ、ワタシ的に言うと、ごく限定の私的ワタシの場合は暑いのは苦手でございます。
一般にデブは暑いのが苦手なわけですが、そうとう昔の、わりと標準体型の時からワタシ的には暑さが苦手でありました。

全身汗、鼻の頭に汗、唇の下に汗、太股に汗、汗っかきのワタシとしては暑さはご勘弁というのが本音です。

そして、商売にはあまり好ましくない涼しい季節の到来を、ワタシのココロの底では願っていたわけであります。
とくにも、運転中は・・・。

というのも、22万5千キロ走破のわが愛車、レガシーはここ数年、エアコンの効きが悪く夏は地獄なわけです。
エアコンをつけても出てくるのは熱風。
22~3℃位の時は、涼しい風が出てくるのですが、いくら頑張っても冷媒の抜けたエアコンでは30℃を超えた外気には勝てません。

銀行の支店長に、Sさん(ワタシ)の腕はよく焼けていますよねと感心(冷やかし?)されますが、ごく寒い時期と雨の日を除けば右ウインドーからだらりと腕を出して運転しているワタシです。

しかし、暑い夏の、それも雨の日なんかは最悪ですね。
窓を開けるわけにはいかんし、窓を閉めきった社内は蒸し風呂状態の地獄絵図だし、我が愛車なりとも、捨てて歩こうかしらんと思うわけです。

まあ、今年の夏はそうはいいながらもワタシ同様、ウインドウ全開、腕ぶらりんの車が多かったような気がしますが、これは例のガソリン高騰による利用者の切ない節約心なのだと思いますよ。

学校卒業して入ったばかりの会社の営業車は、初心者マークのワタシ用のぶつけてもかまわないよ的、オールドぽんこつ車で、「エアコン」ではなく「クーラー」がついていました。
そう、今の愛車同様、外気が流れるだけの「クーラー」でしたね。
一丁前の営業になって、「エアコン」つきの営業車をいただいた時は嬉しかったもんですね。

さて、ここのところずっと曇天・雨天続き。
ここらで、ぱっ~といきませんか。
「エアコン」完備の「をかしら屋」でね!!

あさみちゆき

2008-08-28 09:00:21 | 第1紀 読書・JAZZ
ここのところの、このブログへのアクセス経由を見ていると、「あさみちゆき」のワードから来ている方が多い。

先週行われた「IBCまつり」の最終日、最終ステージで雨の中、唄われた方である。
「をかしら屋」は出店していたが、もうさすがにこの時間は売れ切れと売れ残りで少し時間が空き、見に行った。

テント内で真向かいから聞こえる歌声を聞いていたのだが、なかなかいいという訳で、見に行ったのである。

中に少し聞いたメロディーがあった。
IBCラジオが、以前、盛んに流していた彼女の持ち歌、「青春のたまり場」である。
いい唄であり、いい歌詞である。

ググってみると、阿久悠さんの作詩である。
・・なるほど、聞かせるわけだ。

彼女のプロフィールは「公式HP」をご覧になればわかる。
そういえば、ずっと前に「井の頭公園の歌姫」として取り上げられた番組を見たような気がする。

確かにステージのギターを弾く彼女の姿は、名の通りであり、ギターを爪弾くのが、そして歌を歌うのがとても好きな娘だなと思わせられた。
そして、独特の雰囲気が彼女を包み、その歌声とともにどこにも無い個性を出しているのだから、化ければスターになるだろうし、なる価値のある人だ。
自身、大晦日の紅白に出演することが夢であるらしいが、そうまつこと無く可能であるように思う。
そして、熱狂的なファンも多いようだ。
やはり、ググってみると、彼女の名前を書いて見ていた方は青森から来られたようだし、会場のちょっと平均年齢の高い男性層の熱心なまなざしは、質の高いファンが多いことを物語るようだ。

とても素敵な方ではあるが、残念ながら、お年頃はいいがお顔だちはワタシの趣味のくくりのなかからは少しだけ外れている。
まあどうでもいいことであり、ワタシの趣味を言って、ファンの方々の顰蹙を買ってはいけない。

しかしながら、この引きつける唄を、暇な店であちこち探りながらすっかりとメロディーを覚え、カラオケの持ち歌にしようなんて考えているワタシがいる。

世の中には、知らぬ間に「You Tube」などの便利なサイトがあることもわかり、なんかはまっていきそうな感じがするわけである。

詳しくは、クリックしてください。
  「あさみちゆき公式HP
  「青春のたまり場 歌詞
  「You Tube の あさみちゆき

♪♪ 純愛がぶつかれば 時に傷つけ
   そのあとで悔いながら 泣いて詫びたり
   かけがえのない時代 ともに過ごした
   あの店も今月で 閉めるそうです    ♪♪

♪♪ もう一度 あの場所で 逢いませんか
   泣きながら さよならを 言いませんか ♪♪

そういえば、学生時代のほんの一瞬、井の頭公園のある吉祥寺でアルバイトしていたんだよな。住んでいた東小金井から吉祥寺に来て、たまには井の頭線で渋谷にでたり。
♪♪ もう一度 あの場所で ♪♪ なんて想いがあるかどうかは内緒だけど。

もうひとつついでに想い出を。
その吉祥寺でアルバイトしてたころ。
吉祥寺伊勢丹でパートの屋上で、「西島三重子」のミニコンサートを見た。
もちろんデビューしたての曲、「池上線」を唄ったんだが、よかったな~(ここで今風なら、ポヨヨンの絵文字でもはめるべきなのだが)
ここいらへんが、勝手ながら、ずいぶん一人勝手ながら、いやはなはだ勝手ながら、ワタシの趣味の範疇でございます。
そして唄も。
(いまさら遅いとは思いますが、そこをクリックするとわりと大音響でメロディーが流れますから、会社で見ている課長さんや、次長さんや、つまらぬ部長さんなんかは注意してください)

二十歳の頃の想い出話でした。
おつきあい、ありがとうございます。

PS:お知らせ。ただいま「をかしら屋盛岡大通店」に来られますと、大イベントのあとですっかり気の抜けた疲れだけが残っている、そしてその疲れが「目バチコ」になって左目が充血し大きく腫れている化け物を一匹見ることができますよ。お暇な方はぜひどうぞ。(木曜日のお座敷、夜の部はあと一卓だけ余裕がございます)


帰るか

2008-08-27 09:30:31 | 第1紀 生きる
さて、夏もおわり。
盆のあと、しばらく涼しい日が続いた。
「をかしら屋盛岡大通店」の玄関戸も開けっ放しで、時折いい風が入る。

「いい季節だな」と昨夜カウンターにお座りになった、グルージャ関係の年上の知り合いが。
確かにいい風。
暖かいわけではない。
冷たいわけでもない。
風をそのまま風として感じられるほんのわずかな季節。

秋に向かうころは、外気温20~24℃くらいの時か。
春から夏に向かう時は、18~22℃くらいのとき。
風がゆるりと頬や腕をまわって過ぎ去るのがわかる。
少し産毛を彷徨い遊びながら行くいたずらな風もいい。

これが夕方、日が暮れるのが早くなる6時半ころに静かに吹くと、確かにビールが、いや冷や酒がおいしくなる。
幸せな風の季節はすぐ過ぎ去るから、今を大事にしようと、店の玄関前の踊り場で髪を伝う風を楽しむ。
贅沢で幸せなひとときである。

さて、5月連休のグルージャの開幕戦から始まり、7月末の松薗祭から先週の「IBCまつり」でピークを迎えた「をかしら屋」の出張販売まつりも、とりあえずは一山超えた感じ。

帰ろうか。
古巣に。
いや、店に。
落ち着いて、店を楽しもう。

ヒントはこのあいだにいくつか拾った。
串。
煙。
蒸気。
などなど・・・

アイドリングを終え、ペダルを踏む時かな。
ご期待を。
常に新メニューの「をかしら屋」、再登場。

PS:「弱り目に祟り目」で左目がぼっこり。今日、眼科に行くけど、まあ綺麗な顔が台無しであります。しばし、ご勘弁を。店にきても笑わぬように・・。

あれこれ

2008-08-26 12:56:56 | 第1紀 をかしら屋
あれこれ、雑感。
考えがまとまる頭の状況に戻っていない。
歳のせいにはしたくないが、疲れはたまりやすく、引けにくい。
まして、「IBCまつり」という店にとっては一つの大きなイベント、連続した夏の出店販売の大きな峠を越したばかりだから。

で、その「IBCまつり」の写真を一枚だけアップします。



こんな感じで雨の日曜日もやったわけです。
あれもこれもとメニューはたくさん。
おまけに同居の精肉問屋さんが「岩泉短角牛」や「岩手山麓豚 清美」を販売して、テント内は大賑わいですね。

IBCのアナウンサーの方も来ていただき、お買いになったついでに、「これ、おいしいよ」とお客様におすすめしていただいたりしました。
「このモツ焼き串はいつもあるんですか」と聞かれ、困惑。
残念ながらお店ではやっていない。
やっていないけど、この反応を見てもやりたい。
やりたいけど、店を持つだけの余裕は無い。
でも、でも、でも・・・・。
なんとかならんかね、銀行さん。
ココロと懐に余裕がある投資家さんは、いらっしゃいませんか~~~~~。

などと夢を見る。
はてなき夢を。

キャッシュフローがね~、と 銀行家さんは言う。
全くその通りである。
そして潤沢なキャッシュフローを抱えている事業家がお金を借りたいとも思わないのも事実ではないのかな?

そこをもう一つ。
今に、なに知らぬ顔の政府も、選挙向けに中小企業向け資金制度などを無理やりだすはずなのだが・・・。

と、グチはここまで。

さてさて、先週報告した「グルージャじゃじゃ麺」ですが、この写真。



早速食べてみました。
もちろん二食分。

味は・・・・、いいじゃないんですかね。
どうしてもパイロンと比較して話を進めることになりますが、麺はさすがにアルファー化してあるだけに、ちとは柔らかいが、いけるんではないですか。
もう少し太いのがワタシの好みですが、そりゃあまあ工業化製品ということで。

肝心の味噌は、おいしい。
きっちりとした味で、老舗と比較するとキレがあるがあの独特の甘みは少ない。
ちょっと格好いいシティー風なタレという感じ。
もっともキュウリもネギも無かったから、これがあればちょうどのあじなのかもしれない。
まあまあ、家庭でじゃじゃ麺が食べれるわけで、いい感じの印象でした。

お盆開け、飲食店の皆様はいかがでしょうか。
ワタシの所は、正直、すっかり落ち着いている感じ。

給料もでたでしょうから、サラリーマン諸君、OLの皆様、ぜひ「をかしら屋」でおくつろぎください。

流す

2008-08-25 12:04:07 | 第1紀 生きる
IBCまつり」終了。
二日目は予報通り雨だった。
しかし、時々激しく降る雨にもかかわらず、傘を差した人で盛況だった。

いい意味で、意外にも・・なのである。
IBCの方々もほっとしていただろう。

おかげさまで、「をかしら屋」の出店ブースも盛況で、昨日ほどではないがやはり行列を作っていただいた時間もあった。

たいがいのメニューは早々に売り切れた。
またもやチャンスロスであるが、天気予報に従って昨日に7割がたを費やしたので、嬉しい悲鳴ということにしたい。

ワタシという欲張りのちょっとばかりきばった目標に近い線で終えることができ、また、たくさんの方に「をかしら屋」をアピールできたかなと、少しばかりその成果を喜んでいる。

これまた、お祭りにきたたくさんの旧知の友人や知り合いと挨拶できたことも嬉しい。

二日目は少しばかり時間が空いたので、他のブースやステージを見ることができた。

あさみちゆき」さんという方の唄を聴いた。
良かった。
久々に好きになれそうな唄い方の人を見つけた。
若いけど、少しばかり紅色(くれないいろ)の、少しばかり自分を押さえた、少しばかり切ない表現方法の歌い手だった。
ギターの音色が良かった。
爪弾く姿が良かった。
今後を期待しよう。

さて、へとへとで帰った自宅。
待っていた、第三のビールと(まあまあうまいじゃないか)、焼魚と奴と野菜をつまんで、間もなく撃沈。

翌朝、疲の残った体でさあ出勤と思ったが、少しばかり時間に余裕がある。
二度寝するか、はたまた・・・。

結果は、はたまたの方に。

久々の「精華の湯」。

熱い温泉に入りたかった。
そして、熱かった。

ぬるぬるのすべすべのほわほわの湯に浸かりたかった。
そして、ぬるぬるのすべすべのほわほわの湯に浸った。

平日朝9時の温泉は珍しく誰もいなかった。
これはいい。
普段はマナー違反の、つぶやきや、ため息や、唄や、口笛が、気兼ねなくできる。
そして、寝そべる。
次の人が来るまでは少し自由でいいだろう。

7回、湯に浸る。

一時間ちょっといて、すこしばかり汗と、たまっていた疲れを流し、ほんわかとして湯をでる。

不思議だが、これで、いつも体が軽くなる。
家の風呂ではなかなかできないマジックに、これまたすっかり浸かりながら盛岡へ向かう。

気持ちを切り換える、何かのきっかけにもなったような気がする。

「IBCまつり」一日目

2008-08-24 06:37:55 | 第1紀 をかしら屋
8月23日(土)・24日(日)行われる、「IBCまつり]に出店しています。
「をかしら屋」催事部隊にとっては、「松園まつり」「盛岡さんさ踊り」に続いての大きなイベントです。

先ずは、反省から。

その一。

準備不足?
経験不足?
ワタシの至らなさ?

前日、機材を搬入し、メニューの材料も一週間かけて下処理し、万全の態勢で望んだはずなんですが・・・・。
結果は、ほぼ万全、少し不完全。

「IBCまつり」開場ですのアナウンスがあった9時半。
時間前からお客様がちらほらといらして、まわりのお店はすっかり売り気で満々。

で、我が方はというと、まだまだ準備におおわらわ。
一品も売る準備が整っていないというありさま。
まあ、気は急くが、手足も動いているのだが、思うようには進めない。

こんなところが、初心者のありがちな経験不足なのかな。

「IBCまつり」自体はワタシにとっては十数年やってきたことなのに、自分の店のこととなるとてんで・・・。
今も、昔も、優秀な同僚や後輩がいて何とかやっていたんだなあと実感。
一人になると、何も思うように進まないのがワタシの実力かなと想い、反面、まあそうはいえ独立してからは初土俵だからこんなもんさと自らをかばい、サラリと流そうとする気持ちもある。
その方が、神経には優しくていいのだけれど。

反省その二。

ここのところの催事で思い知っていることなのだけど、やはりテキ屋さんはどういうときでもしのいでいるなと思う。
予期せず売れないときも大きな痛手(作りすぎとか)を被らないし、予想外に売れたときもきちんと仕込みをしているから急場凌ぎができ、売上のチャンスロスが無い。

しかし、初土俵の今回の初日は・・・。
これが、「をかしら屋」のオリジナリティーで、催事の看板メニューに育てようとしている「鉄板焼きホルモン」が、早くも1時過ぎには完売。

午前のテレビやラジオでばっちし取り上げられたせいか、楽しみにして駆けつけてくれたお客様には申し訳ありませんでした。

あと二三人前かなという時に、列はやく三十人ほどの長さ。
ヒヤリひやりでした。

翌日、日曜日の天気が雨模様なので、こちらも充分なほど(と思い込み)用意したつもりでしたが、お客様も同じ考えで土曜日に流れたのか、予想以上に来ていただきました。

続いて、「モツ煮」完売。
「スジ煮」完売。
「ホルモン串」完売。
釣り銭不足と、見た目はいいが、大きなチャンスロスとなりました。

でも、常連の出店者はやはり準備良く、閉店までメニューを供給する。
周りの店が売り切れごめんだから、長蛇の列。
しっかりこの時間に売上を稼いでいます。

感心しきり。

豚さん40頭ほど準備していたのになあなんて、未練たらしく思ったりして。
でも、小さなお店で毎日残業していただき準備できる量としてはここいらへんがいいとこかなと、とりあえずは心の健康のために納得しましょう。

でも、従業員たちは半信半疑だったこのボリュームを何とかこなせたのもチームワークであり、彼女たちの努力の結果。
あとは、これを更に工夫して、作業時間の短縮、メニュー提供時間の短縮、工程の簡素化なんて考えるのはワタシの役目であり、楽しみの一つでしょう。

といっても、ワタシなんかより従業員の彼女たちの方が回数を重ねるごとに新しい工夫をしてくるので、まあ、安心なわけではあります。

よいしょばかりもいっていられないので、少し苦言を言うと、やはりお祭りらしい活気がもう少し欲しいなと、内弁慶の彼女たちに要求してみたくもなる。
まあ、声を張り上げて騒ぐのはワタシ一人でいいのかもしれないし、変にテキ屋さん風に染まってもいけないので、ここらへんがいいとこかも。

そうそう、今回のお仲間のお肉屋さんのバイトの娘や、前回の「盛岡さんさ踊り」の時の主催者の売り子さんなんかのように、女の娘のなかにはよく声が通るこがいて、とてもこういう場所にはふさわしく、時に聞きほれてしまうことがある。
声がでかいだけのワタシにゃあできない技である。
こういう娘も何人か催事部隊に登録しておきたいのだが、こればかりはね・・・。出会いのもんだから(変な意味じゃなく)。

「IBCまつり」といえば客層もいいのだが、熱心なリスナーさんで常連のラジオネームを持つ投稿者さんたちも必ず見かける。
なんていうか、共通の雰囲気があり、ちょっと古風の中世的雰囲気を漂わせロングスカートなどはいているのが生番組の観客席に陣取っていたりするのを見かけるわけです。

ああ、あれが「なんとかさん」、あの人が「夕やけこやけさん」で、この人が「北上の帰るのを忘れた白鳥さん」とか、そんな話を小耳のはさんだりしますね。

そして、ちょっぴりかわったお祭りの常連さんたちもいます。
こちらは男性が多いんだけど、不思議にどんなお祭りにも必ず来ているような方々が何人かいます。
これはこれで、うらやましくもありますが。

「IBCまつり」なのに、続けて他局の知り合いに声をかけられたりするのもおもしろい。
そして、退職して今はホルモン屋の親爺であるワタシを見つけて話しかけてくださる昔の知り合いと多く会えるのも、またお祭りの楽しみなのであります。

アナウンサーの方々もたくさん当店のブースまで来ていただき、ありがたいなあと思います。

さて、明日は雨模様の予報。
どうなることやら。
こればかりは初心者で初土俵のワタシにはわかりませんが、また何やら失敗を重ねることになるんだろうなあ。
これも肥やしよなどと言っているうちはいいけど、いつ花が咲くのかなあと、ワタシ自信も不安になったりして。

では、またのココロだ。

「IBCまつり」に出店 !!

2008-08-23 00:02:01 | 第1紀 をかしら屋
という事で、23日(土)・24日(日)にオーロパーク(盛岡競馬場)で行われる「IBCまつり」に出店いたします。

会場の場所は、コカコーラさんのどでかい缶のステージ車の反対側を目指してください。

ふだん「をかしら屋」にはない、モツ串焼き、モツ煮、鉄板焼きホルモンなどと、仕入れ先のご提案で「をかしら屋」で扱っている、「岩手山麓豚 清美」の精肉パックや「岩泉産短角牛」なども扱っています。
あとは・・・・、秘密だな。
今回初お目見えもあるし、これがいけるんだな。

天気予報は悪いが、天気が悪いかはわからない。
ただ、ど~んと作っていきますので、お暇な方は来てください。
テレビ・ラジオ出演は狙っているんですが出店社も多いようですので、どうなることやら。
なんせ、IBC様にお支払いしている額は、他の出店社の方々よりは、ぐ~んと少ないですから、「圧力」はかけれませんが、「目力」でアナウンサーを引き寄せようと思っています。

んでば。