ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

昨夜も、酔い、狂い、唄い、踊る 中年集団

2010-08-31 11:26:48 | 第1紀 生きる
電話が入る。

定例の「29日会」が、今月は29日が日曜日なので30日に実施すると。

予約の常連グループを迎え、落ち着いたところで花巻に急ぎ走る。


いつものメンバーだ。

少ないながら固定した感じ。

年末は拡大宴会となるが、毎月、気のおけないこのメンバーなら「旅行無尽」にしようと、さっそく会費+無尽5000円を徴収することとした。

一年もすれば、さて北海道へ行くか、下北でゆったり湯に浸かるかと毎月、激論が飛び交うことになるだろう。

「小ぎく」をはねて、さて花巻一の夜の繁華街、双葉町へ・・・・。

先月はエアコンが壊れてサウナ状態だった、やはり同年代の女性が経営するスナックは、新しいエアコンも入り、快適だ。

おまけに先客はお役所勤めの、やはり同級生。

同年齢が固まり、青春歌謡の大ステージが始まった。

選曲はいつも同じ、昭和のフォークに、ときどき演歌、まれにアニメ歌謡。

二本のマイクは奪い合い、タンバリン、カスタネット、・・・。

唄に、踊りに、肩抱き合い・・。

焼酎、ウイスキー、烏龍茶・・。


まあ、しかし歳も歳だ。

昔のようにはいかない。

お互い、明日のことを考えて呑める良いお歳で、1時には解散。


しかし、若干一名、その「お歳」のせいか、昔のようにかくらかくらと水割りを水のごとしと喰らえば、翌朝はてきめんだよね!!

もう、天井に届く若さはないのだよ!!

「IBCまつり」二日目

2010-08-30 06:58:40 | 第1紀 をかしら屋
昨日は「IBCまつり」二日目。

結論は・・・・

「暑かった」

ただただ、暑かった。

たくさん来ていただいたお客様も、暑かったでしょう。


過ぎたるは及ばざるがごとし・・・・

(ちょっと違うか?)

・・・・「ドンマイ」



あ~、あの年の夏は暑かったね~ なんて記憶に残るんだろうな。

でも、まだ一週間は最高気温が30℃を超えるという。

確実に身体にダメージが蓄積していますよね。

皆さん、休み休み、いきまっしょ。

「IBCまつり」初日

2010-08-29 00:02:09 | 第1紀 をかしら屋
うん、行ってきた。

初日だから、気を張って。

予測どうり、3時少し前に就寝したが、寝つけず、4時には一回目の目覚め。

6時セットの携帯目覚ましが鳴るのを2分前から起きて待つ。

ワタシの必殺技は、○○時に置きようと念じたら、いくら短時間の睡眠でも、ほぼその時間には起きていること。

まあ、ほとんど深い眠りに入らず、何回も起きている状態だから大きなことは言えないが。


話はずれた。

本題は短い。


「IBCまつり」初日。

暑かった。

あまりにも暑かった・・・・。


PS:すいません、わがまま言って。「をかしら屋大通店」、お客様が途絶えた11時前に閉店しました。二人仲良く自転車で来られた方、申し訳ありません。お許しを。

今日明日はIBCまつり

2010-08-28 00:38:27 | 第1紀 をかしら屋
日付変更線を過ぎましたね!!

今日28日(土)・明日29日(日)は、お知らせの通り「IBCまつり」。

盛岡競馬場「オーロパーク」で開催されます。

お待ちしております。



お蔭様でまだお客様もいらっしゃって、従業員は先に帰ってもらい、居残り。

朝6時起床の予定だが・・・、はて?

まあ、ありがたいことです(ただいま深夜0時40分)。

宴会絶好調!!


・・・・・・・・・・・・

PS:(ただいま午前2時20分)

若いのに礼儀正しい良い子達は、閉店時間(25時)にきちんとお帰りになりました。

十数人分のお片づけは40分程かかりまして、セブンイレブンによりまして、ただいま三店分の帳簿を見ながらパソコンに向っています。

さて、起きれますように。

(どうせ、運動会の日の小学生みたいに、4時ったら目がぱっちり・・なのかな)

ゲタ

2010-08-27 08:52:45 | 第1紀 をかしら屋
♪♪下駄を慣らして奴が来る 腰に手ぬぐいぶらさげて
  学生服にしみこんだ 男の臭いがやってくる♪♪

かまやつですね

作詩は拓郎です。

まさしく、我が青春の一こまを唄っていると入り込むのはワタシだけじゃないでしょう。

母校の花巻北高等学校はバンカラで、ワタシも三年間、雪の積もる冬以外はゲタを履いて通いました。

応援団じゃないから腰に手拭いはめったにしませんでしたが、放課後、友人の下宿に勝手に入り込んで、下駄を慣らして友人達が集まってくるのを、ショッポーをふかしながら、時にギターを抱え、時に一升瓶を抱えて待っていたものです。

♪♪アー夢よ よき友よ おまえは今頃どの空の下で

  俺とおんなじあの星みつめて 何想う♪♪


ところで、今回のゲタは、下駄ではないのです。

牛のバラ骨、そう断面図で見れば骨が下駄のようになっているわけですが、その骨と骨とのあいだ、バラ肉の部分なんですがね、これを「ゲタ」と言うんです。

別名は、骨肌カルビ、中落ちカルビといっている店もあります。

バラ肉ですから脂も多いし、骨に付いている部分ですので筋っぽいところも多い。

でもこの特有の「みっちり」感がいいわけで、愛好者も多くいらっしゃいます。

ただ、一頭から少ししか取れない希少部位。

「をかしら屋」でもメニュー表にはのせていませんし、冷蔵庫にいつもあるわけじゃないです。


今回、「Choki Plus」に「をかしら屋」のページが記載されているのをきねんして、国産交雑主のゲタを仕入れました。

(冊子の方の「焼肉で夏バテ一蹴!」という特集ページにワタシも写っています。大通界隈の街角においてありますよ。)

今回は特価840円で提供。

さらに「をかしら屋Pカード会員」様には、え~いと525円でご提供します。

この機会に「をかしら屋Pカード」に入会して、珍味、「ゲタ」をご賞味ください。

「をかしら屋Pカード」の入会は、当店ホームページからどうぞ。

メルマガ「豚通信」を配布しています。

最後にご注意。

せっかくのメルマガが配信できない方が急増しています。

携帯電話のメールアドレスでお申込の方。

【携帯メールのドメイン指定受信をされている方は「okasiraya.jp」を許可して下さい。】

約50名程の方に送信できないでおりますので・・。


じゃ、

これから、明日・明後日行われる「IBCまつり」の準備です。

給料日

2010-08-26 18:51:40 | 第1紀 をかしら屋
むかし、むかし、その昔、「給料日」というものがあって、その夜は繁華街は大層遅くまで賑わった・・・・・

というのが伝説に成り下がったような昨今だが、昨日は久々に燃えていた「をかしら屋大通店」。


明けた今日も、18時半現在、予約も含めて満席。

9組しかとれない小さな店に、女性だけのグループが4組。

人数もほぼ2/3が女性。


いろいろ世の中は変わっている。

その女性陣の半数は、はい、もう常連なのです。


ホルモン、オソロシヤ・・

失態

2010-08-26 10:01:07 | 第1紀 食べる・飲む
月末の支払いで取引先を数件まわる。

午後3時過ぎ。

腹が減るが飲食店は中休みの時間帯。

こういう時の、下の橋「やまや」。

いや、こういう時でなくても、毎日でも通いたい蕎麦屋だ。

今日のテーマは車中、決めていた。

「冷やがけ」。

これを「更級」一本で行こうと決めていた。

何が一本かというと、「大盛り」は二色、「徳盛り」(だったかな)は三色までいいよってことになっている。

「やまや」は「挽きぐるみ」「更級」「ダッタン」の三種のそばがあり、だから「徳盛り」なら三種盛りもOKで、いつもは「もり」の三色を頼む。

今日は厳しく更級で攻めようと決めていたから、その大きな盆様の皿に盛りつけられた三食分の細い更級が現れた時、心の中で「やったー」と叫んだわけです。


まあ、ここまではいい。

店内は妙齢のご婦人、常連さんらしき婦人があとから一人で、窓際には高齢のご婦人が二名。

男はこう喰うんだいと見せたがる心も少しあって、まあ、食い意地本性が張ってというのが本当のところなのだが、がばがばっと「蕎麦を呑んで」いった。

最初はそのままなにもいれず、そして三分の一ほど(一食分だな)進んだところで付いてきたたくさんのネギと天かすをがばりと入れた。

この「がばり」が男の醍醐味と微笑んだのが、後々の失敗、いや失態の元だった。


しばらく食べ進んだ時、あれっ、あやっ、ホニャララっ、ほがほがっ・・・・・

口腔に、蕎麦の一杯詰まったおちょぼ口の中に大きな異変が・・・・・

嗚呼、口腔から鼻に・・・、いや鼻だけでは抜ききれない香り、いや凶暴な刺激が・・・


さっきのたくさんのネギと天かすの中にワサビの固まりが潜んでいたのである・・・・・

フガッ

ゴボゴボッ

セルフだから水はない・・・

くしゅん・・・

鼻の穴を目一杯開けて、くしゃみをこらえて息をするが、蕎麦は呑み込めず口腔内にあるから、無理だ。


たくさんのご婦人の中で失態は見せれないと心に決めるが、その奇妙な格好で喉をうならせるたいそう恰幅のおよろしい男性に、たぶん皆さん注視していただろう。

しかし、そこは中年婦人。

見て見ぬふりという大人の技が可能で、厨房の姉さん達もあららと思いながら、以外に見慣れた風景なのか。

地獄の数分、いや時間にすればほんの一分に見たぬかも知れないが、なんとか切り抜け、何もなかったかのようにまた蕎麦をずるると吸ったのだが・・・・・

そう辺りを気にしながら。


その日の「やまや」のボクは、いつもらしくなく、蕎麦湯もおかわりせず、さっと店をでた。

シャツは、残暑の暑さではなく、あの時のワサビの辛さにもだえた汗と、ご婦人方に見守られた、いや蔑視されただろう冷汗が、ぐったりと肌を濡らしていた。


想い出すのは、バブルの頃。

あるスパイスメーカーの東京本部につとめていたころ。

普段は事務所のある日本橋付近で老舗の蕎麦屋や天ぷら屋などでランチグルメを楽しんでいたが、クリスマスのこの日は「ウワサ」を聞きつけ、珍しく社員食堂に。

いつもは暇な社員食堂が、クリスマスのランチにローストビーフがメインで出ると聴いた社員で混み合っていて、なんとワタシは秘書室のご令嬢二人と相席。

ナイフとフォークなんかつきやがって、にこやかに話しかけてくるお二人と緊張して食事していたのだが、その時・・・・・


そう、「やまや」状態!!

口の中に刺激的な辛さが充満し、我慢しきれない。

咳は出るは、むせるは、涙も出て、そりゃごまかせるもんではない。

秘書お二人も最初はにこやかに見ていたが、やっぱりこのひと、ウワサどおり変なおじさんなんだと、冷やかな目に。

嗚呼、ホースラディッシュ。

馬の大根だ。

西洋ワサビともいうらしい。

日本のメーカーはカナダなどから原料を仕入れるが、北海道では栽培されていて、かの大地ではおおいに愛用されているという、そのホースラディッシュが固まりで襲ってきたのだったのよ。


というような、辛い(つらい)、いや辛い(からい)記憶。

ねっ、ねっ、きっとアンタにもあるよね!!

時に画に見入る

2010-08-25 19:20:31 | 第1紀 読書・JAZZ
気になっていた「黒田清輝」展を見に、岩手県立美術館に行く。

特に知識も無く、絵心は全く授かっていない、まして絵を見る力も無いだろうワタシだが、昔から美術展巡りは好きで、岩手に帰ってからも、この田舎にしては立派な美術館に年に数回、訪れている。

教科書やテレビ、それもほとんどバラエティー化した教養「的」番組でしか知らないのがだ、やはり代表作なのか団扇をもち湖のほとりにたたずむ夫人の画に惹かれて来てみた。

最終日も間近(29日まで)だが夕方、閉館近く人はまばらで、じっくりと見ることができた。

なんのかんのと「のたまう」知識も力も無いので、例によってほどほどに魅了され、訳もなく何枚の絵の虜になり、たぶんすぐ薄れてしまうだろう経歴や説明に肯きながらまわった・・と報告しましょう。

今回は「第2期常設展」も行われていて、いつもの2階は、少しだけ模様替え。

そして、「萬鐵五郎展示室」で「水着姿」を見て、「松本竣介・舟越保武展示室」で「ダミアン神父」さんと対座し、しかし何点かはたぶん他の美術展に貸し出したのか、少し寂しい想いをして帰る。

「ゲイジュツ心」は薄いのだが、やはりいつもとは違う空間に身を浸すのもいい。


ただ・・・・・・、いつもそうなのだが、わかっているふりをして見なきゃいけなそうなのが、どうも、辛いというか、できないというか、不似合いというか、まあ、そんなもんですな。

じゃ。

白壁蔵

2010-08-25 11:36:09 | 第1紀 食べる・飲む
昨夜は常連さんと清酒メーカーのイベントで、大通「海央」さんへ。

松竹梅(今は宝酒造の傘下)の白壁蔵という日本酒。

生酛づくりの純米酒である。

阪神大震災の後に建てられた「白壁蔵」という新しい酒蔵で醸造された酒で、相当、力を入れて販促されているらしく、この日も2000円の会費で、「白壁蔵」と「海央」さんのご主人がお酒に合わせて考えられた季節の肴が供されるという、誠にありがたい企画に授かった。

・・で、まあ呑んだ。



この「白壁蔵」が飲み放題であるからして、メーカーの営業の方のお話なんかを聞きながら、まあ呑んだ。

お酒の説明は、「白壁蔵」専用のホームページをご覧いただきたい。

最初は流行りの軽め、いや透明感のある日本酒かと思いきや、意外に料理に負けない「健気さ」を発揮し、飲み飽きない。

ワタシの店は同じ生酛づくりの二本松の「大七」である。

「大七」が米の強さを主張しているのに対し、やはり大メーカーならではの無難さと品格を示した酒だなと、ふと感じた。

「喜び~の酒、松竹梅」と唄われた商売上手。

それがわざわざ手のかかる生酛づくりを、それも新しい蔵で試行し、世に問う力作であります。

皆さまもぜひご賞味をと、ご招待いただいたのでお返しに宣伝しちゃうわけであります。


さて、「海央」さんのお料理もこの通り。



予算に限りはあったと思うが、充分に堪能しました。

御主人も立派な方で、この会にいらした二十名あまりの常連さんたちも、なかなかの方々がおそろいのようで、大通のピンク街に潜む名店でありますな。

なんでも「ばくだん」というのが名物らしく、ぜひ、また来店したいと思いました。


・・で、あとは陽気な常連さんと二軒ほど。

楽しい酒でした。

もう、ぐらぐら。


じゃ。

朝飯

2010-08-24 13:10:03 | 第1紀 食べる・飲む
昨夜、本屋で饂飩の本を立ち読みしたせいか、無性に讃岐饂飩を食べたくなり、いや自ら作りたくなり、朝飯にとスーパーで買い出し。

珍しく、シシトウと大葉を天麩羅に。

といっても残り油の処理もあるし、事務所の台所では道具も少なく、結局フライパンに少しの油で調理。

果たして天麩羅になるのかと首をかしげたのだが、思いのほか立派なものができた(つもり)。

乾麺ながら高松の製麺会社の讃岐饂飩は13分茹でろとのことで、腰もしっかりしていた。



して、一夜越しの夢の讃岐饂飩。

うまい!!



ついでに残った衣に卵をかきいれて、いつもの・・。

昨日の定期検診の結果につい安心して、また朝から作りすぎかな?


それにしても、暑さはどこまで・・・・。