ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

時計

2009-01-11 01:27:07 | 第1紀 生きる
夜2時過ぎ、事務所に戻る。

事務室の掛け時計は2時20分。
たぶん10分くらい進んでいるから、いま2時10分。

和室の掛け時計。
掛け時計なのになぜか床から壁にもたれかけているだけ。
2時15分。
たぶん5分くらい進んでいるから、いま2時10分。

和室の反対側のテーブルにある置き時計。
目覚まし時計なのに鳴らした試しがない。
100円ショップの時計。
作りも安っぽいが、気のせいか大好きなブルーの色も褪せている。
なんと、3時20分。
たぶん1時間ちょっと進んでいるから、いま2時10分ころ。
だいたいそこらへん。
週に10分ほど進むから、2時間も進めば、というより気が向いた時に直す。
直すまでは感で正しい時刻を頭に描く。

一日に何度もお世話になるトイレの時計は、ウォッシュレットのリモコンの時計は、いま2時。
たぶん10分くらい遅れているから、いまだいたい2時10分。

それぞれの時計の「特徴」はよく熟知しているから、だいたいの時刻は推測できる。
「だいたい」でいいのだ。
分刻みの正確な時刻は、今のワタシにはあまり必要ない。
というかここ数年、必要だった試しがない。

好きな番組をビデオ録画することも、最近は全くないから。
だいたい、録画しても見る時間がない。
というか、せっかく録画しても、その時のわくわく感は失せてしまって見る気がしない。

店のカウンターの横、レジの上にあるボンボン時計。
買ってしばらくは調子よかったが、その後は機嫌が悪く、常連さんに直してもらったものの、やはりしばらくしてご機嫌ななめ。
ゼンマイ巻いても直らず。その後はほったらかし。

しかし時計も良くしたもの。
10時チョットすぎで止まっている。

カウンターのお客様はその時計を横目で見て、まだいいかと新しい杯を重ねる。

帰るには早い時間。
でもそろそろ引き上げるか、次の狙いの彼女がいる店へ移るか迷う時間。

じゃあもう一杯と時間をもてあそぶにちょうどいい時間で針は止まった。

良くしたものよ、この時計。
おかげで売上が何杯かぶん増える。

時っていうのはこんなもんだとゆるやかに思う、ここしばらくの今日この頃。