ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

町内会

2007-11-30 23:56:33 | 第1紀 をかしら屋
深夜営業の「をかしら屋盛岡大通店」。
日付変更線の前に二組、そして過ぎたころに一組のお客様。

一組はメインバンクさん。
飲んだ後に、「こら~麺」を。
前日も来ていただいたのに、ご心配をおかけしているのかしらん。
ありがたいことです。

そして、遅くに来ていただいたのは「をかしら屋松園東黒石野店」の町内会さん。
わざわざ飲んだ後に、そこのマスターと来ていただきました。

おかげさまで深夜営業も賑やかに。



地道に続けて行きます。
といっても、気分しだいもありますのでご了解を。
25時くらいまではなんとか。それ以降も灯りがついていたら戸をたたいてください。

(今日から助っ人もはいりますよ。)

まかない交歓会 (予定)

2007-11-29 00:32:59 | 第1紀 をかしら屋
深夜営業を始めた「をかしら屋盛岡大通店」。

やはり近くの飲食店の方が終業後こられるんが多い。

近所の和食屋さんの板さん二名ご来店。

話は賄(まかない)へ。

「をかしら屋」は松園店も大通店も店員さんがた、ホルモン大好きで、「今日は焼くか」が合言葉。
こうでなくてはホルモン屋には勤まりません。
みな、美人美女ばかりですが、まあよくお食べになる。健康です。

さて、和食店はというと、やはり魚中心みたいですね。

で、「たまには肉も食いたい。」

私も。「たまには、お魚も食いたい。」

と相成りまして、それでは「まかない交歓会」をしようと話が盛り上がりました。

本まぐろの中落ち丼なんていいだろうな、と空想しては喜んで、よだれ流しています。

ムフフフフ・・・

思わぬことに

2007-11-28 23:01:01 | 第1紀 をかしら屋
月曜日のビジネス街の飲食店。
前週は予約で大賑わいでしたが、それまではやはり暇な曜日。

今日はそこそこに・・なんて思っていたら、予約も二組、ぞろぞろとフリー客も入って、そこそこに賑わった「をかしら屋盛岡大通店」。

まずは松園店の常連さんが来店。
わざわざ来てくれたんかよう~、と少しサービス。
少しといっても、A4の和牛サーロインの角切りステーキ。
約150グラムの塊を6個のサイコロに。
気持ち表面を焼いて、お客様二人と我々三人で「試食」。
たまらんうまさでした。ぜいたくすぎで、当店のI嬢はご飯をよそってきたほど。
これ、定番に加わりますね、きっと。



予約客の一組はいつも生放送で取材に来てくださる某局のかたがた。
こちらも健啖家ぞろいで、食うわ飲むわ、テレビで男子バレー観戦をし大声で応援するわの大賑わい。
よろしいですね、楽しい飲み会です。

そうそうするうちに、常連さんは持ち込みのボジョレを開け、今日ネット通販で仕込んだ「大七 雪しぼり」を呑み始める。
シャンペンのような上品な泡立ち。雪国の少女のような真っ白なたたずまい。
まさに絶品。こんな濁り酒はほかにありません。
たまらず私も一杯、二杯。



常連さんはこれもあけて、「大七 冷おろし」にうつりました。贅沢ですね!!

ほぼ満卓状態のお座敷も、あちこちで大賑わいと相成り、来られたのが松園店のご近所の方。
松園店に行ったが定休日なので、タクシーを飛ばしてきたとのこと。
胃袋が焼肉に出来上がってしまって、方向転換ができなかったと。
ありがたいことです。
いつも仲の良い奥さんと、瓶ビールを何本か開けていきました。

深夜はお隣の和食店さん。
話も弾み、日付変更線を過ぎた「をかしら屋」。

・・朝起きるのはつらいかな、と思いながら暖簾を下ろしました。

さて、最新のラジオコマーシャル 原稿公開

2007-11-27 03:56:27 | 第1紀仕事のこと、食やマーケティングなど
やはり、ラジオを聞いてきたというお客様が多い。
前にも何回か書いたが、地元ラジオ局の生コマーシャルは相当有効な広告媒体である。

週一回、木曜日の午前中に放送されるのだが、原稿は当然、私が書く。

いいか悪いかは別として、伝えたいことを自分で書いて伝えることが重要だと思う。

さて、最新の原稿を下にコピーしました。

こんな広告を欲しい方は、ぜひ当社へご用命下さい。
あなたの身近な広告を。
ご用命は、有限会社千坊企画まで。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

IBCラジオ「先取りランチタイム」 放送原稿 №7-23
放送日:07年11月22日(木)~ 10時15分 

★(夫)おかっちゃ~ん。ホルモン喰いさ、「をかしら屋」さ行ぐべ~。

★(妻)あやっ、先週も松園ニュータウン入口、東黒石野バス停前の「をかしら屋松園店」に行ってきたばっかりだべ~。

★(夫)はあ~、今日は新しぐでぎだばがりの、「をかしら屋盛岡大通店」さ行ぐ。

★(妻)あはん、いいなはん。サンビルさんの小路を菜園方向に曲がってハンバーグのベルさんのよごだっけが。

★(夫)んだっ。おら、まだ、をかしら屋の「ホルモン定食」喰いでぐなってきた。あのピンクと白のつやつやっとした、嫁様の肌っごみたいな新鮮プリプリホルモン、かどっこの立った厚切りの(あっづぎりの)レバー、さしの入った豚の舌っこ。辛味噌さつげで食えば、ご飯、何杯でも食える。ボリュームたっぷりで680円。おまけに、「日替わりワンコインランチ」の日はたった500円で喰える。「ホルモン定食」は、松園店は木曜日と金曜日、大通り店は水曜日と土曜日が500円だ。

★おまげに、あの夜の部6時半までの「100円ホルモン」が、新しぐ「ランチタイム」も一人一皿まで「オッケー」になった。

★(妻)あやっ、100円でホルモン!! 私もいいごど聞いたよ。「をかしら屋盛岡大通店」でサラリーマンに人気の、ホルモンと豚バラが一皿になった「ホルバラ定食」が松園にも登場したっで、「をかしら屋」のだんなのブログさ書いでらっけ。

★(夫)は~、「をかしら屋」。やるなっは。
そういえば、忘年会向けに飲み放題付きの「宴会プラン」も新しく出たど。なんでも珍しホルモン、20品も揃えた、「ホルモン満願(まんがん)会席コース」なんてのもあるずど。

★(妻)はやっ。ホルモン好きなら、一回は行ってみなきゃいげね。ねえ、おとっちゃん、行ごっ、行ごっ!!

★(夫)ふんでば、ほれ、わらしゃんどど、ばっちゃんど、隣のおかっちゃんもさそって、行ぐべ、行ぐべっと。

(ここから、アナウンサーに戻って)

★っというわけで、新しい「をかしら屋盛岡大通店」。お問いあわせ・ご予約は、「019-651-7111」、「盛岡651-7111」番まで。「をかしら屋松園店」も引き続き、よろしくね。

子宝セット

2007-11-26 07:07:18 | ホルモン・肉
先日登場した初物である。

「豚のおっぱい」、チチカブともいう。
ご存じのように食肉用の豚は約6ヶ月でと畜されるから、まだ子豚、あるいは若い豚の範疇であるといえる。
肉質、増体率などの経済性からこのようになる。

そして何頭かの選ばれた母豚と、もっとよく選ばれた種豚(雄ですね)が質のよい子豚を作る。

そして、この母豚のおっぱいがチチカブ。
これがなかなか手に入らない。

母豚はけっこういるから、おっぱいを取るのが面倒なだけだと推測している。
あるいは、流通にのらないか、需要がないかである。

先日、他県のと畜場のものが入ったので出してみた。
もちろん試食済みである。

これが意外に肉質感あり。
ただの脂肪ではないのだ。
(そうでなければ、物珍しさだけでは商品化しませんから。)

そこで、このチチカブとコブクロ(子宮)をあわせて「子宝セット」として売り出すことにしました。
本当は、ホウデン(○ンポ)もいれると完全なんですが、これも手に入らない、臭い!!

さて、物珍しさを好むあなた、あなたですよ!!
いらっしゃい。彼女と!!

何事も食べてみるのがグルメではないですか!!



右:コブクロ(子宮)、左:おっぱい(チチカブ)




さて、質問。
豚のおっぱいは何個あるでしょうか。

答え。
一般に動物は一回に産む子供の数に合わせて、おっぱいの数も決まっているそうです。(なんじゃ??)

(じゃ、なんで人間様は二個? 答えは、一つは子供のため、一つは大きな子供のため?????)

最高の休日 または 親孝行と、温泉と、マルカンデパートの十巻ソフトの空洞について

2007-11-26 07:07:01 | 第1紀 生きる
久しぶりに従業員に休みをもらう。
と言っても、日曜の昼だけだけど。

土曜日、「をかしら屋盛岡大通店」の営業を早めに終わって花巻に帰る。
母が今夜は泊まりに来ているという。
良い子の僕ちゃんは、やはりきちんと帰って母上をもてなさなくては・・・・という訳。

そうはいいながら、翌朝、遅くまで寝て、とりあえず母親と朝食をとり、そしてその大事な母親をほっぽって温泉い行くのだった。

母親より温泉!!
ほぼ一ヶ月ぶりの台温泉「精華の湯」。
熱いぞっと気合を入れて行ったのだが、やや熱い程度。
まあ、それでも他の湯よりは熱い。
一時間半ほどゆったり浸かる。

はあ~、温泉は疲れを流してくれるのだ。

息子の帰りを待って家に帰る母。
「本年中はお世話になりました。来年もよろしくお願いします。」などと、「減らず口」をいいながら分かれました。
母も母、息子も息子。会えて良かったな~と。
大通店開店までは休日は必ず寄っていたのに、親不孝な私です。・・反省!!

風呂上がりの朝寝して、一時過ぎにマルカンデパートへ。
目的は「長尺」ベルトと大食堂。

まずはベルトと普段着を相方に買って頂いて(ありがとう!!)、いよいよマルカン大食堂へ。
時間をずらして入ったのだけど、すごい人だな~。

いつものように厨房の見える位置に陣取る。
二十人ほどいる厨房の人達と、メイド服のウエイトレスさん達がてきぱきと動き回るのを見ると、なにかしらん嬉しくなる。
(なんで嬉しそうにしているの、と娘は言うのだが、働く姿は美しく素晴らしく微笑ましいのだヨ。娘よ。)

今日は相方がラーメン、私は力ラーメン(海苔巻き餅が二個入る)、娘はなんだかサンド。
そして、やはり食後はマルカン名物、十巻ソフトクリームだ!!!!!

うまいな~。
花巻人としては、格別にうまいな~。

「なんでまた写真撮るの」と娘に言われながら、撮りました。
感動しているから撮るんですよ、毎回、毎回。

お代わりしたかったけど、我慢しました。
おこぼれが来るかと思ったけど、相方も娘も箸を使い上手にお食べあそばしました。
う~ん、残念!!





確かに十巻。
名人技に、敬礼!!



この空洞が裏技なのだ。

いたずらな衝動からアイデアは生まれた

2007-11-26 07:06:42 | ホルモン・肉
なんか最近はやりの、衝動買いを誘うけど中身は「なんかな~」のノウハウ新書みたいな題名である。

そして、この件もまったく薄っぺらな出来事である。
しかし、なんかしらの本質を隠し持っているような、思いつきに等しいアイデアを持ち合わせている。

それは、先週の日曜日。
常連さんと「をかしら屋松園東黒石野店」で肉を突っついた時のこと。

なんせ、一週間ぶりの松園店に来ても、店員はしっかりしているし邪魔者扱い。
居場所がない。
たまに家族連れの常連さんの注文を取れば、二回も聞き間違え作り直す羽目に。
役立たずばかりか、本当に「なに邪魔してんの、プンプン」って感じ。

ならばと一人でお越しの常連さんと、「飲むか、喰うか!!」となった。

先ほどのお子さま連れの常連さんに間違って作った「岩手山麓豚 清美(きよみ) プルコギ」(先週までは、麦香豚(ばっこうとん)と言っていましたが、今週からブランドネームをかえました)を鉄網でジュージュー焼く。
なぜか無性に「キューリ」を食べたくなり、少し切ってもらっていたのが横に置いてある。

で、おいしいものは一緒に喰えっとばかり、キュウリを清美カルビで巻いていただいた。

「うっ、うっ、うまいっ!!」。
なんとも合うのである。
冷たいキューリと、上品な甘い脂を持った清美のあっつい焼きたてカルビが。

「熱い、冷たい、辛い、甘い。口腔に拡がるうまさのカオス。」とは、「をかしら屋風プルコギ」のうたい文句であるが、いや、この「キュウリ巻き清美カルビ」も、まさに熱さ、冷たさ、脂の持つわくわくさせる力強さ、新鮮な野菜に含まれる少し青っぽい香を含んだ水分のさわやかさ、これがまさしくカオスとなって口腔をうまみが攻撃するのである。

おおげさではない。うまい。

・・・・「これっ、メニューに出来ませんかね。」と常連さん。

う~ん、考えなくては。

(お試しの方は、「キューリ」を別に頼んでください。メニューにはありませんけど。)







ただいま企画中

2007-11-25 08:55:24 | 第1紀 をかしら屋

思案、思案。
なにを・・・?
「をかしら屋」初めてのギフトである。

まえからうっすらと考えていたものの、背中を押してくれたのは常連さんの会社の専務さん。
「いいのができたら案内しな。良ければ使ってやってもいいぞ。」と。

「をかしら屋」のメインである「Pホル」「岩手山麓豚 清美(きよみ)」を入れたギフトを考案。
早速、手元のデジカメで撮影。
ぼけた絵だけど、こんな感じ。

上代で3~4000円。消費税、発送料金は別途。
いかがでしょうか。

そして、「Pホル」の単品もお土産用に。
もちろん、「をかしら屋」の特製辛味噌であえて。

「をかしら屋」は精肉製造の免許が無いから包装済み商品は作れないので、仕様を細かく調整して取引先へ委託します。

使ってもいいかな、と思う方がいらっしゃったらお早めにご連絡ください。
ご要望にお応えして取り組んでいきたいと思います。


ひめかみ

2007-11-24 10:25:59 | 第1紀 食べる・飲む
久々の松園店勤務。
賑わったお客様も寒さのせいか定刻22時に行儀よくお帰りになる。

寒い。日本酒が飲みたい。

先日、常連客とともにご来店いただいた、緑が丘にある焼鳥屋「ひめかみ」に行く。

常連さん、ベタボメのお店。

店構えも、店内も焼鳥屋らしからぬスノッブさ。
なかなかの内装です。
広く感じるコンクリート打ちっぱなしの室内に、長いカウンターとテーブルが左右三席。

さっそく何本か頼む。
カウンター越しに炭火で串を焼くマスターと会話しながら、焼き上がりを期待して待つ。

どの串も、手間のかかった前処理と、丁寧な焼き上がり。絶妙な味加減。
肉を適度につけた、嬉しくなるような「皮」。
下ごしらえがたいへんなんだ、とマスターの言う「ナンコツ」。
ふんわりしながらうまみが詰まっている「つくね」。

生ビールから日本酒にかえ、突出しのキャベツを頬張りながら串が進む。

いい店構え、手のかかった串、楽しい会話、と言うこと無しの店でした。

残念なのは、第一目的の「美人の女将さん」が見れなかったこと。

マスター、隠しちゃだめだよ~。

また行きます。

お近くの方はぜひ。おすすめです。

ホルキャベ 試作

2007-11-24 09:40:50 | 第1紀 をかしら屋
昨日(11月23日)は「勤労感謝の日」で祝日。
「をかしら屋盛岡大通店」は日曜日・祝日が定休日で、私は久々の松園店へ。

飲食店の楽しみといえば、賄い。
そして、ホルモン屋の「をかしら屋」の賄いの最大の楽しみは、やはり「ホルモン」。

私と女性お二人。
店にあった二人前用の(といっても「をかしら屋」の二人前ですから、でかい)鍋ではおもしろくない。
階下の倉庫から大鍋を探し出せと命ず。

I嬢、喜んで探索に。
持ってきました、大鍋。五人前くらいかな。

で、今日は手をかけずにおいしいホルモンをと、前からメニューに加えたいと思っていた「ホルキャベ鍋」を。

シンプル、かつホルモンのおいしさを素直に味わえる鍋。
薄めれば、ホルモン汁。
汁無しにすれば、ホルモン焼きにもなる。

具はキャベツとホルモンと少しの豚バラ。
これを当店の白鍋スープで軽く炊き込む。
これだけ。

で、おいしい。
キャベツから出る野菜のうまみがスープに溶け込み、軽く下ゆでしたホルモンとあう。
軽くご飯をお代わり。
三杯目も行きたかったが、理性で抑える。
知性が「これは日本酒があうな。純米を冷やか、ぬるで。」などと考えている。

少しだけ残った「ホルキャベ」は、今朝、豆腐を加え一煮立ちし、卵を溶いて朝食になりました。
朝から「とじホルキャベ」。
うんまかったな~。

新メニューに合格です。
乞ご期待。