ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

「をかしら屋」催事部隊のゴールデンウィークの予定

2016-04-28 23:10:23 | をかしら屋
さて、明日から10連休という方も多いときく今年のゴールデンウィーク、いよいよ突入ですね。

「をかしら屋」催事部隊もあちこち出没します。

(1)盛岡動物公園 4月29日(金・祝)~5月1日(日)
    アルパカさんが来て、ますます楽しい盛岡動物公園。
    入り口の猿山前でお待ちしています。



(2)めんこいテレビ ママ&キッズ 「ニコニコまつり」 5月3日(火・祝)~5日(木・祝)
    盛岡アイスアリーナで恒例のおまつりに参加。
    今年もフリマが充実。
    お子さま連れでなくても楽しめますよ。



(3)いつもの 5月7日(土) 「材木町よ市」
        5月8日(日)  J3「グルージャ盛岡」公式戦

そして、お店は休祝日の催事出店日は、ランチお休み、夜の部営業(夜10時まで)。
ほかはいつも通りです。



この営業カレンダーがホームページと「チラシ天国」に掲載されています。



お越しの際は、ぜひ一緒についている「お得なクーポン」を印刷して持ってきてください。
できれば、ご予約も。

をかしら屋大通店 019-651-7111まで (休祝日は日中不在、16時ごろから電話応対できます)

なお5月10日(火)は、そんなこんなのスタッフ休息日をいただきます。

それでは、、

今日まで、そして明日から

2016-04-27 23:22:24 | 自然、読書、仕事、そして生きている
パタパタして書けなかったこの一週間を絵日記で。

金曜日(4月22日)、2泊3日の出張開けてすぐ夜の部の営業。

翌、土曜日は「材木町よ市」。
人出も多く、ここ2週続けて「よ市」レコード更新。

数人の方に、出張のねぎらいをいただく。
ご心配をおかけして申し訳ありませんでしたが、今のところ無罪放免です。
今のところ・・



そして店に泊まった翌日は、「ボランティアスタッフ募集」のJ3「グルージャ盛岡」公式戦に出店。
ほんと、ボランティアさんには実にお世話になっているし、長く続けられている方も多く、頭が下がる。
ぜひ、時間が空いて体力に自信のある方はご応募いただきたい。
たぶん、確約しないが、たぶん、いいこともあろうと思う。









グルージャ公式戦にしては「珍しい」好天だった。



秋田のサポーターは賑やかで楽しそうで、この日の観客の半分以上を占めていて、たくさん食べて、たくさん呑んでくれた。
確かにこのチームの歴史から、企業城下町で築かれたサポーターの熱い情熱を感じられる。
いつか我が「グルージャ盛岡」も、こうしたサポーター軍団で一杯になればと、せつにそう思う。



出張の原因となった足も、なぜかテキヤ仕事中にいい感じになり、後半戦はいつもの門の後ろでじっくり観戦できた。
心の中のモヤモヤはきっと次の戦いで晴れるだろうと、そう思う。
そう思うほかにないのだ。

そして、束の間の一週間ぶりの我が家。







庭の雑草畑は少しずつ様相が変わり、





うん、



チューリップの咲いたんですね。



にょきっと生えたタラの眼は、



天ぷらと化して、



この日、何回目かの結婚記念日に捧げられたのだ。

自宅の敷地には何本かのタラの木があり、春の花たちも含め、この季節は一週間の単身赴任は酷で、できれば毎日、庭の変化と、旬の恵みにありつきたいものだと思うのだ。
いや、最近はとみにそういう思いがつのるのでありまして、そろそろ逆算の人生の平穏さがたまらなく欲しいのかもしれない。

さて、いよいよゴールデンウィークの始まりで、今日のお客様にも「十連休」といううらやましい声を聞きました。
ワタシ共は、ここが正念場のテキヤ稼業にたっぷりといそしむつもりです。

その予定は、明日に発表します。

ちょっとそこまで出張

2016-04-22 20:09:07 | 自然、読書、仕事、そして生きている
今週、月曜日から昨日の木曜日まで店の「夜の部」を休業した。
ちょっとそこまで出張する用事があり、思いのほか早く帰って来たのだが、そこいらへんを自分自身の記録としても少しかい摘んで記録したい。

4月17日(土)の「材木町よ市」は人出もよく、今季第3回にして最高の売上であった。
翌、18日(日)のJ3「グルージャ盛岡」公式戦は予報通りの雨、予期せぬ強風、記録的な観客数(このような日に応援に来ていただいた方は真のサポーターなのだと思う)。
試合中は少し穏やかだった雨風も、片づけに入るころは遠慮なしの春の嵐となり、我が家族も下着までびっしょり濡れる作業となった。

実は先週木曜日の夜から左足に異常を抱えていたが、この雨風のせいもあるのか、月曜日にはたまらずかかりつけ医に駆け込むこととなった。

(して、話は一転)

まぁしかし、春は春。
左足がどうあれ、我が雑草畑はいよいよ青と黄色、そして白と赤に包まれる。






ムスカリがあちこちベトコン並みに出没、占領。



遅咲きのクリスマスローズはいよいよ背丈が伸びて今が盛り。





黄色のラッパ隊列。





そして、白も赤も。
春の原色はりんとして我が身を誇る。


その花たちに見送られ、かかりつけの医者にも検査結果に基づき、大病院への紹介状と相成り、
翌日、その大病院で明日からの「出張」が決まった。



出張の準備を終え、最後の晩餐は、盛岡松園倉庫兼事務所兼単身赴任所の上にある「いちこま」で。

「いちこま」としては初めてだが、その2番テーブルは十年前、仕事を終えて就寝前の小一時間ばかりの晩酌を毎晩与ったところ。
追憶に耽りながらの短きひととき。




さて、出張。
入った当初は、何日になるかわからぬ不安を抱えながら。



毎日、岩手山と向き合う。
今は桜舞う街、盛岡だ。

朝は、近くの有名校から「岩手の早春譜」、応援歌練習の太鼓の音を風が運ぶ。



個室とは贅沢なり。
ラジヲと読書の日々。



そう言えば、「作業靴」は、前夜、相方とさんざ悩んで、ズックにした。




素晴らしかったのは食事。
「減塩」が基本であったが、なんと最初のお昼は「お花見弁当」。



煮魚は嬉しい。



ふりかけなんて何年ぶりか。
ふりかけなしでも充分おいしくいただけるのだけれども。



イチゴ、嬉し。



ミカン、嬉し。



何が無くとも、温泉卵、嬉し。

これだけ食って、5㎏やせて、初期の疑い晴れて、2泊3日で出張は急遽終了した。
第2の疑義ポイントは来月以降に延長。

月曜日から木曜日まで「夜の部」をお休みしたが、予想外に早く再開にこぎ着けた。
出張が解き、一時間後には営業を始め、明日・明後日は催事屋台の出店。
そしてGWが待っている。

束の間の「出張」というお休みをありがたくいただき、さて、働く楽しさを味わいますか。

いろいろありますが花をみて心穏やかに 自宅の雑草畑シリーズ

2016-04-15 11:32:52 | 自然、読書、仕事、そして生きている
大きな地震だったらしい。
何か言うのもためらわれるが、書き損じていた先週日曜日の自宅雑草畑の花たちをシリーズで。

花は人の心を穏やかにさせてくれますから。


本題。

先週の日曜日は久しぶりの休日。
そして春の催事シーズンで、このあと1ヶ月半はこよみ上の休みはないと来る。

幸い、天気はそう悪くない。

先ずは自宅の雑草畑から。



黄色は本番。
隊列をなしてラッパを鳴り響かせる。











春は黄色。
春は青。
大好きなブルーにも、少しずつ違う気配がする。



マンサクは手入れが悪くて申し訳ない。



奥には赤い蕾。



クリスマスローズはいよいよ艶やかに。

今が一番の雑草畑。


そして、今日の昼は娘がご馳走してくれるそうなので(強要したりしていません!?)、家族三人揃ってうどん屋へ。



相方はただいま絶賛CM放映中のあさりのうどん。
やっぱ、貝はだしがうまい。



娘もなかなかの選び上手。
今日の支払い主なので少し豪華。
(あとでレシートみて、レジの打ち間違いに気がつき、返金していただいたのは愛嬌)



わたしゃ、いつものぶっかけで、鶏天と竹輪天。
なんでこんなにうまいのかと、いつもそう思うのだが、今日もそう思った。


やっぱ、休みはいいなと、このあと例の花巻裏町の名店「もっきり屋」へ行ったのはもちろんんことである。

週末を挟んだ、ここ数日の記録・記憶

2016-04-06 21:26:11 | 自然、読書、仕事、そして生きている
よく昔は毎日このブログを書き続けていたものだと、「今」思えば感心する、その怠惰な「今」。
自身への記録として、ここ数日を書き留めよう。

(1)材木町よ市、J3「グルージャ盛岡」公式戦始まる。



「材木町よ市」は4月2日から今シーズンの開幕。
毎週土曜日、3時10分から。

総会に出席していなかったが、その雰囲気が伝わるように、3時ぎりぎりまで出店者は静かに路上で待っている。
直前にしか準備できない「規則」通りにしなさいと主催者はおっしゃり、楽しみにしてきているお客様はまだかといらつく。
こちらは焼き物メインだから鉄板が温まるのは販売開始所定時刻の3時10分をとうにすぎるのだ。
第1回ということでたくさん来られたお客様は、ホルモンが焼ける前から行列で、こちとら少しあわてたわけだ。

そういう事で、出だし好調の「材木町よ市」。
あとアルバイトが一人いれば、土曜の店営業もこちらも両建てでうまく運べるのにな。

そうそう、初回だから、いつもの「よ市」常連さん方々や、しばらくぶりの方たちと出会う。
この出会いも「よ市」の楽しみの一つなのだ。

翌日のJ3「グルージャ盛岡」公式戦もさまざまな開幕イベントとともに順調なスタート。
グルージャでの当方屋台名物の「豚丼」(固定ファン多し)を店に忘れたのはミソつけ。
名前は変わったが(いわぎんスタジアム)、設備老朽化により今年から電気を貸せないという事で、直前に大枚はたいて「インバーター発電機」を購入した。
これで、花火でもどこでも行けるぞと宣伝しておく。

3月末のテレビ岩手さんのイベントを含め、3組4日の今年の催事シーズンインはうまいこと進み、売上も思いのほか良かった。
4月の週末は休み1日、5月はゴールデンウィークも含め休み無しだが、行けるところがあるのは幸いと、体をごまかしながら催事部隊は進むのです。

(2)臨時休業

4月4日(月)臨時休業。





(3)神からいただいた突然の休みの過ごし方

そういう訳だから、月曜日はこれ幸いと「自愛」に励む。

12時まで、朝の家族の出勤見送りをはさみ、久々の半日睡眠を貪る。
寝溜めが効く歳ではないが、体はソファーから抜け出したくないと云う。

それでも工事現場は見ておきたいと盛岡へ向かうが、途中、紫波で「ラ・フランス温泉館」でサウナ3回と温泉に浸る。
体が軽くなるが、デジタル体重計は以上値を示していた。
見ぬふりをして逃げる。

工事現場で問題の解決を知り、安心して自宅・花巻へUターン。

はやる「心」はもちろん久しぶりの「小ぎく」詣で。





やっぱ、毛蟹だわな。



ほやほや、毛蟹の味噌には日本酒でございます。
大七温燗でございます。

そして、はじかみが無ければ、さわらも生きぬと知る夜。



数カ月ぶりの幸せなこのカウンター。
この次、いつ来れるかと、そう帰り際に思うのは毎度のこと。
ありがたき友と酒と肴。

(4)4月5日の自宅雑草畑の春の花たち













今年のむすかりは元気がない。
あれほどはびこっていたのに、どうしたこったい。

でも、一週間後はまた様相が変わるのだろうよ、春の庭。

(おつきあい、ありがとうございました。ラ・フランス余話はフェイスブックでどうぞ)

お~い木本、「をかしら屋」が「お菓子屋」始めるってさ!

2016-04-01 01:18:18 | をかしら屋
悩みに悩んだ。
この歳になると、悩みすぎると逆に頭の回転にブレーキがかかり眠くなるが、その夢のなかでも悩んだ。

「ホルモン一筋」と今年で約十年、豚内臓を一頭セットで仕入れ、毎日丁寧に洗って自慢の辛味噌とともに供する毎日。
その手触りで、「このホルモンの肌艶からすると、きっとおいしく召し上がっていただけるだろうな~」とか「たくさん子供を産んだあとの母豚の立派なコブクロだが、焼くとこれがまたいけるんだな~」などと、シンクの中の豚さんの内臓と会話を繰り返して来た。



鮮度なら盛岡一、県内二番(石鳥谷にあの敬愛する店がある)と自負し、日々精進してきたが、いかんせん腰をかがめての重作業、冬は冷たい水でアトピー肌も凍え、長年連れ合った足腰膝肘が歳には勝てないと弱気を吐き、喘息・静脈瘤・心房細動などと医者の戯言(たわごと)も気になり始めた。

従業員の手助けは心強いが、そろそろ自分の歳と体を考えなければと、ここ半年、うつらうつらと考えていたわけだ。

客の退けた夜半近く、カウンターの端のテレビの前の席に独り座り、ふとレジ方向を見上げると、そこには母の店から引き継いだ大黒様と恵比寿様の面が額縁に入れられている。

母は若いころ代用教員などを経て、父との結婚を機に新居に万屋(よろずや)を開業した。
父は職業柄、年のほとんどを現場泊まり込みで不在。
その間に、幼子の私を養いながら、体の弱い母は副業として慣れぬ商売を始めた。
小さい店は日常の生活品、お菓子、その頃は貴重品のジュースなどを置いており、地元民の利用もさることながら子供にも人気で、少額のくじ(風船やおもちゃが当たる)は小銭を握りしめたその子供たちの憧れでもあったと思う。

あぁ、ああいうのもいいなぁと郷愁にかられ、想いだしたのはこの昔話を聞いたときの長男の反応。
「おやじ、俺たち、もう一度、〇〇商店(母の店の屋号)はじめようよ」
成長とともに大人びてくるのか、少し奥に退いた感のある彼の目が、このとき輝いたのに驚いた記憶がある。

そして先週、今季初めての催事、アピオで行われたテレビ岩手の「わん博」に出店した際、子ども向けのイベントということでなかなか手持ちにそれらしいメニューが無いホルモン屋は、えいとばかりに「わたあめ」をやったのだ。



その「わたあめ」の反応。
子供たちの長い行列、興味深い目に、あぁやはりこれでいこうと決めたのだ。

結論が出れば動くのが早いのがワタシの自慢。

♫♫パンパカパ~~ン♫♫

この春から「ホルモン・焼肉 をかしら屋」は、

昼の部、朝9時から午後5時までは表階段から入店する「お菓子屋 昭和の駄菓子 〇〇商店(ワタシの名字=母の店の屋号をそのまま引き継いだ)」。
お菓子・ジュース・パン・雑貨とカウンターでは「わたあめ」「たい焼き」「たこ焼き」を供する。
できれば夏にはあの「マルカン大食堂」に勝るとも劣らない「十巻ソフトクリーム」を出したいと思っている。
そして、お子さま人気の「くじ引き」ももちろん。
店内はトーマスのプラレールが走り回っている。



夜の部は裏階段(といってもこのビル初期のワタシの店にあった「むらさき」はここが正面入口だったようだ)から入る、小上がり個室4室のこじんまりした「ホルモンと和牛の店 をかしら屋」を菓子屋が軌道に乗るまで営業する。

今朝方、大通サンビルから「ハンバーグのベル」さん並びにある当店の前を通る方は、カラフルな花模様に塗り替えられた外階段と新しい看板を見るに違いない。

大げさに広告展開はしないが、ぜひお立ち寄りいただきたい。
子供はもちろん、幼な心を持った大人にも楽しめるはずです。
また、明日からの「材木町よ市」と明後日のJ3「グルージャ盛岡」公式戦の出店では、催事一番人気の「鉄板焼き辛味噌ホルモン」の横で「わたあめ」「くじ引き」「リンゴ飴」「チョコバナナ」をお出ししようと思う。

皆さま、ぜひこの新しい「をかしら屋」の門出を祝ってください。

PS:なお、お祝いの花やお酒等は固くご辞退いたします。ぜひ、そのありがたきお気持ちは何枚かの「お札」にかえてお願いいたします。

じゃ、、

(2016年4月1日 店主)