あれは,あれで良いのかなPART2

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おくさーん,次官ですよー

2007年10月30日 02時00分40秒 | 政治・選挙
別にマチャアキ森光子さんの話ではありません。

防衛省前事務次官の守屋氏に対する証人喚問が今日行われました。多くの質問に対し,否定的な回答多かったようでした。

防衛長官経験者も宴席に同席=輸送機エンジン疑惑を否定-退職金返納検討・守屋氏 (時事通信) - goo ニュース

予防線貼りまくり

今回の件,インド洋ガソリンスタンド法のために必要であることから,自民党が民主党の要求をほぼ丸飲みした結果として実施されました。ところが,本来ならば,「数値偽装問題」を中心に取り上げるべきで下が,実際は「接待疑惑」に話が終始してしまいました。
したがって,結果的には「一次官のスキャンダル追求」に終始してしまった感じがします。もう少し,インド洋問題について突っ込んでも良かったのではないでしょうか。

さて,守屋次官の接待問題ですが,これについて,守屋氏は「200回程度の接待」について認めました。しかし,その他の事実についていずれも否定しました。いわば,「別に」的回答ばかりです。
なぜ,接待の部分についてだけは予定以上の件数の存在を認めたのでしょうか。理由は簡単で,「収賄罪封じ」の為です。
すなわち,接待も恒常的に行われれば,もはや接待とはなりません。いわゆる「家族ぐるみのつきあい」となります。また,頻繁に行われたと言うことで,「次官と業者」という立場だったのではなく,「友人同士」のゴルフに過ぎなかったことを強調したかったものと思われます。
つまり,「接待受けまくり」発言は,すなわち「これは,接待ではなく,友人とのお遊びだよ」ということをアピールするためであったのではないでしょうか。
もちろん,公務員倫理法からは,許されない行為であったといえますが,しかし,公務員を辞めた今,守屋氏が公務員として懲戒処分を受ける心配がないため,その点は「そんなの関係ねー」モードで200回以上と認めたのではないでしょうか。

一方,接待業者が山田洋行だけではなく,富士通子会社も同様の接待を受けていたことが判明しました。おそらく,叩けばまだまだ埃が出そうな感じがします。
そもそも,防衛予算って,アンタッチャブルと呼ばれているもので,本来は競争入札とするべきところを随意契約で処理しても,あまり突っ込まれませんでした。当然,随意契約となると,「いろんな思惑」が駆けめぐる青春状態になりますから,事務次官の影響力は絶大なものといえます。
とすると,多くの業者が集まってくるのは論理必然の関係にあるといえるでしょう。ここに,「次官と業者」というビューティーペアーならぬダーティーペアーが完成してしまうのです。

さて,今後ですが,自民党はこれで幕引きとしてインド洋ガソリンスタンド法案の審議に入ろうとしています。一方,民主党はあと9名程度の証人喚問を行ってからとして,真偽にはまだ応じない構えでいます。
守屋氏については,今後は「東京地検」任せになるのでしょうか?もちろん,それもありですが,それよりも,もう少し守屋氏の話が聞きたいものです。テーマは,やはり「インド洋関係」について。そして,「隠している政治家の名前の暴露」です。さて,どんな顔ぶれが出てくるのでしょうか?

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