あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

ババ抜きに参加

2007年10月08日 12時02分16秒 | 裁判・犯罪
いつもごひいきになっております「オフィスマツナガ」さまより,ババ抜きメンバーにご指名されました。
といっても,本当のトランプのばば抜きではなく(それに誘われたとすれば,それはそれで参加したいものですが),一部週刊誌にも報じられた「怪文書」についてです。
いやあ,私の場合,怪文書分析はどちらかといえば「地方議会選挙関係」が専門なので,今回のような「内部告発系」については,ちょっと専門外です。したがって,あまり込みいったことは避けますし,そもそもこの文書は「怪文書」ではなく,完全なる「内部告発文書」といえるため,ちゃんと解析するには周辺調査も必要となります。
そこで,ここでは当たり障りのない程度の話でお茶を濁そうと思います。まあ,そうすることで,ババも引く可能性低くなりますから。
なお,この怪文書,実名がもろ入っていますので,あえて直リンクは避けました。内容を確認したい方は,冒頭のオフィスマツナガさまブログからお探しください。

1 怪文書の概要
  毎日新聞社テナントビル内で,警備会社社員が長年に渡りビル内で窃盗行為をして逮捕された。その事実を毎日新聞社とその関係者がもみ消し工作をしたというもの。

2 毎日新聞社側の見解(ここは週刊誌情報による)
  窃盗行為で逮捕されたという事実があったことは認めているが,もみ消し事実については否定。

3 この怪文書の疑問点
(1) なぜこの時期に出たのか

  事件は2003年に発生したものである。なぜ今頃急に出たのだろうか。
  怪文書とは,飛ぶ鳥を落とす勢いのあるような者をターゲットにする場合が多い(だから,選挙中は出回るし,芸能人も天狗になり始めるとすぐに怪文書がばらまかれる。)。
  ところが,毎日新聞の場合,今そんなものすごい売り上げというわけでもなく,ものすごいスクープを報じているわけでもないため,このタイミングで毎日新聞を叩く必要性が乏しい。
(2) ストレートすぎる表現内容
  ここは私の専門外ではありますが,選挙の時にまかれる怪文書は,名誉毀損や公職選挙法違反すれすれの表現をしている。
  ところが,この怪文書は実名入りで,事案もストレートに書いている。つまり,事実の真偽にかかわらず名誉毀損が完全に成立するものである。
  しかし,作者はそれを承知の上で書いているとしか思えない。
(3) 内部事情に詳しい
  内容が,推測や伝聞で書ける内容ではなく,事件当事者及びその関係者でなければ書けない内容である。とすれば,明らかに内部事情に詳しい者が作成したものである。
(4) で結局何のため?
  これは全く不明。毎日新聞社で内紛があるようにも思えず,ここはもう少しちゃんとした方に分析してもらうしかない。
  ただ,前述のとおり,これは名誉毀損が完全に成立する文書であること,内部調査すればおそらく容疑者が絞り込めること,怪文書の作者はそのことくらい百も承知であること,にもかかわらずマスコミ各社に送付していることからすれば,名誉毀損で絶対に告訴されない自信がある何らかの事情があるものと思われる。
(5) あ,あのテナントが
  一つ微妙な立場にあるのが,年金問題に揺れるあの会社がテナントとして入っている点である。ただし,この事件とは直接は無関係なので,単なる偶然であればよいのですが・・。

 以上です。残念ながら,やはり門外漢なので,通り一遍な解析しかできませんでした。個人的には,毎日新聞社は何事もおそれずにこれを告訴して,犯人探しも含めて事の真偽を司法の場に持ち込むことがベストであろうと思います。隠蔽云々ではなく,まずは自分の名誉を守るべきといえるでしょう。

こんなもんで許してください→オフィスマツナガさまm(__)m

よろしければ1クリックお願いしますm(__)m人気blogランキングへ
ランキングジャパン