あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

暮れの元気なご挨拶

2006年12月31日 11時52分15秒 | 徒然日記
今年も残すところあとわずかとなりました。
今年1年,皆様方には大変お世話になりました。来年も引き続きご愛顧の程,よろしくお願いします。

ところで,今年1年を振り返ってみるとどんな年だったでしょうか。
個人的な見解としては,「化けの皮がはがれ始めた」,「スポーツに対する注目が高くなった」,「誤った自己責任」っていう感じでしょうか。

まず,「化けの皮がはがれ始めてきた」というのは,政治家(特に知事)の相次ぐ不祥事により,政界と経済界との闇の部分が見えるようになってきた点です。地検がついにその暗部にメスを入れてきたといえます。来年は,もっと鋭いメスをいれ,大手術をしてほしいと思いますし,私たち自身も,本気で「選挙とは何か」を考える必要があると思いました。
また,ライブドア事件や村上ファンド事件などのような「成金犯罪」も相次いで摘発されました。金儲けが悪いことではありませんが,やはり経済界もフェアにするべきなのだろうと思います。この点は,近江商人の理念を思い直してほしいなあと思います。
他にも,今年は企業や公務員の不祥事が相次ぎました。そのほとんどが「制度的疲弊」のように思えてなりません。
これらを踏まえると,2007年は「はがれた化けの皮を戻すのではなく,正しい皮を探して張り直す」という抜本的制度改革に着手できればいいなあ,と思います。これは,政治だけではなく,企業や地域,学校などでも同じことが言えるのではないでしょうか。

次に,スポーツに対する注目が高くなった点については,今年はWBC,トリノオリンピックやサッカーワールドカップなど大型イベントが多かったこと,スポーツ以外には明るいネタがほとんどなかったこともあり,必然的に注目が高くなったという点が上げられます。
もちろん,「参加することに意義がある」というスタンスからすれば,結果よりも経過が大事だというのが私の持論でしたが,そうはいっても,いざ試合が始まり,負けてしまうとがっかりするという自己矛盾的な応援態度,これはいかんなあと自分自身反省しています。
ただ,スポーツ選手は全員「すばらしい」という点は事実です。来年は大きなイベント事態はありませんが,今年同様私たちを感動させる試合を行ってほしいと思います。
一方で,「ハンカチ王子」や「新庄劇場」,さらには「松坂フィーバー」のように,試合そのものではなくパフォーマンスなどに注目が集まってしまうことも多々ありました。もちろん,全否定はしませんが,せっかくならば試合自体にも注目すればなあ,って思います。

次に誤った自己責任ですが,今年の漢字になったとおり,命に関する諸問題がたくさんあった点と絡んできます。いじめ自殺や酒気帯び運転死亡事故などが相次ぎましたが,根底にあるものは「自分さえよければそれでいい」という誤った自己責任論にあると言えるでしょう。
いじめ問題にしても必ず言われる「いじめられる方も悪い」というのは,あたかもいじめられた側の自己責任論を答うかのごとく述べられていますが,詭弁です。殺人犯が「殺された奴が悪い」と主張しているのと変わりはありません。仮に,いじめられた奴の方が本当に悪かったとしても,「だからいじめていい」という理屈にはなりません。今死刑囚となった人たちを私たちが勝手に殺してはいけないことと同じ話なのです。
酒気帯び運転も,モザイク画面で必ず出てくるのは「うるせー,飲んで事故起こすのは自己責任だ」などという運転手です。しかし,事故を起こせば必ず被害者がでますし,仮に人身事故でないにしても,壊された物の被害者,警察,保険会社,家族など多くの人に迷惑をかけます。これで自己責任なんていうのはちゃんちゃらおかしいっていうものです。
どうも最近の風潮として,なにかあると「自己責任」で片づけようとしがちですが,自省を込めてこの点は「本当に自己責任なのか否か」をしっかり見極められるようにするべきであろうと思います。

社会のニュースについては以上ですが,私個人としては正直これっていう変化はありませんでした。
あえていうと,「ブログ引っ越し」と「今年も目標未達成」っていうところでしょうか。
特に「今年は本を書く」と意気込んでいた割には,だんだんトーンダウンしてきてしまい,結局執筆以前に構想が錯綜してしまい,何を書くのかすらまとまらな状態で終わってしまいました(言い訳としては,書きたいテーマがたくさんあったので,っていうことで)。
こんな状態ですから,来年も「人に厳しく,自分に甘く」が続いてしまうかもしれません。この点は多いに反省しなければなあ,と思います。

そんなわけで,来年は本当に楽しいニュース,感動するニュースがあふれるような1年になればいいですね。
それでは,みなさま,よいお年を

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ビートたけしの超常現象

2006年12月31日 04時48分57秒 | テレビ・メディア
テレビ朝日で毎年年末恒例となった「ビートたけしの超常現象」ですが、今年も笑わしてもらいました。これを見なければ1年が終わらないです。

まあ、内容は全部中途半端ですが

以前も書きましたが、超常現象自体は私は本当に大好きです。あとは、「真偽を見分ける」ことが大事でしょう。そうすると、今のところほとんどが「偽者または何かの誤り、またはまったく別のもの」ということで解決できるものですが、ほんのわずかだけ、理屈がつけられないものがありますので、その点についていろんな研究をしていくと面白いのかなあ、って思います。
個人的には、「超常現象はあったらいいなあ」って思います。
今回の番組は意図的に突っ込みどころを満載にしましたので、ある意味「藤岡弘探検隊」状態にあるといえるでしょう。
しかし、石波元防衛庁長官がUFO問題に対してまじめにコメントしている点についてはちょっと笑ってしまいました。確かに危機管理という観点では対応を考える必要がありますからねえ(笑)。

テレビの感想としてはこんなところです。っていうか、楽しいお笑い番組(!)でした。
来年当たりは、私もこのブログで少しずつ超常現象の真偽について触れていければなあ、って思います(やばい、いきなりハードル高くしてしまった!!)。

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