豆とオリーブ

4歳の娘と私の日々日記

海のエコ

2007-12-02 09:30:03 | お姫様の日記
先日TVで『海のエコ』についてやっていた。
最近、世界の海で魚の乱獲、気候の変化が原因で魚量が激減しているらしい。
世界では空前の日本食ブームで、お寿司を食べる外国人が増えたため
以前は食べなかった魚が食べられるようになり、魚量が減ったのだそう。

イギリスではNSC(漁業管理協会)という魚の保全を目的とした団体があり、
この規定(乱獲をやめ、世代に継承できる漁業)をクリアした漁主さんたちに
NSCの認定マーク(シール)を許可し、販売の際に貼ることができる。
NSCを取得した漁主さんたちは団体からの援助や、
販売価格も少し高く設定される。
イギリスではNSCマークのある魚がスーパーで販売されており、
消費者もその内容を把握して購入している人が少なくない。
イギリスに限らず、やはりヨーロッパはエコ先進国だなあと感心した。

日本でもこのNSC取得のため
北海道の鮭漁、京都のズワイガニ漁の人たちが奔走していた。
NSC取得にはかなり厳しい審査を必要とし、
イギリスから審査官が来て調査し、その後イギリスで審議されるらしい。
日本でも来年あたりNSCマークを見ることができるかもしれない。

先日スーパーで買ったさんまは1匹98円だった。
日本では季節の魚が安価で購入できる。
でもイギリスに住む親友は鱒の切り身2切れ800円!とのこと
魚に限らず物価が高いらしい・・・。
日本の安価は乱獲によるものなのか、
海に恵まれているおかげなのか。

日本ではNSCマークの魚がいくらで販売されるのかな。
環境を思えばNSC魚だけれど、いろんな物価が上がってきているので
現実と理想はなかなか難しい・・・。
まずは身近なエコを大事にします

最新の画像もっと見る

コメントを投稿