オイルを抜いたとこで、クラッチをばらしにかかる。
クラッチワイヤーを外したいとこやけど、先がほちけとるんで今回は、パス。
クラッチカバーからパッキンも奇麗に剥がれ、再利用できそうや。先ず、クラッチ本体の真ん中についたるプレッシャープレートのげらい方の穴のスプリングをずらしてプレートを外す。
次にロックナットがもどけんように曲げたるワッシャをドライバーでしばいて、平に戻す。体制がきつて難儀するわ。
1次ギヤとの間にウエスをかまして17mmナットをもどくねんけど、緩んだ時にあんじょ手をぶつけてしもた。
ここから、特殊工具のクラアッチプーラーの出番や。こいつがデフケースに当たって入れにくい。ようようねじ込めてボルトを回すのに19mmのメガネがかまされへん。スパナやないとあかんねんけど、19mmのスパナは持ってへん。しゃないさかい、フレアーナット用のクロウフットを使て、苦労して回した。やっと、軽い衝撃とともに抜けた。こんどの時用にスパナを買うとかなあかんわ。
クラッチ板を抜くにはスピルが12時の位置にして、抜くらしいけどうまいこと抜けてくれへん。くるくる回してるうちに抜けよった。
今度もクラッチコンプレッサーを使てクラッチスプリングを縮める。これで、Cクリップが外せて、ばらすことがでける。ばらしてみて分かったけど、クラッチ板の張り付きは、ちょっと粘っこいオイルが付いたるだけで簡単に外れた。念のため、奇麗に洗といた。
組付けは、逆の手順やけどスピルを入れんのに苦労した。じっき落っちょる。クランクケースの奥へ落ちんとよかったけど、2~3べんどっかへ行って探し回った。一時は、見つからんと組立を諦めよかと思た程や。
ちゅうようなごたごたの内にで、蓋もでけた。クラッチレバーを握ってみたら、切れとるようや(そんな気がする)次は・・・・・
vespaと違って、エンジン降ろさなくてもクラッチ交換できるのは
いいんですけど、そのぶん体勢がきっついですよね~。
クラッチのセンターナット、私はインパクトレンチではずしてますわ~。
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