5ヶ月ぶりの外来患者ですわ。
12Vモンキーでんねん。
何でも、久々に引っぱり出して乗ったら、3速へシフトアップしたら回転
が上がれへんとのことや。
以前は、普通にいのいとったらしい。
エンジンは、普通に始動してアイドリングしょるし、空ぶかししたら8000rpmぐらいは軽う回りょる。
シフトアップしたからちゅうて、回転が落っちょる症状の原因みたいな、分かることあらへん。
酒を飲んどったさかい、試乗はでけへなんだけど、丁重にお断りした。
しゃぁけど、オーナーの方が一枚上手かして、修理を押し切られてもうた。
取りあえずは修理するちゅうことにして、原因不明で返してこましたろ。
後日、モンキーを試乗してみたんやけど、確かに、しばらく走ったらエンジンが吹けへん様や。
念のためプラグを見たら、おおかた真っ黒けで、電極の先っぽだけがげらい白い。
濃いんか、薄いんかさっぱりや!
永いことほったらかしにしとったようやさかい、取りあえずはキャブの穴掃除ですわ。
フロートカバーの底は奇麗なもんやし、ジェット類は詰まっとれへんようや。
一応、ジェットを全部外して、掃除しといた。
こんなけ奇麗やったら、ガソリンはあんじょう流れとるやろし・・・
キャブを組み付けてから、走ってみたら、よけ症状が酷なっりょったみたいや。
回れへんどころか、止まってまいよる。
どうも、ガス欠でとまりょるみたいな感じや。そのくせ、直ぐにエンジンがかかりょる。
やぁけど、キャブは奇麗やしなぁ?
次は、燃料コックを疑うてみた。
ガソリンタンクの中は、錆び一つあらへんし、ゴミも溜まっとれへんし。
この時期のコックはカシメとって分解でけへんようになっとる。
取りあえずは、タンクから外して、エアで吹いといた。
さてと、こんで後は、電気系統か?
こいつは、お手上げなんで、せめて掃除でもして返すことにしょぉっと。
掃除してるときに、キャブのフロート室のエア抜きが、けったいなとこに開いとったんを思い出した。
そこへホースが繋がっとるんやけど、穴をふたいでまうような格好になっとる。
真鍮の棒がパイプ状になっとって、パイプの円周上にエア抜きの穴が開いとる。
そこへ、ホースを挿したるんやさかい、エアが入れへんのかも?
だめ元で、このホースを抜いたった。
ほんで、そこたら辺を走ったけど、症状が出えへんさかい、こいつを悪もんにしといたれ。
掃除を仕上げて、厄介な症状が出んうちに早よ返さなあかん。
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