ほんま、ご無沙汰でんなぁ。
半年ぶりの登場で、クランクケースのベアリングを抜きまんねん。
ほんまやったら、くそ暑い時期に火の修行をせなあかんとこやったんやけど、今やったら有難いくらいの修行ですわ。
クラッチバスケットを外したかったんやけど、シャフトを抜かんことには外りょれへん。
そんなんで、ストーブに火を入れて、火炙りの刑に
クランクケースを強火で少々炒めて適温
(120℃くらいで、シャフトを軽くコン
コンいわしたら、ベアリングがいのきょ
った)になったら、火から下ろします。
こっから、本格的にしばいたんやけど、この状態から抜けよれへん。
よう見たら、1次ギヤにシャフトのぶとなった部分が当っとる。
そら、抜けへんわ! 無理かりしばかんでよかったぁ。
こっから、クラッチバスケットのCリングを外して、
しばいたらここまでは抜けよる。
こんだは、この中途半な状態のままで、シャフトのベアリングを叩き抜く。
シャフトからベアリングを抜くんやけど、ギヤプーラーの先っちょの爪が隙間に入りょれへん。
シャフトとバスケットをあっちこっちいぢり倒しす。ほんま、パズルみたいなエンジンやで。
ほんで、ようよう入るだけの隙間が空いて爪がかかった。
よよう、ベアリングが抜けた。
ベアリングは、叩き込んだ時に記号が見える向きに入れるらしい。
シャフトとシフターをケースから抜く。
続いて、クラッチバスケットを抜くんやけど、こいつも癖もんや。
いっちゃんげらい切り欠きをこの位置にせんと、出てきょれへん。
後、2個や。
ストーブの芯の調整をせな、火がげらなっりょりまへんねん。