同級生の爺婆ハイキングでんねん。
今回は、去年が開創1200年で賑やかやった高野山ですわ。
毎回どっかの電鉄会社のイベントやったんやけど、高野町が出してるガイドブックを頼りに 行きますんや。
高野山詣には、高野七口ちゅうて七通りの古道があるらしい。
その内、京大坂道ちゅう道で南海学文路駅から女人堂までのルートや。
学文路をスタートしたら、先ず一山を越さなあかん。
一山目のちょっぺんたや。
折角登ったのにこっから一旦、丹生川まで下りて、目の前の山に登らなならん。
次の山へは、きっつい坂が待ち受けとった。
へぇこら言うて登った後、スタンプポイントで休憩しとったら、後から来たわしらよりジジィが平気な顔して、先に行っきょった。
この道は、せばいのにぎょうさん車が通りょる。
フラフラで歩いとんのに端へよけたら、崖からどまくれてまいそうや。
極楽橋駅までに日本最後の仇討ちをした場所があって、討たれたもんの墓がある。
ちょこっと脇道へ入った山の中にあるねんけど、歩いてたからこそ分かる場所や。
ほんで、極楽橋駅や。
赤い手すりの橋が、「極楽橋」。
極楽へ行けるかは別として、橋渡ったらあの世へ行ってまう程しんどい。
ここにもポイントがあって、ゴム印が置いたる。
こっからは不動坂ちゅうて、きっつい坂を登る気やったんやけど、相談の上へ理屈をつけて楽を選んでもうた。
歩いたら、45分程かかるとこをこいつやったら、じっきや。
中途から傾斜がきつなっりょる。
画像では傾斜がよう分からんけど、歩いてたらと思たら・・・
極楽、極楽。
5分程で高野山駅に到着や。
いつか、天空に乗ってみたいと思てたんやけど、車窓から見る景色は歩いたコースから見た景色と変わらんし、線路よりか高い場所やさかい、あんまし値うちが無いか?
女人堂まではバスで移動して、奥の院までは歩きや。
去年のこと思たら、高野山も空いとるみたいやけど、相変わらず、かの国の人らは何処でも居とる。
奥の院には、弥勒石ちゅうのがあるんやけど(この場所は、撮影禁止)ここ数年で石が3代目ぐらいになっとるようや。
久々に石を上げたら、指を挟んでもうて痛いわ!
願い事をぎょうさんし過ぎたからかぁ?
いにしは「高野号」で帰ったんやけど、九度山駅までは以前に乗った大井川鉄道井川線と雰囲気がよう似とる。
身近にえぇとこあったんや。