工具の段取りもでけたさかい、ようよう外しにかかった。わんにゃ固かったけんど、そこそこの音と共に外れたようや。
最初は、音とショックで工具が潰れたんかと思たくらいや。
部品を引き抜いたらテーパーになって割の入ったワッシャーが入っとる。部品の内側もテーパーになっとて、ナットを締め込んだら、シャフトの先っちょ(画像で白い部分)で首を絞めとるようや。
念のため、シャフトの先っちょの径を測ったけど、テーパーにはなってない。それにしても、げらい勢で首を絞めとったもんや。
部品の反対っ側の内側には、シャフトに入るようにスプラインが切ったぁる。
こいつが取れたら、クランクケースに留めたるナット5個を緩めるだけ。ちなみにナットの締付トルクは平均39N/mやった。
今度、組み立てる時に気付けなあかんのが、この3本のボルト。クランクケースにデフケースを取り付けてもうてからやったら、入れへん。先に通してからクランクケースに付けなあかん。
へてから、この2個のカラーも。
このカラーのシリンダー側の方には、デフケースを締め付けたぁるボルト8本の内、1本だけ短いやつを使う。
あと残るは、バックギヤをスライドさすアームや。6角シャフトに入ってるEリングを取ったら、シャフトが抜けよる。へてからアームをむりかり広げて、ギヤの溝にはまってる板を抜く。こんどは逆にアームを絞って、ケースから出てるピンをクリアしたら、やっと取れよった。
構成部品はこんな感じ。
デフケースの中もすっきりしよったわ。
デフケースには、クランクケースから出てるシャフトのとこと、バックギヤをいのかすレバーの2カ所にオイルシールが入ってる。このサイズのオイルシールを探さなあかん。
デフケースののうなったエンジン本体はだいぶと、かさが減った。
デフケースは左右の合わせ面もクランクケースとの合わせ面もガスケットが入っとれへん。オイル漏れせん方が不思議なくらいや。