人生がもうすぐおしまいになる。
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年を取って慌てないでいいようになった。
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なるようになる、これでよくなった。
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一つ行き着いたこと:人間、偉くならないでいい、ということ。
(事実、偉くならなかったから,負け犬の遠吠えになるだろうが)
偉くならなくったって人生は楽しいのだ。
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これでいいの自己肯定が、いつも、何処にいても、最高地点だ。
人生がもうすぐおしまいになる。
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年を取って慌てないでいいようになった。
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なるようになる、これでよくなった。
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一つ行き着いたこと:人間、偉くならないでいい、ということ。
(事実、偉くならなかったから,負け犬の遠吠えになるだろうが)
偉くならなくったって人生は楽しいのだ。
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これでいいの自己肯定が、いつも、何処にいても、最高地点だ。
お昼は牛丼だ。
昨夜のすき焼きの残りを、ご飯に載せていただく。
どっちもあつあつにして。
老人だから,分量は少なくする。
そしてその後は布団に転がり込んで昼寝を決め込む。
楽ちん老爺。
自己卑下を生やした猫のみゃー子は、しょっちゅうその卑下髭を嘗めています。
唯我独尊の尻尾だらりの猫のだらりー子はお昼寝が好きで、尻尾を後ろ足に巻いて、しょっちゅうとろとろりしています。
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どっちもかわいい猫ちゃんです。
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「我が我でいられること」を最高最善最上にしている唯我独尊猫は、のんべんだらりです。特別、なんにもしないでいられるのです。
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自己卑下は自己要求がきついのです。自己解決を通そうとします。ベルトをきつく締めています。
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その対極にある唯我独尊猫は、この世のすべてのパワーによって「満たされている我が身」の感得に長けています。
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でもどっちがいいかは分かりません。好きでいいのです。
好きなことをする。嫌いなことはしない。
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老人はこんな我が儘が通ります。
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人と接していないからできることです。一人でいるのだからこれでいいんですね。
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みなさん、早く老人になって下さい。こんな時間が過ごせます。
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いや、老人にならなくともできるかもしれません。
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華やかさを競って人と比べたりしないでいたら、何処にいても、若かろうが年寄りだろうが、「己こそが己の主人=大将・王様」をしていられます。よね。きっと。
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自己卑下からすすすっとさよならをしたらいいんですよね。
老人のわたしの頭は、畑のこと野菜のことで占領されています。狭い空間です、老人の頭の領域は。
これだから、ほかの情報が座を占める余地がありません。まったく「井の中の蛙」になっています。
いいんですいいんです、これで。他の情報を増やしたところで,老人がそれを役立てることはないのですから。
薬師瑠璃光如来 本願功徳 経 大陀羅尼はこうです。
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なも ばぎゃばてい びせいじゃ ぐろ
べいるりや はらば
あらじゃや たたぎゃたや
あらかてい さんみゃくさんぼだや
たにゃた おん
びせいぜい びせいじゃ
さんぼりぎゃてい そわか
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薬師如来は東方に瑠璃光浄土を建設して人々を迎え取ってくださっています。西の方角には阿弥陀如来の極楽浄土があります。薬師如来はお医者さんです。医療技術が発達していなかった時代では、いまよりも何倍も何十倍も、頼りにされていたでしょう。
エッチって、どうしてそういうのかなあ?
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エッチ度って計れるのかなあ?
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少ない分量の人と多い分量の人とがいるのかなあ?
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適量の人が大半かなあ?
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エッチ度0って人はいないよなあ。
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悟りに達したらそのエッチ度「0」になるのかなあ?
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煩悩が多い人ほどエッチ度数が高くなるのかなあ?
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だったら、それはエッチ度数=煩悩度数ということになるなあ。
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エッチ(H)を通り越したらアイ・愛(I)になるのかなあ?
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ふふふふ、ふ。
エッチと愛は重なり合っていると思うけどなあ。
気持ち。持っている気が気持ち?
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持ったり持たなかったりしているのかなあ?
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気を持って気持ちよくしていたいなあ。
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持てば持つほどに気持ちよくなるのかなあ?
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ほどほどの適量があるのかなあ?
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気が、気持ちよくなるのかなあ?
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それとも、その気があれば、ほかの肉体の諸器官が気持ちよくなるのかなあ?
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気持ちの気は、そうすると、単なる誘発剤の役割なのかなあ?
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気持ちよさを感じる器官が、気なのかなあ?
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どっちしたって、いい気持ちでいたいなあ。今日一日いい気持ちでいたいなあ。
北風小僧のカンタロー。ひゅるるーんるんるんるんるん、寒うござんす。ひゅるるるるるるん。
外は寒い風。風が吹いて、気持ちまで寒うござんす。
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これじゃ、何処にも行けないなあ。
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じゃ、読書タイムに当てるとするか。机の周辺に堆く積もっているわい。
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いやいや、これからはずっと北風小僧の出番になりそうだなあ。
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里山はいやが上にもものさみしくなるなあ。寂寥度が加わるなあ。木の葉が散って散って散って、はらはらと舞い上がって。
あ、やっと光が!
地上に光が届いてきました。明るいです。
10時になっています。
待ち望んでいた光です。
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ですが、光が寸断されます。するとすぐに地上が暗くなります。
不安になります。
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光が戻るとわたしの不安は消えます。
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光は偉大です。わがこころにも降り注いでいたことが分かります。