渋柿を買って来ました、１袋７個入りを６袋。合計４２個。昼御飯の後で、作業に掛かりました。包丁で丁寧に皮剥きしました。それを紐に結んで、２階の日当たりのいいベランダに吊しました。
もう最初に吊しておいたのは出来上がっています。完成しています。我が家で食べておいしかったので、人様にもお分けしました。残り少なくなったので、充当しました。
夕方近くにやっと目白さんが来ました、おそろいのカップルで。
庭の梅の木の小枝に、蜜柑を刺しておきました。そこへ。
おいしそうに蜜柑の蜜を吸って帰りました、山へ。
おいしかった、ありがとう、また来ます、とチュンチュン鳴いてから。
蜜柑を半分に切って梅の小枝に刺しているのだけれど、目白さんは来ない。ときおり声はしているんだけど。
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我が家の庭の蜜柑には、まだ気がつかないで居るんだろうか。
友人が、おれたちの集落はもうすぐ限界集落になりそうだ、と言った。独居老人の家庭が増えているらしい。若者が住み着かないらしい。高齢者が一人死にまた一人死にして、空き家が増えて行く。集落自体が成立しなくなる日がやがて近いうちに来そうだ、と彼は不安がる。
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それは彼の住んでいるところだけの現象では、しかし、ない。わたしの住んでいる集落でもほぼ同じような深刻な現象が進んでいる。たぶん、日本の国の何処にでも、こういう不安があるだろう。
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どうしてこんなふうになってしまったんだろう？
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田舎ではダメなんだろうか？ 都会の暮らしでしか人間の幸福が追求できないのだろうか？
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田舎にいて農業をして暮らしを立てている家庭がほぼ０に近くなっている、わが田舎では。高齢者ばかりでは農業も成り立たないのだ。
エアコンをオンにして部屋暖房をした、ついに。
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ようやく少しだけあたたかくなった。
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電気代が高くなる。できるだけ支払いを減らそうとこころがけているが、寒さには耐えきれない。
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働いていない老人でも寒い。収入が少ない老人でも、やはり寒い。
菩薩様のように利他行だけをして暮らして行ける人も、いるかもしれない。しかし、我が意に反して、恥ずべき不利他行をして暮らしている人もいるかもしれない。
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もしかしたら入り交じっているかもしれない。
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利他行は相手にプラスだけを与えることができる。不利他行はその真反対だ。マイナスを与えてしまっている。
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利他行をこころがけていても、結果的にはそれが裏目に出ているということもあるかもしれない。
その反対もあるかもしれない。不利他に及んでしまっていても、それが転じて、利他を結果しているケースもあるかもしれない。
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利他をしてもそれを驕っていたら、鼻に掛けて威張っていたら、それは鼻持ちならない悪臭を放つことになる。不利他行をしていても、それを恥じることがあったら、それはそれで幾分かは粛清されるかもしれない。
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老爺はもはや人の中へは入らない。一人で居ることが多い。できるだけ他者への影響、プラスの影響もマイナスの影響も、少なくしてくらしていたい。他者からのプラスの影響だけは頻りに受容しているくせに、である。
おはようございます。今日も寒い日になっています。もうすぐ午前９時。外気温は５・２℃です。炬燵に入っていて暖を取っていても、炬燵に入れない指先は冷たい。
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昨日最後の落花生を掘り上げました。６株。収穫量は僅かでした。夕食においしく食べました、塩茹でにして。落花生の後には、種を蒔いて育てていたカリフラワーの苗を移植しました。
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午後３時から夕方日が暮れるまで裏の畑で黙々とただ黙々と草取り作業をしました。浴室の丸椅子に座って。休み休みしながら。草取りをした後は、スコップで天地返しをして、畑を耕しました。これがわが老人の一日の暮らしでした。
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今日その続きをします。まだ草が残っています。作業はお日様が昇ったあとにします。午前９時現在は太陽の姿は見えていません。曇り日です。
