<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

豊かな成果だけを享受して

2014年12月13日 10時40分36秒 | Weblog

杉の木を植林してそれから幾十年かしないと杉は建築資材にはならない。だから我が家の木造住宅に使われている杉材は数十年か前の人の愛情によるものである。愛情が旨みを発してくるまでには長年月がかかっている。

いまそれを受けている。いまそれをさぶろうが受けている。受け手をさぶろうが独り占めしている。時間をぎゅっと凝縮させていいとこ取りをしている。さぶろがこの場で宇宙中の愛情を受けている。それもほしいままに、だ。

宇宙がこうなるまでの過程もそうだった。育成の期間だけでも億年かかった。さぶろうは億年を待たずしてこれを受けている。地球が生命を育むまでに億年かかった。それからさぶろうのような人間が出現するまでに億年かかった。

その歴史の最先端でさぶろうは生きている。億年の年月を待たずして、受けられる分をみんな贅沢に受けている。

幸運を100乗、1000乗してやっと受け取れるのだ。それをさぶろうは濡れ手に粟して掴み取っている。それまでにかかった苦労のことはなんにも知らない。いざこざのことも知らない。対決や闘争のことも知らない。爆発収縮のことも知らない。超克のことも知らない。知らないでいいようにしてある。

万物が生成発展するために必要としたあらゆる難題は解決されて、完成されたその成果だけがさぶろうに供与されている。山々が青々としている。海が深々と豊かに紺碧をなしている。空が澄み渡って広がっている。そのど真ん中にさぶろうが悠然として棲息している。

 

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目が飲む光はおいしいねえ

2014年12月13日 10時20分47秒 | Weblog

光はおいしいねえ。ごっくん。またごっくん。目が飲んでいる。目の胃袋が是を咀嚼して消化し栄養にしている。さぶろうはこうして健康増進を図れることになる。

健康維持のための栄養の摂取口は口からだけではないらしい。どうもそうではないならしい。目も喰うらしい。鼻も喰うらしい。耳も喰うらしい。指の皮膚も喰うらしい。腹の臍も喰うらしい。

で、目の胃袋、目の腸、目の肝臓、心臓、肺の臓などなどもあるらしい。鼻にも耳にも皮膚にもそれぞれその手の消化器官、循環器官などもあるらしい。

みんなこうやって働いてくれてたんだあ。さぶろうをよろこぼそうとして、総動員をしていてくれてたんだあ。ではさぶろうはどうか。よろこばそうとしてくれたその分くらいはよろこんでいるか。おい、どうだ、さぶろう?

光はおいしいねえ。朝の光はおいしいねえ。12月の冬日の光だから、うっすらなんだが、おいしいねえ。ごっくん、またごっくんとこれを飲む。光の原液はとろとろと蜜になって渦になって流れ込んでくる。

仙人にでもなったような気分でこれを飲んでいるさぶろう。難しくもなくやすやすと楽々と飲んでらあ。たあいないさぶろう。おどけたさぶろうの目、鼻、口。

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息を吸わなくなるとどうなるのか

2014年12月13日 08時40分27秒 | Weblog

吸う分の空気を毎日スーパーまで買い出しに出掛けて行かねばならないとしたら? そこで買い出しをして来なければならないとしたら? ランクが上等から下等まで100ランクほどあって値段がそれぞれに異なっていたら? 

吐く分の空気をゴミ出しみたいに袋に詰めて出さねばならないとしたら? 大きいものから小さいものまで1袋ごとに引き取り料金を払わねばならないとしたら? 汚れがひどいものは受け取らないとしたら?

??? ??? どうなるだろう? さぶろうにこのクエスチョンのトラブルが解決できるだろうか。

でもでも、大丈夫。大丈夫なのであった。空気を吸うにも吐くにも、どんなトラブルも起きないからである。難しいこと、厄介なこと、面倒なことはなんにも起こらないからである。吸いたいだけ吸って吐きたいだけ吐けばそれでいいのである。それも何処にいても、いついかなる時であろうと。自由に。自在に。好きなだけたくさん。

大宇宙の愛情本部からさぶろうの鼻元まで届けて来るのである。気前よく「美味しい空気をふんだんに用意しています。さあどうぞ腹の底の底までたっぷりどっさり吸って下さい」と言って誘って来るからである。もちろん代償が求められることもない。汚した空気を吐き出すとこれをそっくり引き取ってくれるのである。拒否されることは一度だってなかったのである。これがすべて自ずから、オートマチックに成立しているのだ。

(代償を求めてこないところがさすがだなあ。代償を求めてこなくとも成就しているところ、ここを仏界とか法界とか真如界とか言うんだろうなあ)

このカラクリはいったい誰のために仕組まれたか。言うのもおこがましいが、これはすべてさぶろうのためであった。なぜここまで巧妙に高等に、僅かの傷もなく完全に仕組まれたか。こうすることでさぶろうをよろこばせるためであった。かわいいさぶろうの肉体の維持をはかるためであった。(ここを考えると泣けてくるねえ)

肉体の健康維持には空気が不可欠だったからである。では何故ある時期にこの機能が停止して長く息絶えてしまうのか。息絶えて肉体の死を迎えるのか。肉体の生命からレベルアップを果たしたからである。次のレベルの幽体、あるいは霊体へ進化上昇したからである。幽体、霊体には空気は必要ではなくなっているからである。われらの生命体は、嬉しいではないか、こうして幾度も脱皮を繰り返して向上して行く。

わが幽体や霊体の呼吸するものは新しくなる。(車の燃料がガソリンから水素に変わるようなものなのかなあ?) その一つがプラーナだ。意の気である。これもやはり大宇宙から自然体に届けられてくるから、心配は無用だ。平等にこの恩恵にあずかれる。わが生命体はこうして生命を維持しながら進化の旅、向上の旅、よろこびの旅を続けて行く。心配するところは何一つないのだ。安心しきっていていいのである。

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