来年の手帳

いくらなんでも気が早すぎるだろうと思う。

昨今、手帳がブームだそうで、年の変わり目に本屋に並ぶ手帳種類はものすごい数だ。
それを選ぶ楽しみ、というのがあり、自分もハマってしまうのだが、いくらなんでも10月の頭はないだろうと思う。

あと3か月近くも今年がまだ残っているのに。

いつも手帳を付け始めるときは、来年こそは理想的な年にしよう、と決意に燃えるわけだが、
年度末にもなると、必ず思い通りにならなかったことの方が多く、反省し、再度、来年こそは、となるのだが、
10月に新年の手帳を選ぶ、というのは、今年の残りの期間を捨ててしまうような「気がする」ので、よくない。
思い通りにならなくても、12月まであれこれもがいて、すこしでも頑張って、そのうえで来年を迎える気分になりたい。

安易なリセット願望を促しているようで今の時期、来年の手帳を見るのは嫌だ。