なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

存在価値

2014-11-30 17:58:30 | 日記
人の、表層的な部分は変わる。
全く違う人になったか、と思ってしまうような変化もざらにある。変化は環境、状況によってもたらされる。

これは変化に関しての受け身な面だが、一方で、自分もまた周囲に対して働きかけているわけであって、その存在は、周囲を変えている、ということも言える。
ただ、個人が受ける影響のほうが、個人が周囲にもたらす影響より、たいていの場合、大きい。

誰だって、程度に差はあるが、周囲に影響を与えている。それが存在価値だ。
自分なんて大したものじゃないから、と、安易に卑下することはたやすいが、それは、自分も他者も見くびっている。
たいしたもんじゃないかもしれないし、ひょっとしたら大したものかもしれない。
それはわからない。わからないが、できれば、良い影響をもたらしたい。
存在価値が、プラスの価値であるように、頑張らねば、と思う。


家業

2014-11-29 14:58:59 | 日記
ビジネス、と言う言葉は、なんとなく情を交えずクールに利益のみ追求する、と言ったイメージがあるが、アメリカ英語では小さな露店もbusinessと言うから、せいぜい「商売」、くらいの意味なのであろう。
商売の規模がやや大きくなればお客さんの顔が直接には見えず儲けのみを追いかける、ということもあるかもしれない。だが小さな家業ならそうはいかない。目の前のお客さんに喜んで貰わねば、次また来てくれるとは限らない。いいものを売って満足していただく努力が必要である。それを「真心こめて」と言ってもいいと思う。
小規模な商売は真心を失ってはダメだ。それは職業倫理と言うべきものだ。



ネコと出会う確率

2014-11-28 12:41:31 | 日記
散歩コースに、ネコがいることがある。
このネコと出会う確率は?

(ネコが、その場所その時間帯そこにいる確率)×(自分がその日その場所を散歩している確率)を計算すればいいのか。

だが、出会うか出会わないか、二つに一つ、という考え方もある。

極めて重要な判断は、むしろ、後者の立場で考えることが多いような気がする。
数学的確率を用いての判断は、たとえば保険会社の商品設計のような場面で役に立つはず。
十分に多数の試行が可能な状況においてのみ役に立つのでは。
一度きり、一回きりの人生においては、うーむ、だ。




通過点

2014-11-27 15:46:13 | 日記
合格はゴールであり、スタート地点だ。
では不合格は?

不合格は通過点だ。
厄介なのは、どこに向かっているのかわからなくなることだ。

同じ方角を、依然として目指すのか、それとも?

その決断を、歩き続ける中でしなければならない。
通過点なのだから、歩きながら判断しなければならないし、そのほうが正しく決められる。

通過点なのだから、将来、振り返れば、それは思い出になるはずだ。

のび

2014-11-26 13:10:04 | 日記
誰かを妬んだりひがんだ気持ちで入ると、判断を間違える。しかも間違えたことに気づかず、気づいていない者同士で連帯し、排他的、閉鎖的な集団を作っていく。

優れたものを認めたり、幸せな人を祝福するのは、正しい意味での自尊心がないとできない行為だ。
自分の存在価値を見いだせていない場合、自尊心を正しく有することができない。心のひずみが拠り所を求めるので、安易な方によりかかる。

そのように過ごし、一生を終えることも可能だ。だが、御免被りたい。生きていれば歪むこともまた必然だが、日々大きく伸びをすることで真っ直ぐを取り戻す努力を怠らないようにしたい。