他塾のホームページを見ることが多い。
尊敬する塾は、合格実績などについても、全く誇張がない。
ある程度の修飾はあっても、基本的に事実が並んでいるだけだ。
塾は、合格について、「うちに通ったからこそ受かった」という表現を使いたがる。
しかし、それは間違いだ。 合格は、当たり前の話だが、生徒さん自身が勝ち取ったものだ。
塾はサポートをしたに過ぎない。
だから、私の塾も、決して、誇大広告、誤解をわざと招くような表現は慎しんできたし、これからもそうする。それが、信頼を信頼を寄せていただく唯一の方法だと思うからだ。
たくさんの生徒を集めたい、という願いはあるが、あくまで正攻法でいきたい。
震災などもあったけど、幸い大きな被害もなく、まあ順調な年だった。
塾をやっていると、合格した子のことを思えばしみじみ「良かったなあ」と思えるのだが、
残念なことに全員が受かっているわけではないので、少し顔を険しくして、来年に向けての反省点を練らなければならない。
いままた、来年度受験の生徒さんが、何人か入塾を決めてくれた。責任をヒシヒシと感じる。
頑張らなければ。
今日が年内最終営業日。でも 明日も少し仕事はするが。
来年こそは、全員が受かる塾にしたい。
「私は年に150冊の本を読む」という人の話をよく聞いてみるとその大半はビジネス本であったりする。
ビジネス本は読書にカウントしない方がいいと思う。
自分がつかんだ成功法を、非常に安易に無反省にだらだらと書き連ねているだけのものが多いと思う。 個別の体験を一般則にまで昇華しようとする考察がなければ、まあ、成功者の自慢話、以上のものではなくなる。それはそれで耳を傾けるに値する部分もある場合もあるが、200ページ読んで1ページそんな部分があればいい方だ。
ビジネス本なんて、全く役に立たない、なんていうつもりもないが、それで知性や教養が深まった、なんて勘違いしないこともすごく大切だと思う。
おせち料理をまともに食べたことがない。
自分が生まれ育った家は、子供のころ、豚をさばいたのをほぼ1頭丸ごと買ってきて、
北海道の寒いところだったから、冬の間暖房をつけない部屋は部屋丸ごと冷凍庫となるので、ここに置きっぱなしにし、正月料理として豚肉を食らい続けるのだった。
何ともワイルドな感じだが、自分はこれが大好きだった。そして、ちまちましたおせち料理は食べたいとも思わなかった。
今も同じことをしているわけではないが、正月の料理はそのような感じであったらいいな、と思う。彩美しいおせち料理は、デパートで眺めるだけで充分だ。