貨幣価値

どんな価値でも金銭という統一基準でおしはかられれば、意味を失い、質の違いはなくなり平準化される。それは貨幣の優れた機能だが、だからこそ忘れてはいけない事もある。
同じ1000円でも、対象と状況でその価値は全く違う。もちろん、誰でも場面に応じて使い分けている。が、同時に貨幣の持つ強力な力に振り回されている。世の中の仕組みがそうだから、振り回されるのは仕方がないが、振り回されて、本来の意味を見失ってしまわないよう、よくよく気を引き締めたい。

今年も本当にお世話になりました。良いお年を。

次の段階

　次の段階に入った明確なシグナルがある場合はいいのだが、いつの間にか、と言うこともある。この場合、意識がなかなかな切り替わらず、出遅れる。また、気づかない、と言うより変化を認めたくない気持ち、というのものもある。

　結婚や子供の誕生、あるいは転勤異動昇進などは、人生の節目ではあるが
次の段階であるとは限らない。

もうすでに、次の段階に入っているのかもしれない、と、心に留める必要がある。

本心

目を開いていても起きているとは限らないし、笑顔だからといって上機嫌とは限らない。

それでも、目を見開いているべきだし、笑顔を絶やさないようにしたい。

周囲の人のために、そして自分のために。

本心を偽る、のではない。
本心をコントロールする、のだ。

あの人は今

あの人は今、を知ったところでどうにもならない。なのに興味を惹かれてしまう。

その後の人生がどうであったのか、条理を見い出せば安心するし、不条理を知れば嘆いてみたりする。

誰もが、一度きりの自分の人生としか向かい合うこはできない。だから、他人の人生でifを試したくなる。あの人が今どうなっていようと今の自分には全く関係ないが、別コースを覗いて見たくなる。
　
が、覗いてみて、参考になったり教訓を得たりすることはごくまれだ。下世話な好奇心が満たされてそれでおしまい。

あの人の今、を知ろうとするより、自分の明日を考える方がずっといい。

やりがい

やりがいは求めるものではなくて、見つけるものだ。

そこにあるわけではない。
誰かが用意して待っててくれるわけがない。期待して何もしないのは、単なる甘えだ。

見つけようなければ、見つかるわけがない。