なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

計画

2013-01-31 16:08:10 | インポート
計画を立てても、必ずと言っていいほどその通りにならない。

だから計画を立てるのは無意味、という人もいる。

自分の考えは、少し違う。

最初に建てる計画は、やる気、気合の表明だ。目標といっていいかもしれない。

しかし、途中でその計画をどんどん修正していかなければならない。
これは現実に対応して、のことだ。これが大切だと思う。

とても計画が達成されそうになければ、ついつい投げ出してうやむやにして、新たに仕切り直し、
としたくなるが、ぎりぎりまでそれは我慢し、手直しをして、修正を加え、あきらめる部分はあきらめて、粘る事項を絞り込んでしつこくいくべきだ。

自分の過去を振り返って、淡泊に過ぎた反省からこのようなことを思うようになった。


卒業アルバム

2013-01-30 18:06:34 | 日々雑感
 高校生のころと比べて、情けなくなるほど変わってないな、成長していないなあと日々感じている。
それでも、卒業アルバムの自分の写真を見ると、つくづくジジイになったなあと思う。

 手元にはおいてないが、久しぶりに見る機会にめぐまれた。

 あのころはそれなりにいろいろ悩み、好きだったフレーズは、青春時代、という歌の
「青春時代が夢なんて後からほのぼの思うもの。青春時代の真ん中は胸に刺さすことばかり」というサビの部分。
本当にそうだようなあ。青春時代がいいなんて、年寄りたちの懐古趣味に過ぎない、と思っていた。

 そして、いま、まさにその昔を懐かしむ立場になったら、ものの見事に、「懐古趣味に走る年寄り」になっていた(笑)
色々悩みがあったとはいえ、いやあ、懐かしいなあ。
もう一度戻りたいか、と問われれば微妙な部分もあるが、それでも若いっていいなあ、と思ってしまう。

 今が嫌だ、というわけでもないが。


目的合理性と価値合理性

2013-01-29 16:35:20 | インポート
今までずっと、目的合理性を追求してきた。
平たく言えば、公務員試験塾なので、公務員試験に合格することを最大の目標とすること、という意味。

これからもそれは変わらないが、
どんな企業にも社会的使命があるのなら、
価値合理性を顧みることも大切だと思うようになった。
簡単に言うと、「こんな勉強、何のためになるの」という問いに答えることだ。

もちろん、何らかの思想性を追求する、というわけでは全くない。
しかし、自分が今学んでいることは、単に試験で得点するためではなく、世のため人のためにつながるんだ、
との信念があったほうが、はるかに有意義だ。

学ぶことの意味、よく考察し、言葉にして明確にして伝えていきたい。


本当は誤解だらけの「日本近現代史」

2013-01-28 17:39:12 | インポート
八幡 和郎著:本当は誤解だらけの「日本近現代史」 世界から称賛される栄光の時代 を読んだ。

明治維新から現代にいたるまで、政権担当者に注目しつつ、様々な再評価をはかる好著だと思う。
少し前に読んだ、孫崎亨「戦後史の正体」とは宰相についての評価が逆になっている場合が多く、興味深い。
例えば、吉田茂は「本当は誤解だらけの・・・」においては戦後の日本を立て直した大政治家、という評価だが、「戦後史の正体」においてはアメリカにひたすら追従した情けない首相、となる。

どちらの著書も、非常に読みやすい。併せて読んだら、自分なりの近現代史観を形成するのに有益だと思う。


ややこしい社会情勢

2013-01-27 18:55:35 | インポート
現代の社会情勢を把握しようと思うと、一番困難な点は、情報が整理されていない、ということにつきると思う。
いろんなサイドからの見方があるので、非常にややこしい。

でも、それで正しいのだと思う。それぞれの立場によって見解が異なって当然なのだ。

むしろ、歴史的事実、として確定してしまったことは、わかりやすいからこそ危険でもある。長い時間の中で散霧してしまったたくさんの想念を、想像し掘り起こす努力を忘れてはいけないと思う。