なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

当選確実

2012-01-31 17:39:57 | インポート

数的推理の問題ジャンルの一つに、当選確実には何票必要か?というのがある。

例えば、100名の有権者がいて、5人の立候補者がいる。 このうち上位3人が当選するのだが、当選確実となるのは何票からか、というものだ。ちなみに、この場合、答えは26票だ。

テキストには、公式などが乗っている。

その考え方の背景にあるのは、「最強の次点者を考えて、それでも負けないだけの票数」ということだと思う。

先ほどの問題で言うと、

最強の次点、はつまり4位の者。この者がなるべく多く得票する場合を考えるので、5位はゼロ票とする。

すると残り4人で100票を分けることになる。平均すると一人25票。ここから票が移動したとする。すると、票を得たものは確実に自分より得票数が少ないものが一人はいることになる。

したがって26票とれば当選確実である。

つまり、残りの74票を3人でどう分割したとしても、3人とも26票より多く得票することは不可能である。 

もし、25票なら、残り75票となって、3人が3人とも25票、の場合は決選投票が必要になり、当選確実ではない。

というのが基本的な考え方。ここまでマスターしたほうがいいと思う。


久しぶりの香林(2)

2012-01-30 17:49:00 | インポート

昨日日曜日。先週下見に行った、中華料理屋に、教え子、元同僚の先生、と3人で食事をした。

彼は、日本でも有数の、就職先として人気ランキングをとれば昔から必ずトップテンに入る企業に就職が決まったのだが、それは、「恐らく自分の大学から就職できたのはここ数年で自分ひとり」とのことだ。同期となるのは東大京大早稲田慶應がゴロゴロ、という状態らしい。

彼は、職種を絞る作戦を取ったそうだ。そして、面接においては定型の決まり文句、ではなくて、なるべくコミュニカティブであることを心掛けたそうだ。

これは非常に重要なポイントだ。公務員試験にも共通する部分がある。

面接練習をしていると、大体の質問に対してこう答える、というのが完成してくるが、そこで満足してはダメなのだ。そこから、本当のの感情をこめて自分を表現できるようにならなければならない。そこまでいかずに本番を迎えてしまうことがないように、早い段階から自分の考えを整理して、表現できるようにしておく必要がある。

 

彼の話を聞きながらそんなことを感じた。


数的推理の図形問題

2012-01-29 12:58:04 | インポート

高校でも図形問題はあるが、それはほぼ確実に三角比、三角関数、ベクトル、積分、などへと発展する問題であり、中学までの知識でとける問題はない。まあ、当たり前だ。現行の教育課程だと、数Aの中に平面図形があって、三角形や円の定理なども含まれるが、総合問題となると、これらが独立して問われることはあまりない。

しかし、数的推理の図形問題は中学までの知識でとける問題ばかりだ。まあ、方べきの定理などは中学の範囲かといえば微妙だが。

それは逆に、解くのには図形的なセンスの良さが必要な問題でもある。パターンを覚える学習では対応できないタイプも含まれる。だから、苦手な人が深入りするのは危険でもある。

一方で、パターンを覚えていれば、モロ、という問題もある。だから、苦手な人でも全部捨てるのではなくて、基本問題と基本定理を抑える程度のことはやっておいた方がいいと思う。

もちろん、自分の勉強の持ち時間や、学習能力との相談になると思うが。


参考書の差し入れ

2012-01-28 18:00:01 | インポート

合格した生徒さんが、使わなくなった参考書を寄付してくれた。

すごくうれしい。

私は参考書マニアだ。アマゾンをかなり使いところまでつついて入手する。ヤフオクも利用する。

しかし、どうしても手が出ない参考書がある。それは、どこの書店にでも置いてあるタイプの本だ。

いつでも買える、という点と、もう一つ、どこにでも売っているタイプの参考書は実は使い方が難しいのだ。

公務員試験に必要な科目が、全教科少しずつ載っているいるタイプ。

自学で臨む方はまずこの手の本を買ってきて勉強することが多いのだが、

何分一教科ごとの分量が少なすぎるので、どの科目も自分にとって有効な持ち駒になることなく、本番に突入する。

このタイプの本は、最後のまとめに使うのは極めて有効だと思う。よくまとまっているし、問題数が少ないということは、特に重要な問題を選んでいる、ということでもある。

でも、勉強の始めに持ってくるのは間違いだと思う。

そんなわけでなかなか自分で購入できなかった本が手に入った。もっと有効な使い道がないかも検討してみよう。


H23年度最後の最終合格

2012-01-27 17:36:32 | インポート

埼玉県警の合格発表があり、うちの生徒さんも最終合格しました。おめでとう!!

この方が、当塾としての23年度の最終合格者のラストです。

昨年23年度は16名の方が就職を決めました。一人の方が複数合格するケースもあるので、延べ合格者数は21名です。

これから、公務員としての活躍を願っています。

当塾も、実績において23年度を上回ることができるように、今年もがんばります。