自分の力や才能が、思っていたほどのものではない、と知った時、どうすればいいのか。
まず、僥倖に感謝すべきだ。奢り、自惚れて突進すれば大怪我に遭う。そうならなかっただけでもありがたい。そのことに気がつく事が出来たのは、大変にありがたい。
で、その上でどうするか。
1つは、己の器を心得て、出過ぎないようにやり過ぎないようにして過ごす。
2つは、力を高めようと、ありったけの事を試みる。
1が現実的であり、賢明だ。が、退屈であり、臆病であるかもしれない。
2を選ぶのは、果敢で勇敢だ。が、消耗は避けられなく、犠牲になるものもあり、さらに、リスクを伴う。
基本的には1、時には、2というのが望ましいのだろう。
もっとも、その前に、気づかなければならないのだが。