なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

集団指導と個別指導

2013-06-30 06:17:04 | インポート
 集団指導の講師は、バスの運転手、およびガイドのような役割だとすると、個別指導は、タクシーの運転手、だろうか。
いや、そうであってはならいと思う。

 個別指導は、自転車の乗り方をサポートするような感じで取り組まなければならない。
漕ぐのは生徒。倒れないように、そっと助けてあげる。推進力は自力によらなければならない。

 個別指導塾の講師は求人が多く、入り口は広いが、生徒の学力をきちんとあげる講師になるのは、簡単なことではない。


必要十分条件

2013-06-29 15:56:57 | インポート
必要条件を、十分条件のようにすり替えた広告が多いと思う。

 「努力すれば、合格する。」というが、努力は、合格するための必要条件だ。なくてはならない。しかし、努力だけで合格できるとは限らない。ゆえに十分条件ではない。
この言い方をを、つきつめていくと、「~さえやれば絶対大丈夫」という言い方になっていくのだが、さすがにそこまでの表現だと胡散臭い。
それでも、あとをたたない、ということは、この手の表現に騙されてしまう人が多い、ということか。
 
 それもわからなくもない。追い詰められた心理状態なら、わらにもすがる気持ちになっているからだ。

 塾を営む者として、こうした行為は厳に慎まなければならないと思う。


リスクをとる

2013-06-28 13:24:45 | インポート
 リスクをとることは勇気がいる。
そして、その勇気をもて、と鼓舞する人も少なくない。
 
 勇気をもって、挑んでかなければ切り拓けぬことも多い。
ただ、ちょっと苦々しく思うことは、そのように勧める者が、ひたすら安全なところに身を置きながらそうのべている場合が多いことだ。

 危険なことに挑戦するのは、内心ひやひやで、見た目はみっともないことが多い。かっこよい言葉より、情けないセリフしか出てこないことが多々ある。でも、それが挑戦の真実だと思う。

 そうしたみっともなさも覚悟したうえで、挑む気持ちを忘れたくない。


思考の癖

2013-06-27 15:48:12 | インポート
 先入観、ともにているが、ちょっと違う。
何かを考えるとき、いつも連想する順番、いつもたどる道筋、のことだ。

 それが、筋がいいものであれば問題ないのだが、
そうではない場合、厄介な障壁となることがある。
 
 そのままでいい癖もあるが、改めるべき癖もある。
だが、思考の癖の場合、気づくのが本当に難しい。
自分の周囲の人、とくに、自分と全然違うことを考えている人の、話に耳を傾け、自分との相違点を考察する必要がある。
受け入れれるかどうかは別として、そこまで考えなければならない。

 成長するためには避けて通れないことだと思う。


積極的に

2013-06-26 16:37:45 | インポート
パソコンが普及し始めたのは、自分が20代のころだった。
いまでは、パソコンが全く触れない、というのであれば、会社勤めはまず無理、というくらいの時代になった。

普及し始めたころ、覚えることを避けて通り、なんとかギリギリ逃げ切った世代は、今の60代以上だろうか。

新しい技術、考え方にはすぐにはなじめない。また、すぐに、「なくてはならないもの」となるわけでもない。今までのやり方で、当面の間はしのいでいける。しかも、その方が能率がよい場合も多い。

 だが、それではだめだと思う。旧来のやり方を全面否定する必要もないが、新しいことに果敢に挑戦していく気概がないといけないと思う。