”The King's Speech”
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/9d/c6d460c57df1cfd79a1fd7d27fc5564b.jpg)
先日CSで放送されていたので、随分久し振りに又観直しまして、今更ですが。
この作品は、2010年のイギリス、オーストラリア、アメリカ合作作品。
第83回アカデミー賞では、作品賞、主演男優賞等4部門を受賞しています。
キャスト:
監督 : トム・フーパー
脚本 : デヴィッド・サイドラー
製作 : イアン・カニング、エミール・シャーマン、ガレス・アントウィン
出演:
ジョージ6世(ヨーク公アルバート=バーティー) : コリン・ファース
ライオネル・ローグ : ジェフリー・ラッシュ
エリザベス妃 : ヘレナ・ボナム=カーター
エドワード8世 : ガイ・ピアース
ジョージ5世 : マイケル・ガンボン
大司教コスモ・ラング : デレク・ジャコビ―
ウィンストン・チャーチル : ティモシー・スポール
スタンリー・ボールドウィン : アンソニー・アンドリュース
ネヴィル・チェンバレン : ロジャー・パロット
ウォリス・シンプソン : イヴ・ベスト
他
内容概略は、
子供の頃から吃音に悩むヨーク公アルバート(後の国王ジョージ6世)が、妻エリザベス妃と言語
療法士ライオネル・ローグと共に吃音を克服し、国民に愛された国王として生きたという実話を元
に映画化された作品で、又この作品ではジョージ6世とライオネルの友情、国王に就任する葛藤、
国王のスピーチが必要とされる時代背景が感動的に描かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/d4/8e1fa204f083e08aa70409633742da37.jpg)
吃音に悩み、スピーチをする事が大の苦手としていたヨーク公アルバート。
あらゆる治療法を試みてはいたものの一向に改善せず、悩んだヨーク公夫人エリザベスは最後
の手段としてオーストラリア人の民間治療師ライオネル・ローグのの元へ夫を送り出します。
ライオネルは、アルバート(バーティー)の吃音の原因が、ジョージ5世の次男として生まれ 幼い
頃から厳しいしつけとそのストレスであると考え、斬新な療法を試みアルバートのストレスとコン
プレックスは次第に吐き出され徐々に効果が表れる様になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/15/54f33346edce33f3e44169aec80f44a8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/30/322b3c80e941cf42e7953e83f48990fb.jpg)
そんな折、父のジョージ5世が逝去し、兄のエドワードがエドワード8世として王位に就くが、離婚
歴のあるシンプソン夫人との結婚を望み、議会の反発にも遇った為退位を決意する。
その為、弟であるアルバートが王位に就くことになる。
一度は意見の相違で喧嘩別れをするアルバートとライオネルだったが、戴冠式を控え、スピーチを
しなければならなくなるアルバートは再びライオネルの協力を請う事に。
そして1939年9月、折しもポーランドに侵攻したドイツにイギリスは宣戦布告をすることになり、
国王ジョージ6世は、国民に向かって最も苦手なスピーチをせざるを得なくなる。
国民、兵士達、王族、議会の面々達が固ずを飲んで待ち受ける国王のスピーチ。
マイクに向かう国王の前にはライオネルが控え、国王を力ずける。
(このスピーチのシーンは観る度涙が・・・・)
兎に角、出演者が豪華で、経験豊かで老練な俳優が顔を揃えている事もあり、何よりプレッシャー
に苛まれる1人の人間としてジョージ6世の苦悩を演じ切ったコリン・ファースの演技が素晴らし
いです。
実は、コリン・ファースはジョージ6世役の候補としては、ヒュー・グラント、ポール・ベタニー
に続く3番目の候補者だったそうで、確かに外見はほっそりしたジョージ6世とは異なりますが、結
果的他の2人が降りた為コリン・ファースに決定され様です。
ラブコメからシリアスな役迄どんな役でも素晴らしい演技のコリン様(何時も”様”付け)ですから、
この作品でもアカデミー賞主演男優賞受賞は納得の名演技だと感じます。
又、惜しくも助演男優賞を逸したローグ役のジェフリー・ラッシュも何とも云えない良い味を出して
います。
マイケル・ガンボン、デレク・ジャコビ―等登場場面は少ない勿体ないと思われる贅沢な顔ぶれ。
この作品では、退位してシンプソン夫人と結婚を決意したエドワード8世の2人はやや冷ややかな
描き方がされていますが、これは仕方ないのかな?と思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/0f/bc68e727018007150dd54f817747a1c3.jpg)
このエドワード8世とシンプソン夫人に関しては、以前別の視点でマドンナが脚本、監督、主題歌
担当した作品がありました。
『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』 ”W.E.” : ”Wallis and Edward”
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/d2/b24e36664b1e64fef7e3311a57de38a2.jpg)
作品的にはどうなんだろう・・・という内容ですが、個人的に出演者視点で大いに釣られまして・・。
エドワードにジェームズ・ダーシー、そして、アルバートにローレンス・フォックス(出番は少な
いですが)という嬉しい顔ぶれで。
概略は以前コチラに書きましたのでご参照下さいませ。
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先日CSで放送されていたので、随分久し振りに又観直しまして、今更ですが。
この作品は、2010年のイギリス、オーストラリア、アメリカ合作作品。
第83回アカデミー賞では、作品賞、主演男優賞等4部門を受賞しています。
キャスト:
監督 : トム・フーパー
脚本 : デヴィッド・サイドラー
製作 : イアン・カニング、エミール・シャーマン、ガレス・アントウィン
出演:
ジョージ6世(ヨーク公アルバート=バーティー) : コリン・ファース
ライオネル・ローグ : ジェフリー・ラッシュ
エリザベス妃 : ヘレナ・ボナム=カーター
エドワード8世 : ガイ・ピアース
ジョージ5世 : マイケル・ガンボン
大司教コスモ・ラング : デレク・ジャコビ―
ウィンストン・チャーチル : ティモシー・スポール
スタンリー・ボールドウィン : アンソニー・アンドリュース
ネヴィル・チェンバレン : ロジャー・パロット
ウォリス・シンプソン : イヴ・ベスト
他
内容概略は、
子供の頃から吃音に悩むヨーク公アルバート(後の国王ジョージ6世)が、妻エリザベス妃と言語
療法士ライオネル・ローグと共に吃音を克服し、国民に愛された国王として生きたという実話を元
に映画化された作品で、又この作品ではジョージ6世とライオネルの友情、国王に就任する葛藤、
国王のスピーチが必要とされる時代背景が感動的に描かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/d4/8e1fa204f083e08aa70409633742da37.jpg)
吃音に悩み、スピーチをする事が大の苦手としていたヨーク公アルバート。
あらゆる治療法を試みてはいたものの一向に改善せず、悩んだヨーク公夫人エリザベスは最後
の手段としてオーストラリア人の民間治療師ライオネル・ローグのの元へ夫を送り出します。
ライオネルは、アルバート(バーティー)の吃音の原因が、ジョージ5世の次男として生まれ 幼い
頃から厳しいしつけとそのストレスであると考え、斬新な療法を試みアルバートのストレスとコン
プレックスは次第に吐き出され徐々に効果が表れる様になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/15/54f33346edce33f3e44169aec80f44a8.jpg)
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そんな折、父のジョージ5世が逝去し、兄のエドワードがエドワード8世として王位に就くが、離婚
歴のあるシンプソン夫人との結婚を望み、議会の反発にも遇った為退位を決意する。
その為、弟であるアルバートが王位に就くことになる。
一度は意見の相違で喧嘩別れをするアルバートとライオネルだったが、戴冠式を控え、スピーチを
しなければならなくなるアルバートは再びライオネルの協力を請う事に。
そして1939年9月、折しもポーランドに侵攻したドイツにイギリスは宣戦布告をすることになり、
国王ジョージ6世は、国民に向かって最も苦手なスピーチをせざるを得なくなる。
国民、兵士達、王族、議会の面々達が固ずを飲んで待ち受ける国王のスピーチ。
マイクに向かう国王の前にはライオネルが控え、国王を力ずける。
(このスピーチのシーンは観る度涙が・・・・)
兎に角、出演者が豪華で、経験豊かで老練な俳優が顔を揃えている事もあり、何よりプレッシャー
に苛まれる1人の人間としてジョージ6世の苦悩を演じ切ったコリン・ファースの演技が素晴らし
いです。
実は、コリン・ファースはジョージ6世役の候補としては、ヒュー・グラント、ポール・ベタニー
に続く3番目の候補者だったそうで、確かに外見はほっそりしたジョージ6世とは異なりますが、結
果的他の2人が降りた為コリン・ファースに決定され様です。
ラブコメからシリアスな役迄どんな役でも素晴らしい演技のコリン様(何時も”様”付け)ですから、
この作品でもアカデミー賞主演男優賞受賞は納得の名演技だと感じます。
又、惜しくも助演男優賞を逸したローグ役のジェフリー・ラッシュも何とも云えない良い味を出して
います。
マイケル・ガンボン、デレク・ジャコビ―等登場場面は少ない勿体ないと思われる贅沢な顔ぶれ。
この作品では、退位してシンプソン夫人と結婚を決意したエドワード8世の2人はやや冷ややかな
描き方がされていますが、これは仕方ないのかな?と思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/0f/bc68e727018007150dd54f817747a1c3.jpg)
このエドワード8世とシンプソン夫人に関しては、以前別の視点でマドンナが脚本、監督、主題歌
担当した作品がありました。
『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』 ”W.E.” : ”Wallis and Edward”
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/d2/b24e36664b1e64fef7e3311a57de38a2.jpg)
作品的にはどうなんだろう・・・という内容ですが、個人的に出演者視点で大いに釣られまして・・。
エドワードにジェームズ・ダーシー、そして、アルバートにローレンス・フォックス(出番は少な
いですが)という嬉しい顔ぶれで。
概略は以前コチラに書きましたのでご参照下さいませ。
やはりCSでご覧になったんですね? 私も全く偶然に見つけ、本当に久々に観直しました。
あのスピーチのシーンは泣けますね。 コリン様バンザイ←全く同感です!
それにしても、”同じ次男でもこうも違うかと”← ホントにね。これも全く同感です。
改めてコリン様の素晴らしさを感じました。 素敵な作品ですね。
最初の方にパパが出てくるので、必然的にこの映画を思い出します。
叔父貴も登場しますがほぼ完全に悪役、その陰にいるのがアメリカ人妻で、昔も今もアメリカ人嫁は英国王室の鬼門だなあ、と面白いです。
日本の皇室も大昔からドラマのネタは満載だと思いますが、絶対にイギリスのように上質なエンターテインメントにはできないですね。
お~遂にNetflix契約なさいましたか。 いいなぁ。 私も毎日の様に悩んでいる所で。良い作品多いで
しょ? 『The Crown』は観たくてずっと気になっていたドラマです。 オリヴィア・コールマン好きだし、マッ
ト・スミスがフィリップ殿下役で出ていましたよね。パパ出演してましたか。叔父君は色々な作品に登場して
いますね(悪役多いですが) この所パパも含めてローレンスの選挙運動に力が入っている様で、どうなる
んだろう・・・と連日気になっている所(話しが逸れました)。
本当にイギリスの王室ネタドラマは多いですが、どれも質が高くて、エンターティンメントとしても見応えあ
る作品が多いですが、偶に不敬罪にならないのか心配になることもありますが(笑)
日本の皇室ネタは色々規制もあるでしょうし、なかなか難しいのかも知れませんね。
ローレンスさんちは「ジャッカルの日」以来おじさまの大ファンです。年とって悪役でも素敵。
あ、そうだったんですね。 ドラマを観ていないもんで早とちりをしました。
この所連日ローレンスの動向が気になっている所だったので、何でもフォックス・ファミリーへ脳内転換
してしまいました。慌てモンで思い込み&恥ををさらけ出しましたね(汗) こちらこそスンマセンm(__)m
フォックス家のおじさまは大活躍で、良い味出してますね。
ローレンス自身は今後どうなるか分かりませんが、弟君、いとこ君、時々パパ達が活躍しているので、こ
れはこれで楽しみです。
ご丁寧にお知らせ頂き有難うございました。