The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

これから読む予定のミステリ:Jul./2(2024)

2024-07-15 | ブックレヴュー&情報
通常リストアップする作品は ”刊行/発売予定待ち”の作品が主で、へそ曲がりなものとしては他のリビュー、
”ナントか賞受賞作品”、とかはあまり気にせず感覚で選んでいたのですが、今回は新刊ではなく、過去出版作
品から選んでみました。

読んだことがあるかもしれないし(忘却)、多少覚えている作品もありますが まっさらな気持ちで読んでみ
たいと思います。又今回は多少過去評価も考慮、参考にさせていただきました。

※ 『失われたものたちの本』 ジョン・コナリー

創元推理文庫 2021年3月11日発売

【内容概略】
≪母親を亡くして孤独に苛(さいな)まれ、本の囁(ささや)きが聞こえるようになった12歳のデイヴィッド
は、死んだはずの母の声に導かれて幻の王国に迷い込む。赤ずきんが産んだ人狼、醜い白雪姫、子どもをさら
うねじくれ男……。そこはおとぎ話の登場人物たちが蠢(うごめ)く、美しくも残酷な物語の世界だった。
元の世界に戻るため、少年は『失われたものたちの本』を探す旅に出る。本にまつわる異世界冒険譚。 ≫

全米図書館協会アレックス賞受賞作

宮崎駿監督作品「君たちはどう生きるか」の下敷きになったと言われている作品で、ファンタジーではありな
がら、単に子供向けとは言えない、むしろ大人が読んでいい作品なのではないかと思います。

※ 『乱れからくり』【新装版】 泡坂妻夫

創元推理文庫 2024年7月12日発売

【内容概略】
≪玩具会社部長の馬割朋浩は、降ってきた隕石に当たり命を落とす。その葬儀も終わらぬ内に、今度は彼の幼い
息子が過って睡眠薬を飲み死亡。更に馬割家で不可解な死が連続してしまう。一族が抱える謎と、「ねじ屋敷」と
呼ばれる同家の庭に造られた、巨大迷路に隠された秘密に、調査会社社長・宇内舞子と新米助手・勝敏夫が挑む。
第31回日本推理作家協会賞受賞作にして、不朽の名作。≫

初版は1977年の作品で、第31回日本推理作家協会賞受賞作品

多分未読の作品だと・・・・(はっきり覚えていないので・・・・)
今回新装版発売との事で、チャンと呼んでみようと思います。

又、この作品は、1979年に映画化されているとのこと。
松田優作主演だそうですが、残念ながら観ていないです。


※ 『魔女の隠れ家』 ジョン・ディクソン・カー

創元推理文庫 1979年4月1日発売

【内容概略】
≪チャターハム牢獄の長官をつとめるスタバース家の者は、代々、首の骨を折って死ぬという伝説があった。
これを裏づけるかのように、今しも相続をおえた嗣子マルティンが謎の死をとげた。〈魔女の隠れ家〉と呼ばれ
る絞首台に無気味に漂う苦悩と疑惑と死の影。カー一流の怪奇趣味が横溢する中に、フェル博士の明晰な頭脳が
ひらめく……!≫

この作品も何度か改定版が発売されているようですが、原作が発売されたのが1933年。
ギデオン・フェル博士初登場の作品です。

間違いなく読んだはずの作品ですが、全く霧のかなた(←恒例フレーズ)でしたが、数日前に某所で紹介されて
いたので懐かしく思い出し、再読しようと・・・・。




(source : 創元社& etc.)






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