ヴィレッジメイド 又は、ケンティフォーリア・ヴァリガータ、ベルデジャルダン、ラ・リュバネとも。
ケンティフォリア系、1839年フランス作出。ロゼット咲き。
このケンティフォリア系というのはダマスク系とガリカ系を祖とするもので、花弁数は100枚近くとなる
ようです。かなり古い系統で、17~18世紀のヨーロッパ宮中で愛好されたのだとか。ロココのバラとも
呼ばれるとのこと。
白地にピンクの絞りが入るものの淡い色味。最後には蕊が露出(ボタンアイ)するまで花が開いていきます。
しかも香りが強いため、ローズエッセンスを採取するための品種でもあるそうです。
古い系統のコーナー(直植え)に入って行って見つけたのですが、まだまだ花芽がついている。どんどん咲いて
いくのかな?と思いきや、春に咲いたら、また来年なんだそうです。